呉尾氏は「軽自動車は危険だが、コンパクトカーはそこまで危険ではない」と指摘する。

「軽自動車は、車体の大きさが『全長3400mm以下』『全幅1480mm以下』
『全高2000mm以下』と規格で決まっているため、室内を広くするにはボディを薄くするしかありません。
室内の広さなどの快適性を売りにしている最近の軽自動車はボディが薄く、もはや『ただ囲っているだけ』に近い。
こんなクルマに乗るのは自殺行為で、怖くて乗れたものではないですね」(呉尾氏)

「ホンダとスズキは細かい部分のつくりが雑ですし、部品の品質もあまり良くありません。そのため、車体の強度には疑問を感じます。
加えて、この2社は運転支援システムや独自の安全機能の開発に積極性が見られず、とても安全性を重視しているとは思えません」(同)

ちなみに、呉尾氏が「間違ってもおすすめできない」と語るのは、軽自動車の売れ行きナンバーワン車種で、
乗用車を含めた2017年上半期(1〜6月)の累計販売台数でもトップ(10万6230台)のホンダ「N-BOX」だという。

「『N-BOX』のようなハイトワゴンの軽自動車は、運転時の安定性がありません。
さらに、室内の広さを売りにしている点からもわかるように、薄くて貧弱なボディです。
軽自動車のなかでもトップクラスの危険な車種といえるでしょう」(同)

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