80年代から一貫して進められてきた「行政改革」「構造改革」とは、つまりは土光改革のことです。
他板にも貼りましたが、教育界においても、寺脇氏本人が認めています。
ttp://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/01254/contents/732.htm
(寺脇は左翼どころか、あらゆる意味で保守本流の思想を受け継いだ人物です)
URLで、寺脇氏本人が認めていますが、昨今のゆとり教育論争とは、霞ヶ関
における、教育界の「行政改革」主導権争いのことです。

多くの学力低下論者の動きが怪しかった(文科は批判するが、その向こうにある大きな政財官
の流れにはいまひとつ関心が無い)のも、当然でしょうね。
寺脇=左翼 というのは、まさに寺脇氏こそが保守本流の思想の実行者に他ならない・・・
この事実を覆い隠すために、半ば故意に撒かれたデマだと考えています。

誰も教育のことなど本気で考えてはいなかった。日本人はあらゆる立場の人々に
捨てられたのですよ。日本の学界・教育界などこんなものです。
(もちろん、土光臨調・臨教審の影響力に気づいていた人もいたようですが。
 しかし、気づかなかった人、気づいていたのに見て見ぬフリをしていた人の
 方が多かった・・・ということです)