タクシーは戦時統制以後、法人でまとまった台数を運営するのが基本とされ、
個人タクシーは戦後しばらくしてから改めて制度が作られたものだ。
昔から、ある程度大きな資本を投下して行うサービスという性格が強い。

運転代行は逆に、モータリゼーションの激化と交通事故問題の悪化を背景に
法規制が十分でないままに広まって、
近年になって法整備、公安委員会への登録制などで、ようやく業界が公に管理されるようになった。
そしていまだに、ありもののクルマで日銭を稼ぐというスキマ産業的性格が抜けてない。

一見似てるようでだいぶ違う業種だと思う。