多いね。医療過誤。21世紀に入ってから昔じゃ考えられなかったようなケースが急増したよね。
医療行為を騙った人殺しだよこれは。団塊ジュニアが臨床に立ち始めた頃からじゃないかな。
偏差値至上教育の絶頂期に大学へ入った子達だからね。勉強の出来る子が医学部へ、という風潮が最も強い時期だった。
そんな世間の風潮の中勉強しか出来ない・取り柄がないいわゆる点取り虫の子達がこぞって医学部へ入学したわけだ。
当時は調査書にスポーツでの実績があるかどうかなんて医学部って所ではほとんど評価されなかったし、面接すら無い所も多かったからね。
あったとしてもお勉強が出来てそこそこ従順ならハイ合格。ザルみたいなもんだったんだよ当時の入試なんて。
そんなザル試験で医学部に入った子達がこれまたザルの医師国家試験に通って、
おかしいよねあれは、税理士や建築士は別格としてあれじゃ司法試験と較べても簡単すぎる。
そのザル試験で量産されたザル医者がいま現場で生きた患者さんにメスを入れるっていう恐ろしい世の中になっているわけだよ日本では。
医療事故、とはいうけどこれは始めに言ったとおり人殺しだよ。医療行政による殺人なんだよこれは。
医師という職業へのね、入り口からして間違っちゃってるんだよ。戦後の大改悪でね。
職業は世襲が大原則、といったら少々古いかもしれないけれど、勉強だけで逆転できるのは明らかにおかしいだろう。
仕事ってそんな簡単なもんじゃない。
職業間の流動性を高め過ぎたツケを、これから数十年間掛けて命で贖って逝く事になるんだよ日本人は。
世の中そんなに甘いもんじゃないって事だ。