>>607
スズキは初代で一気に減らしたものを、安全装備やボディ拡大などで余計に増やしたくないから、
どこかで帳尻合わせるために別の軽量化を施した。
初代の840kgという数字から大きく増やすわけにはいかない、そして絶対に守らなければ
ならない等価慣性重量ランク850kgがあったからだ。
まず数字の呪縛が先にありき。
先代より大幅重くなれば、または等価慣性重量ランクが変わって燃費がガクッと落ちれば
販売サイドから不平が出る。

n-box の場合は初代がかなりスペーシア比で重く作られていたから、減らせる部分は多い。
それは全てげずったら150kg(初代スペーシア比で-50kgくらい)軽くなった。
(モーターファン別冊NBOXのすべてより)
そのままで出せば、燃費や加速で有利だっただろうが、マテリアル質感や剛性を上げるために
あえて重く仕上げた。