超小型車は、実質的に電気自動車限定規格だからなぁ。
エンジンの場合は排気量が125ccまでに制限されている。これではたとえ1人乗りでも性能が不十分か安全性が不十分で、ガソリン車は現実的な選択肢にならなそう。
一方、電気自動車は何と言っても高価い。補助金を付けても高価い。当分は、物好きでエコ意識過剰な金持ちしか買えない。
それに、超小型車用の駐車枠が設定されるかどうかも現段階では不明。まあ、市販車が市場に出回り出す頃にはそういう枠が作られるんだろうが、スローペースだろう。
超小型車は、住宅街のゾーン30を買い物のために移動する「高級な濡れない原付」だな。

>>349
エコカー減税だって、効果は購入数増加だけじゃないぞ。「減税対象にならないクルマから減税対象になるクルマに消費者が流れる」という効果がある。
「どのみち買い換えるつもりだったけど、減税になるならこっちで」という決心が間違いなくある。
要は、税にしろ車体価格にしろ駐車場代にしろ燃料代にしろ、コストが下がるならばそっちに選択肢が移るというのはどの商品層にもある。
それでも、「その商品の購入と維持に係るコストの最低ラインが下がれば、今まで手を出さなかった人が手を出すようになる」とは言える。

特に、セカンドカー需要に与えるプラスの影響は大きいだろう。
現状では、たとえ最低ランクの軽自動車を選んだとしても、持っているだけで軽自動車税が年間7,200円(←端金だけど)かかり、地域によっては駐車場代が年間20万円以上かかる。
古い車体を選んだなら燃費の優位はそれほどでもなく、軽自動車人気のため車体価格は中古でも決して安価くはない。
そんなに金が掛かるのではセカンドカーは持ちたくない、てか持てない。
制度とインフラの整備を要するが、税金が年間0円になり、駐車場代が半分になり、圧倒的な燃費性能で燃料代も安価く済む車体があったら、我慢していたセカンドカーを買える人が増えるんじゃない?