赤字転落のホンダで吹き荒れる「内紛」の全内幕
こんな会社に誰がした
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65230


>ホンダの経営中枢にいた元役員はこう指摘する。

「今の経営体制ではホンダはいずれ経営危機を迎えます。トップの八郷隆弘社長にせよ、ナンバー2の倉石誠司副社長にせよ、経営をかじ取りする力量がない。

経営陣を総入れ替えする荒療治が必要だ。昨年の株主総会ではOBの一部株主が結託して解任動議を出そうとしていたくらいです」

>こうした事態にメーンバンクである三菱UFJ銀行も経営介入を準備しているとされる。

三菱UFJ銀行はホンダ系下請け企業に資金を貸し込んでおり、四輪事業がさらに苦境に落ち込めば、下請けが疲弊するとの危機感も強い。

現役社員が語る。

「ホンダは『末期癌患者』のようなものと言っていい。将来に期待していませんし、30代、40代の若い社員も将来がないと絶望して自発的に転職しています」

内紛だらけの社内では、不満が渦巻き、空中分解寸前と言っても過言ではない。