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松本薫選手 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001名無し様
2017/04/07(金) 20:28:33.97ID:UojlQcBa
松本薫選手について

語り合おう
0056名無しさん@お腹いっぱい。
2018/08/25(土) 20:15:38.90ID:lg6AjFnV
柔道女子57キロ級の2012年ロンドン五輪金メダリストで、昨年第1子を出産した松本薫(ベネシード)が25日、兵庫県尼崎市で行われた全日本実業個人選手権の
同級に出場し、準優勝した。銅メダルを獲得した16年リオデジャネイロ五輪後、個人戦の出場は初めて。
松本は初戦から動きが良く、順当に勝ち進んだが、決勝は金子瑛美(自衛隊)に技ありを奪われ敗れた。「5試合戦ったのは大きな自信」と話す一方で、
「もっと勝ちにいく練習をしないと」と集中力の持続を課題に挙げた。
08年北京、リオ両五輪の女子52キロ級銅メダリストの中村美里(三井住友海上)は2回戦で敗退。リオ五輪後は休養し、実戦は今年3月以来で「試合の感覚が
鈍っていた」と話した。
男子81キロ級では元世界王者で昨年、右膝の靱帯(じんたい)を断裂した永瀬貴規(旭化成)が約1年ぶりに復帰して準優勝だった。

松本、復帰後初の個人戦準V=中村は2回戦敗退
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082500473

柔道の全日本実業個人選手権第1日は25日、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で行われ、2012年ロンドン五輪金メダリストで、昨年、第1子の長女を
出産した松本薫(ベネシード)が女子57キロ級の決勝で、金子瑛美(自衛隊)に技ありを奪われて敗れた。松本は3位だった16年リオデジャネイロ五輪以来の個人戦。
08年北京、リオ五輪で3位、世界選手権3度優勝の実績を誇る中村美里(三井住友海上)は、女子52キロ級の2回戦で敗退した。

松本薫は決勝で敗退 全日本実業個人/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20180825/jud18082518540001-n1.html
0057名無しさん@お腹いっぱい。
2018/08/25(土) 23:05:13.56ID:lg6AjFnV
松本薫(ベネシード)は女子57キロ級の決勝で、金子瑛美(てるみ)(自衛隊)に敗れると、照れたように額に手をあた。「自信にはなったけど、
勝ちに行く練習ができていなかったことが試合中に分かってしまい、(負けて)笑ってしまった」という。
準々決勝まで3試合を一本で勝ち上がり、準決勝はリオ五輪代表選考会で敗れていた石川慈(めぐみ)に優勢勝ち。だが、「準決勝に勝って
『疲れたー』と思ってしまった」ことで、決勝は防戦一方。終盤に技ありを与えしまった。
出産によるブランクからの復帰2戦目。「集中しているときは反応はよかった。覚えている限り危ない場面はなかった」と手応えも得た。足りないのは
「勝ちに行く練習」だ。体力よりも決勝まで勝ち抜く気持ちの持続力に課題があったという。
この日は6月の復帰戦に来られなかった1歳の長女を連れてきた。「一番のモチベーションは娘。下手な試合はできない」と気合も入った。2年後の
東京五輪は「簡単な道ではない」と出場できる可能性も「1%」と控えめだが、「諦めないところを娘に見せたい」とママとしての闘志を燃やしていく覚悟だ。

【柔道】「ママでも野獣」の松本、復帰第2戦は準優勝「勝つ練習できていなかった」全日本実業個人選手権
https://www.sankei.com/west/news/180825/wst1808250056-n1.html
0058名無しさん@お腹いっぱい。
2018/08/26(日) 15:43:51.78ID:22Shavrb
松本が約2年ぶりの個人戦で、進化と課題を実感した。銅メダルだったリオ五輪後、結婚や出産を経験。6月の全日本実業団体対抗大会で実戦に
復帰したが、個人戦はリオ以来で「試合って本当に疲れるんだなって。やるべきことが明確になった」。決勝の敗戦を受け止めつつ、体の使い方を
工夫し、求めてきた動きの速さには「反応、反射はどの試合を見ても私が一番速かった」と手応えも得た。
観客席では、1歳の長女が初めて試合を見守っていた。「今の一番のモチベーションは娘」。毎試合、その姿を確認し「下手な試合は絶対見せたくない」
と気持ちを奮い立たせた。子育てとの両立で十分な稽古量の確保は難しいが、夜に寝かしつけてから携帯電話に課題を記すなど「量や質より考えること
を重点に」と時間の有効活用に努めている。
闘志あふれる柔道スタイルで“野獣”の異名を取るが、まな娘という支えを得た今は「子連れ狼です」と笑う。次戦は11月の講道館杯に出場。3大会連続
出場を目指す東京五輪の代表争いへ「(可能性は)まだ1%もない。簡単な道ではないけど、最後まで諦めない姿を娘に見てほしい」と不退転の決意を示した。

松本薫“野獣”から“子連れ狼”へのモデルチェンジ…1歳長女見守る前で準優勝
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180826-OHT1T50015.html
0059名無しさん@お腹いっぱい。
2018/08/27(月) 20:23:48.41ID:ZFimNeoC
鋭い眼光、むき出しの闘争心から「野獣」の異名を持つ柔道女子57キロ級の松本薫(ベネシード)が、25日の全日本実業個人選手権で、2016年リオデジャネイロ五輪以来
となる個人戦復帰を果たした。12年ロンドン五輪は金メダル。リオ五輪銅メダルの後は、ほぼ1年間休養し、その間に結婚、出産した。子育てと柔道の両立で、20年東京五輪
を目指す松本の新たなスタイルは「考える野獣」だ。
闘争心の源泉
「ママ、負けちゃったー」。25日の大会、決勝で金子瑛美(自衛隊)に優勢負けした松本は、畳を下りると真っ先に観客席に駆けつけ、長女を抱き上げ、ほおずりした。
畳の上での厳しい表情はすっかり消えた母親の顔。「以前は柔道だけ。喜怒哀楽すべてがそこにあった。でも今は娘が一番。そこにプラスして柔道ができるっていうのが、
こんなに幸せなんだと感じている」と表情を緩めた。
「丸くなった」というのとは違う。「娘に下手な試合は見せられない。『お母さんは絶対最後まで諦めない』という姿勢を見せたい」。子供を持ったことで、松本の闘争心の
源泉はより深くなったようだ。
もう一歩勝ちに
復活Vはならなかったが「悔しさよりも、今の自分に何が足りないのかが明確になった」という。
1、2回戦は関節技と抑え込みで一本勝ち。続く準々決勝では「体が勝手に反応し、かけたことのない小内刈りが出た」という納得の一本。全体的には「パワー負けは
あったが、(技や動きの)速さや、反応なら私が一番。危ないというシーンはなかった」とテクニック面での手応えを得た。
一方で気持ちの面では課題が見えた。準決勝の石川慈(コマツ)戦でも小内刈りで技ありを奪い勝利。しかし「ヤマだった」という相手に勝ち「『疲れた』と思ってしまった」。
決勝では試合中盤に指導を受け、その後払い巻き込みで技ありを奪われる展開。「試合の途中で『あ、私勝ちにいってない』と分かった」という。「もう一歩、もう一歩と
勝ちにいく練習、その覚悟が足りていない」と自己分析した。
質より考える
母親業と両立しながら、そこを追求していくことは可能なのか。子供の送り迎えもあり、「ほぼ毎日、練習が中途半端な状態で終わる」と明かす松本。時間的な制約が
あることは否めない。
ただ対処法ははっきりしている。「以前は『量』。その次は『量より質』。今は『質より考える』」。年齢的なこともあり、疲れて体が動かない時もあるという。しかし、
その分自分に何が必要かを考える時間が多くなった。子供を寝かしつけた後などのわずかな時間を利用し、思いついたことを日記につける毎日だ。
2年前、8年の交際を経て結婚した一つ年上の夫は「子供を第一に考え、そこはお母さんだなと思う。でも柔道着を着たら全然違う」と話す。「母親と子供2人では
柔道はできない。自分も育児をして支える。そうしないと東京五輪は目指せない」。家族からの惜しみないサポートがあるのも心強い。
代表への道
「自信はないが、1パーセントでも可能性がある限り懸けていく」。若手の台頭もあり、東京五輪日本代表への道は遠く険しいものであることは分かっている。
この日の闘いで、2020年への距離感はつかめたのか。その問いに松本は「まだまだ。ベースになるのは11月の講道館杯(全日本体重別選手権)。そこで結果が
出ればやっと1パーセントに近づいていける」と、口元を引き締めた。
地元開催の五輪で、これまで以上にし烈を極めることが確実な日本代表争いを、いかに闘い抜いていくか。「考える野獣」の進化を楽しみにしたい。

【特集】「考える野獣」が行く 柔道松本、結婚・出産経て進化
https://www.47news.jp/news/2706217.html
0060名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/23(日) 10:44:24.84ID:wGWL9kwr
女子57キロ級の芳田司(22)=コマツ=が初優勝を飾った。決勝でネコダ・スミスデービス(英国)を合わせ技一本で下し、前回銀メダルの悔しさを晴らした。
芳田が1年前に流した悔し涙をうれし涙に変えた。最大の山場だった出口クリスタ(カナダ)との準決勝は延長の末、得意の跳ね上げるような内股で技ありを奪い、
決勝は合わせ技一本で勝利。決勝で12分56秒に及んだ激戦の末に敗れた昨年の雪辱を果たし、「あの悔しさがずっとあった。ホッとした気持ちでいっぱい。
金メダルと銀メダルは全然違いますね」とかみしめた。
幼少期にバレエを習っていたため、体の柔軟性が強みだ。当時は可動域を広げるため涙を浮かべながらストレッチをしたこともあったが、その成果から「開脚は
前も後ろもペタっていきます。強みとして生かされている」と振り返る。一方で、3年ほど前から関節の小さなけがに悩まされるようになった。
昨年の世界選手権後には9月、米スタンフォード大学に短期留学した。名門大学で約2週間、トレーニングについて学び「関節にどうアプローチしていくか。視点を変えた」。
体のケアや維持を目的としたストレッチにも取り組むようになった。それでも6月には右足首を痛めたが、大会前には足腰の守護神として知られる京都の「護王神社」に参拝。
「けがを経て、試合に臨む気持ちの部分で昨年より成長できている」と自信を持って畳に上がった。
中学時代から63キロ級の田代未来(みく、24)の背中を追いかけ、姉のように慕ってきた。リオ五輪には練習相手として同行したが、今大会は初めてそろって代表に入り、
この日の朝にはLINEで「しっかり深呼吸して思い切ってやってこい」と背中を押されていた。23日に試合を控える所属の先輩にも最高の形でバトンをつないだ。
同階級では今年に入り、ロンドン五輪金メダルの松本薫(31)が本格復帰。競争は激しさを増す中で「自分に自信がついた。そこが一番大きいかな」。22歳が代表争いを
大きくリードした。

芳田司が涙の金メダル「銀メダルとは全然違いますね」
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180923-OHT1T50043.html

激闘の末に敗れた悔しい銀メダルから1年。22歳の芳田が女子57キロ級で世界の頂点に立った。初優勝の感想を聞かれ、「あの悔しさがずっとあった。今まで苦しかったけど、
ホッとしている」と大きく息をはいた。
低く潜り込んだ体勢から跳ね上げる宝刀の内股と堅実な寝技が健在だった。高校時代からしのぎを削ったカナダ代表の出口を準決勝で破ると、決勝は序盤から相手を圧倒。
開始1分すぎに内股で崩し、体落としで技ありを奪うと、立て続けに小外刈りで2つ目の技あり。1分20秒で合わせ技一本の快勝だった。
2年連続の代表選出にも当初、表情は晴れなかった。4月の全日本選抜体重別選手権で優勝を逃しての代表入り。「もう一度出られる喜びはあるけど、気持ちよく
出られるわけではない」と心境を明かした。6月に右足首を痛め、この日もテーピングが施された。
それでも、足踏みをしていられない理由があった。出産で休養していた2012年ロンドン五輪女王の松本薫(ベネシード)が今年から実戦復帰。稽古で顔を合わせる機会も
増え、8月の強化合宿では乱取りもこなした。「すごく意識する」と警戒を強めていた。
東京五輪は約2年後に迫る。「ここで優勝して自分に自信をつけたかった」。大きな収穫を手にした。

57キロ級、昨年銀の芳田が悲願の世界女王に
https://www.sankei.com/sports/news/180923/spo1809230002-n1.html
0061名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/23(日) 10:50:35.85ID:wGWL9kwr
がむしゃらに勝ち上がった前回とは違う。橋本は「去年より肝が据わっている。緊張より楽しみの方が大きい」。王者の自信を胸に準決勝へ駒を進めた。
5月の国際大会で左上腕部を負傷。8月下旬に、ようやく普段通りの練習ができるようになったという。急ピッチで仕上げた影響か、準々決勝までの4試合中、3試合が
延長にもつれた。それでも勝負どころは逃さず勝ち上がった。
リオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(旭化成)と同学年。大野不在の中で世界王者になった直後は東京五輪代表を見据えて「あとは(大野を)倒すだけ」と、
強い対抗心を隠さなかった。1年がたち、今大会直前に心境の変化が見られた。「しっかり結果を残すだけ。評価するのは自分ではない」。世界ランキングも1位。
トップを走るのは自分だという自負がにじむ。
2月に国立スポーツ科学センターの宿泊施設に無断で知人を招き入れ、強化ランク降格などの処分を受けた。柔道をやめる考えも頭をよぎったが、日本男子の
井上康生監督や所属先の吉田秀彦総監督から「引退したら逃げだぞ」と声を掛けられたという。王座を守れば、恩師たちへの恩返しにもなる

自信胸に準決勝へ=橋本、勝負どころ逃さず−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092200566

橋本は5月の国際大会で左上腕部を負傷。8月下旬に、ようやく普段通りの練習ができるようになったという。急ピッチで仕上げた影響か、準決勝までの5試合中、4試合が
延長にもつれた。苦しみながら決勝にたどり着いたが、連覇はならなかった。
安昌林との決勝の途中で目を気にし始めた。準決勝で右目付近を畳にぶつけた影響で「全く見えなくなった」という。2分9秒、小外掛けで一本負けした。
リオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(旭化成)と同学年。大野不在の中で世界王者になった直後は東京五輪代表を見据えて「あとは(大野を)倒すだけ」と、
強い対抗心を隠さなかったが、1年がたち、今大会直前に心境の変化が見られた。「しっかり結果を残すだけ。評価するのは自分ではない」
世界ランキングも1位。トップを走るのは自分だという自負を持っていたが、最後はアクシデントに泣いた。「負けは負け。次にどう立て直して臨めるかだと思う」。悔しさを押し殺すように言った。

苦闘の末、連覇届かず=橋本にアクシデント−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092300048

唇をギュッとかみ、決して言い訳はしなかった。2連覇に挑んだ橋本だが、日本育ちの安昌林(韓国)に一本負けして銀メダル。「とても悔しい。右目が全く見えなかったが、
何を言っても言い訳になる。負けは負け」と悔しさを押し殺した。
準決勝でヘイダロフ(アゼルバイジャン)を投げた際、頭を強打。決勝に向けてウオーミングアップを開始すると、右目の視野がどんどん失われたという。状況が
改善されないまま再び畳に上がったが、今度は左目にも相手の指が入り万事休す。まともな柔道ができるはずがなかった。
5月のグランプリ・フフホトで安昌林と対戦した際、左肩を剥離骨折。2カ月間、稽古ができずに万全の状態ではなかった。アクシデントに見舞われ続けての銀メダルは
及第点。「次につなげたい」と再起を誓った。

2連覇を目指した橋本は決勝で、在日韓国人3世で神奈川・桐蔭学園高、筑波大で腕を磨いた安昌林に一本負け。「(準決勝で負傷した影響で決勝では)右目が全く
見えなくなった。でも負けは負け」。悔しさを押し隠すように言った。日本勢の男子73キロ級は“黄金階級”と呼ばれ、2010年から6大会連続で制してきたが途切れた。
昨年、初出場で優勝。だが自らの軽率な行為で期待を裏切った。今年2月に国立スポーツ科学センター(JISS)の宿泊施設に無断で知人を招き入れ、半年間のJISS
立ち入り禁止など厳しい処分を受けた。
引退も考えたが、男子代表の井上康生監督(40)に「ここで辞めたら逃げることになるぞ」と一喝された。東海大の先輩でもある井上監督が各方面への謝罪に追われた
事実も知り、覚悟を持って決めた再出発。だが恩返しの優勝はならなかった。
この階級ではリオデジャネイロ五輪王者の大野将平(26)=旭化成=が、本格的に競技に復帰した今夏のジャカルタ・アジア大会で金メダル。その決勝で大野が破った安
に敗れた橋本は「この負けを次に生かせるように、また一からやる」。2020年東京五輪の代表争いは激しさを増す。

橋本、男子73キロ級「銀」 6大会連続での「金」途切れた
https://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/180923/spo18092309190027-n1.html
0062名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/23(日) 10:53:57.50ID:wGWL9kwr
阿部兄妹の人気が急上昇中だ。
兄一二三(21=日体大)と妹詩(18=兵庫・夙川学院高)の同日優勝から一夜明け、2人は日本選手の応援のために会場を訪れた。多くの外国人ファンに
囲まれ「ABE」「ABE」と連呼されながら、記念撮影やサインを求められた。ともに少し疲れ気味だったが、笑顔で対応していた。一二三は「僕たちを知ってもらい、
柔道ファンが増えてくれたらうれしい」と話した。

阿部兄妹の人気上昇 ABE連呼で撮影&サイン攻め - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809230000283.html

柔道・世界選手権第3日(22日、アゼルバイジャン・バクー)前日21日に行われた男子66キロ級で大会2連覇を遂げた阿部一二三(ひふみ、21)=日体大=が
国際柔道連盟の公式サイトで特集された。女子52キロ級で初出場した妹・詩(うた、18)=兵庫・夙川学院高=とともに日本史上初めて兄妹そろって世界一に輝いた。
過去五輪2大会連続銀メダルのニール・アダムス氏(英国)は「間違いなく最高のテクニシャンであることを証明した。すべての柔道家が見習う手本だ」と最大級の賛辞
をおくった。この日は会場で仲間を応援した。

一二三はすべての柔道家の手本 国際柔道連盟の公式サイトで特集
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/180923/spo18092310270036-n1.html

93年世界選手権で2人の兄が優勝。自身も96年アトランタ五輪71キロ級で金メダルを獲得し、中村3兄弟として知られた中村兼三氏が阿部兄妹の強さを分析した。
第2日の阿部兄妹は、お互いに刺激し合っていいイメージができた結果、2人で勝つことができたのかなと思う。私も(現役時代に2人の兄に)常に刺激を感じながら
やっていたし、客観的に自分を見られることにもつながる。対戦相手や審判、観客などを違った視線から見ることで、視野が広がる部分はあった。
一二三は組み際や組んでからの技、相手の状況に合わせてかける技もあり、さすがだ。強引さと柔軟さを兼ね備え、状況によっても技が変化している。負ける
感覚がしないのかなという気がする。強引に持っていく技は年齢を重ねるとけがにつながることもあるので力をポンと抜いた技を身に付ければ、もう一つ大きく
成長するのではないか。
詩は両袖を持ったところでの袖釣り込み腰や担ぎ技は兄と非常に似ている。寝技も少し形になってきた。若いうちは投げて勝つ方が早いと思いがちだが、競った勝負で
寝技は重要。それを若い時点で感じて、身に付ければ、厳しい試合を勝ち抜くことにつながっていく。女子52キロ級は今回詩が勝ちきったことで、志々目や角田を
頭一つリードした印象だ。

【中村兼三の目】阿部一二三&詩、お互い刺激し合いいいイメージできた : スポーツ報知
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180922-OHT1T50378.html
0065名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/23(日) 11:01:04.24ID:wGWL9kwr
金と銀は全然違う
芳田司 大会を迎えるまであまり調子も上がらず、苦しかったけど、私の方が絶対強いという気持ちで臨んだ。金メダルと銀メダルはやっぱり全然違う。
負けは負け
橋本壮市 本当に残念。(決勝は)右目が全く見えなくなった。でも負けは負け。次、どう立て直して臨めるかだと思う。

世界柔道・談話
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092300007

全日本柔道連盟の金野潤強化委員長はバクーで開催中の世界選手権第3日終了後の22日に中間総括を行い、男女4階級制覇の好成績にも
「外国勢の状態が非常に上がり、勝った階級も2020年(東京五輪)は簡単に勝てるとは思っていない」と冷静に現状を分析した。
男子は66キロ級の阿部一二三(日体大)と60キロ級の高藤直寿(パーク24)が2連覇。ともに昨年12月に代表を決め「チャレンジを含め、しっかりと調整できた」と
新制度への手応えを示した。
女子は初優勝の阿部詩(兵庫・夙川学院高)と志々目愛(了徳寺学園職)が決勝を争った52キロ級に「予想通りだった」と自信を深め、初優勝した57キロ級の
芳田司(コマツ)を「百点満点の試合だった」と称賛した。

金野強化委員長が中間総括「外国勢の状態上がった」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180923/jud18092302070002-n1.html

カナダ代表として初出場した出口が銅メダルを獲得した。芳田との準決勝は延長戦の末に敗れたが「日本人相手に負けたので、切り替えができた」。
3位決定戦は劣勢から逆転する執念を見せた。日本代表としても活躍したが、2020年東京五輪を見据え、父の母国、カナダ代表を選んだ。
「国旗は日本じゃないけど、出口クリスタを一人の柔道家として、
これからも応援してもらえたら」。日本のファンへメッセージを送った。

出口、カナダ代表で銅=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092300054

柔道・世界選手権第3日(22日、アゼルバイジャン・バクー)女子57キロ級で生まれも育ちも長野県の出口クリスタ(カナダ)が初出場で銅メダルを獲得。
準決勝で芳田に敗れたが、ドイツ選手との3位決定戦は土壇場の技ありで延長に持ち込み、逆転勝ちにつなげた。
悩んだ末に東京五輪出場を目指して父の母国を代表することに決めた。「負い目に感じず、プラスにできたら。(背負う)国旗は日本じゃないけど、一人の柔道家として
温かい目で応援してくれたら頑張れます」と笑顔で話した。

出口クリスタ、カナダ代表で「銅」 生まれも育ちも長野県/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180923/jud18092300570001-n1.html

リアル「YAWARA」が現れた――。20日に行われた柔道世界選手権女子48キロ級で優勝したダリア・ビロディド(17)が「美人すぎる」と話題になっている。
ビロディドは、ウクライナ出身。2005年大会の男子73キロ級銅メダリストである父の影響を受け、6歳から柔道を始めたという。世界選手権では、前回優勝の
渡名喜風南に豪快な大外刈りを決め、史上最年少優勝。これは、93年大会を18歳で制した“なんちゃってYAWARA”こと田村(現・谷)亮子を抜く快挙だ。
柔道の実力のみならず、その美貌もバツグン。172センチの高身長と鍛え抜かれた体、モデル並みのルックスは「天は物を与えすぎ」とツッコミたくなるほどだ。
2年後の東京五輪で爛熟した姿を見せてくれるか楽しみだ。

YAWARAちゃん超えた! 柔道最強女子の美貌に世界中が騒然
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/238112

                                                                                                         
0068名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/24(月) 10:05:05.40ID:yYGwg5R7
柔道の世界選手権第4日は23日、アゼルバイジャンのバクーで男女各1階級が行われ、男子81キロ級で初出場の藤原崇太郎(日体大)、
女子63キロ級で過去2度銅メダルの田代未来(コマツ)はともに決勝で敗れ、銀メダルだった。
20歳の藤原は準決勝でドミニク・レッセル(ドイツ)に延長で一本勝ちしたが、決勝では世界ランキング1位のサイード・モラエイ(イラン)に延長の末
合わせ技一本で屈した。
田代は準決勝でリオデジャネイロ五輪金メダルのティナ・トルステニャク(スロベニア)に優勢勝ち。しかし決勝では、昨年優勝のクラリス・アグベニュー(フランス)に
延長で一本負けした。

藤原、田代はともに銀=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092300362

前に進めている
田代未来 まだまだ弱い。やることはたくさんあるけど、少しずつ前に進めている。(アグベニューは)強かった。
五輪の決勝でやろうと言われた。腐ってはいられない。
世界一の稽古を
藤原崇太郎 勝たないと意味がない。世界一はまだまだ遠いと感じた。世界一の稽古をして、目指していきたい。

世界柔道・談話
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092300532

2014、15年大会は3位止まりだった田代。悲願の金メダルへあと一歩と迫ったが、最後に難敵アグベニューが立ちはだかった。
リオデジャネイロ五輪の準決勝で敗れるなど、過去1勝6敗。田代勝利のカギは「下がらないこと」だった。強い腕力を誇る相手の圧力をさばき、
組み際の大内刈りが決まりそうな場面も。しかし「最後は甘さが出た」。延長50秒、苦し紛れの体勢から内股を仕掛けた隙を突かれ、払い巻き込みで一本負けした。
5位に終わったリオ五輪後に左手首を手術。長く痛みを抱えていた箇所で「ドアノブも回せない状態」になるほど悪化していたという。昨年の世界選手権は
回避して治療を優先。順調に回復し、2年ぶりの世界大会でぐいぐいと積極的に攻める柔道に磨きがかかった。
一度競技から離れたことが、精神面にもプラスに作用。それまでは結果ばかりを追い求めていたが、体の不安がなくなり「勝負を楽しめるようになった」。
3度目の世界選手権で、階段を一つ上がり銀。悔し涙をこらえながら「少しずつ前に進めている」と言った。
決勝後に抱擁を交わしたアグベニューから「五輪の決勝でやろう」と声を掛けられた。「腐ってはいられない」。超えるべき存在がいるからこそ、燃えることができる。

田代、難敵に屈す=悲願の金、一歩届かず−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092300404

健闘の銀だろう。20歳とは思えないほど落ち着いた試合運び。藤原は危なげなく決勝まで進み、最後に世界ランキング1位のモラエイに屈した。
決勝は先に技ありを奪われる。肩車に似た「やられたことがない」(藤原)変則技を受けて面食らった。しかし引きずらない。残り約1分、大外刈りで追い付いて
勝負魂を見せた。延長開始早々、相手の払い巻き込みを返せず、合わせ技で一本負け。それでも日本男子の井上康生監督は「堂々とした試合」と評価した。
高校時代から全日本ジュニア選手権で優勝するなど、タイトルを次々と獲得。団体戦でも重量級の選手たちを破ってきた。同じ兵庫県出身で、男子66キロ級で連覇を
果たした1歳上の阿部一二三とは旧知の仲。ともに日体大に籍を置く。手本にしてきた先輩のように初出場で栄冠とはいかなかった。「世界一はまだまだ遠い。
世界一の稽古をして、目指していきたい」
海外勢が強い男子81キロ級は、現行の階級区分になった1999年大会以降、2015年に永瀬貴規(旭化成)が優勝するまで、日本から世界王者が誕生しなかった。
永瀬は右膝のけがから8月に実戦復帰し、今大会で藤原が台頭。課題と言われ続けた階級の層は厚みを増した。

藤原、健闘の銀=課題の階級に新星−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092400010





 
0070名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/24(月) 10:09:32.62ID:yYGwg5R7
田の代名詞と言えば内股。準決勝の出口戦が山場だったが、技ありを奪ったその得意技は、非の打ちどころがなかった。特徴は2段階で上がってくるところにあり、
相手は一度防いでも、二の矢が飛んでくるので止めにくい。足腰に柔軟性があり、跳ね上げ方も独特。普通はあそこまで足が上がるとバランスを崩してしまうものだが、
芳田の場合は崩れずに投げきることができる。男子顔負けの切れ味があり、その前に小外刈りで相手の出ばなをくじいて得意技につなげるなど、うまさも光った。
技の切れる選手は、ややもすると得意技だけに頼りがちだが、序盤戦は寝技を有効に使い、体力の消耗を減らした。昨年から寝技はできていたが、
今年はしぶとく仕掛け、ワンチャンスを逃さず、その完成度も高かった。相手が嫌がることを徹底するなど、粘り強い戦いができていたのは成長の証しだ。
左肩故障明けの橋本は、痛みよりも練習不足が影響した戦いぶりだった。準決勝まで4試合連続で延長戦にもつれ込んだように、本来なら決められる場面で
決めきれなかったのが原因。試合勘が鈍り、投げる感覚がずれていたように思う。ただでさえ戻りきっていないスタミナを想像以上に消費し、目のアクシデントも
あった決勝は、ほとんど勝負にならなかった。ただし完全アウエーの準決勝は競った試合をよく勝ちきった。今回の状態からすれば、銀メダルでも合格点だろう。
男女ともこの階級は東京五輪で金メダルが期待される。五輪に出る以上は金を求められるという自覚を持って、今後も代表を争ってほしい。

【上水研一朗氏の目】芳田 粘り強い戦い方が成長の証し
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/23/kiji/20180923s00006000231000c.html

3位だったカナダ代表の出口クリスタ(22)の切り替えの速さは驚異的だ。
事実上の決勝となった準決勝で芳田司(22=コマツ)に延長の末、優勢負け。序盤は出口が優位だったが、延長40秒に芳田の跳ねるような内股で技ありを奪われ、
勝負あり。学生時代からのライバルだったこともあり出口は「優勝を狙っていただけに悔しい。司とは決勝でやりたかった。めちゃくちゃ研究されていた」と苦笑いした。
昨年1月にカナダ代表として20年東京五輪を目指すことを決意。月1回のペースで国際大会に出場し、今年は5連勝を果たすなど好調を維持していた。「美人柔道家」
とも称されるが、それ以上に“おとこ気”がある。
表彰式後には気持ちをすぐに切り替え「負けは負け。減量がきつかったので早くビール飲みたい!!」と笑顔を見せた。

出口クリスタ敗退も「早くビールを」驚異の切り替え - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809230000758.html
0071名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/24(月) 10:10:36.76ID:yYGwg5R7
柔道の世界選手権(アゼルバイジャン)第1日は20日、女子48キロ級決勝でダリア・ビロディド(ウクライナ)が渡名喜風南(パーク24)に一本勝ちで初優勝。
17歳345日は史上最年少Vの快挙となった。一躍、柔道界に現れたニューヒロインに対し、男子の元世界王者は「非常に規格外」「東京五輪でも間違いなく
有力候補だ」と絶賛している。国際柔道連盟公式サイトが伝えている。
文句なしの強さで新女王の座を射止めた。開始2分過ぎ。ビロディドは渡名喜の一瞬の隙を突き、大内刈りで一本勝ち。優勝を決めると、目に涙を浮かべながら、
コーチである母のもとに駆け寄り、熱く抱擁を交わした。田村(現姓・谷)亮子を抜く史上最年少世界女王の誕生。歴史的瞬間となった。
現在、世界ランク3位のビロディドはウクライナ出身の17歳。強さも去ることながら美貌で話題を呼び、7月に公開した女優のようにカメラ目線を決める“奇跡の1枚”は、
海外ファンから「可愛すぎる」の大合唱となり、「愛らしい」「ビューティー」「ゴージャス」「とても美しい」「素晴らしい写真」「魅力的」「あなたは普通にモデルだ」など
海外ファンを虜にしていた。そんな強く美しい17歳の新女王を男子の元世界女王も絶賛している。国際柔道連盟公式サイトは91年世界選手権78キロ級王者のダニエル・ラスカウ氏(ドイツ)の
解説記事を展開。強さをひも解いている。
東京五輪金メダルの期待「今後も彼女の活躍を長きに渡って目撃するのは明らか」
今大会について「女子48キロ級においては、今年無敗であり世界有数の選手であることをこれまでも証明してきた若きダリア・ビロディドに注目が注がれていたが、
彼女がその期待を裏切ることはなかった」と振り返った上で、ラスカウ氏は今後の可能性についても言及している。
「彼女は大会を通じて終始万全だったが、これは非常に規格外なことである。長い手足からパワフルかつ的確な足技を繰り出していた。また三角絞めも高身長を
生かした効果的なものだった。今大会で世界チャンピオンに輝いたが、我々は今後も彼女の活躍を長きに渡って目撃していくのは明らかだろう。東京五輪でも
間違いなく有力候補だ」
東京五輪でも金メダル候補に挙げ、さらに「身体面以外でも、ビロディドはメンタルの強さ、戦術的な駆け引きで誰よりも優れていた。5戦のうち3戦で1本勝ち、
2戦は技ありで勝利。彼女は躊躇なく完璧に状況を支配していたと言える」と圧倒的な戦いぶりを高く評価していた。
目下30連勝で今年無敗。文句ない戦いで世界女王に上り詰めた。2年後に行われる東京五輪でも日本勢の強力なライバルとなるのは間違いない。美貌とともに、
その強さが注目を集めることになりそうだ。

柔道の世界選手権で史上最年少Vのビロディド 美貌で海外ファンを虜に
http://news.livedoor.com/article/detail/15344164/
0072名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/24(月) 10:13:02.63ID:yYGwg5R7
柔道の世界選手権第4日は23日、男女の各1階級がバクーで行われ、男子81キロ級では20歳で初出場の藤原崇太郎(日体大)が決勝で延長の末に、
世界ランキング1位のサイード・モラエイ(イラン)に一本負けして銀メダルだった。
女子63キロ級では、リオデジャネイロ五輪代表で2014年、15年大会銅メダルの田代未来(コマツ)が決勝で延長の末、昨年女王のクラリス・アグベニェヌ
(フランス)に一本負けを喫し、銀メダルだった。田代は初戦の2回戦から準々決勝まで3試合連続で一本勝ち。準決勝ではリオ五輪女王のティナ・トルステニャク(
スロベニア)に優勢勝ちしていたが、初優勝には届かなかった。
日本はここまでの男女8階級で金4個を含み、全10選手が表彰台に立っている。

【柔道】男子81キロ・藤原崇太郎、女子63キロ・田代未来ともに銀メダル 世界選手権
https://www.sankei.com/sports/news/180923/spo1809230049-n1.html

2013年から2連覇した選手がいない激戦の男子81キロ級。パーマをかけていた髪形を短く刈りこんで臨んだ20歳の若武者の銀メダルに、井上康生監督は
「次につながる試合をしてくれた」と及第点を与えた。
初の大舞台で決勝へ進んだ藤原。技あり1つずつで迎えた延長16秒、最後は力勝負で得意の裏投げを返された。「相手の力が上でしたね」。疲労と悔しさが
入り交じった息を大きく吐き出した。
昨年まで無名に近い存在。けがに泣いた1年が成長を促してくれた。昨年6月に左足を負傷し、11月は右膝が腫れるアクシデントに見舞われた。入院を強いられ、
12月の国際大会も3回戦で負けた。痛感させられたのは自己管理の大切さ。「おろそかだった」と反省したストレッチを入念にこなすようになった。
最高のお手本がいる。小学生時代から知る日体大の先輩で、世界選手権2連覇の阿部一二三。「練習後のマッサージや食事の管理、すべてのケアを怠らない」
という姿勢を見て学んだ。2年後に迫る東京五輪代表候補に名乗りを上げることはできた。「ここから急ピッチで強くなろうと思う」。指揮官の期待に応え、
次へつなげたい。

【柔道】激戦の男子81キロ級・藤原、最後は力負け 「相手の力が上でした」
http://www.sankei.com/sports/news/180924/spo1809240003-n1.html

三度目の正直とはならなかった。16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)女子63キロ級代表で初優勝を狙った田代未来(24=コマツ)は準優勝に終わった。
決勝で17年世界女王のアグベニュー(フランス)に延長50秒、払い巻き込みで一本負け。過去1勝と苦手とする相手に果敢に攻め続けたが、足が止まった一瞬の隙
を狙われた。試合後は互いに抱き合ったが、悔しさが徐々にこみ上げ、涙してこう振り返った。
「チャンスをものに出来なかった。(足を)止めないことを意識したけど、投げられたということは止まったということ。負けは負け。もっと、もっと、強くなる」
リオ五輪後は左手首を手術し、長期休養して自身の「弱さ」と向き合った。一時期は柔道家としての自信も失いかけたが、所属の仲間たちの試合を見て、再び
「畳の上に上がりたい」と強い気持ちになった。腐りかけた時は、5位に終わった五輪の試合映像を見返して「再び、こうなりたいのか」「これを忘れたのか」と
己を奮起させた。
昨年6月の復帰後からは国際大会3勝。組み手の徹底と終始攻撃を緩めない試合運びを心掛け「以前とは違う。自信がついた」と進化を実感した。怪力で独特の
組み手を仕掛ける「アグベニュー対策」にも取り組み、力の強い66キロ級の男子選手と組むなどして強化を図ってきたが、あと1歩及ばなかった。
今大会はリオ五輪以降の大舞台となった。「ようやくスタートラインに立てた。世界の舞台に戻ってこれたことに感謝して、次こそは必ず勝ちたい」。泣いている
時間はない。田代の本当の闘いはこれからだ。

田代未来が準Vに涙「世界の舞台に戻ってこれた」 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809240000009.html
0075名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/24(月) 10:18:28.56ID:yYGwg5R7
初出場の藤原崇太郎(20=日体大)は銀メダルに終わった。決勝では世界ランキング1位のモラエイ(イラン)に延長16秒に裏投げを仕掛けたが返され、
払い巻き込みで一本負けを喫した。試合後「世界の壁は厚かった。簡単に勝てるものではなかった。得意技を返され完全に負けた。相手の方が一枚上手だった」と
唇をかんだ。
初戦から屈強な海外勢を次々とねじ伏せ、決勝まで進んだ。高校時代から強い体幹を軸に大外刈りや裏投げで将来を有望視された。ロープ登りで鍛え上げた
背筋を生かし、持ち前の防御が強みとなった。
大学入学後はけがに悩まされたが、今年2月のグランドスラム(GS)パリ大会を制覇したことが転機となった。10キロの減量に取り組み「過酷な減量をして柔道の
集中力が高まった」とし、眠っていた才能が開花した。
同じ兵庫県出身で大学の先輩の世界王者、阿部一二三(21)から「体のケア」も学んだ。稽古後、ストレッチやアイシングなどを取り入れ、けがが少なくなった。
「練習の無理と頑張りは違うことが分かった。体の回復を考えたら、結果も徐々に出始めた」。
大会直前には、長いパーマだった髪形をサイドを数ミリに刈り上げた「EXILEのAKIRA風ヘア」で臨んだ。試合では気合十分で威勢も良く、観客を魅了した。
来年こそは世界王者の称号を手にするために「世界一の稽古をして、世界一になる。これから、さらに成長する」と前を向いた。

藤原崇太郎が準V 阿部一二三から学んだ体のケア - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809240000017.html

男子81キロ級で初出場の20歳、藤原崇太郎(日体大)は5試合を勝ち上がって臨んだ決勝で
世界ランキング1位のサイード・モラエイ(イラン)に延長の末に一本負けを喫し、銀メダルだった。
男子81キロ級決勝で藤原を破ったモラエイ(イラン)は「母はアゼルバイジャン出身。母の母国で金メダルを取れてうれしい」と喜びに浸った。
7歳からレスリングを始め、柔道転向は19歳からという異色の経歴。昨年の銅メダルから成長を示し「もちろん東京五輪でも金メダルを目指す」と力強かった。

藤原破ったモラエイ、母の母国で歓喜「金メダルを取れてうれしい」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180924/jud18092401150002-n1.html

女子63キロ級で2014年、15年大会銅メダルでリオデジャネイロ五輪代表の田代未来(コマツ)は
決勝で昨年女王のクラリス・アグベニェヌ(フランス)に延長の末、一本負けで銀メダルだった。
女子63キロ級で2大会連続3度目の優勝を飾ったアグベニェヌが、田代の成長をたたえた。25歳の第一人者は「ミクは素晴らしい柔道をする。だから東京五輪の
決勝でまた対戦しようと伝えた」と延長にもつれた熱戦の相手をねぎらった。
2年後の五輪へ「柔道は日本発祥。そこで金メダルを獲得することは柔道家にとって全てを意味する」と特別な思いを持って向かう。

女王・アグベニェヌ、田代の成長たたえる「素晴らしい柔道をする」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180924/jud18092401140001-n1.html

過去の対戦成績は団体戦も含めて1勝7敗。大きな壁に挑んだが、再びはね返された。だが一礼してから握手をかわすと、アグベニェヌから
「五輪の決勝で戦いましょう」と言葉を掛けられた。最大のライバル。しかし尊敬する選手に認められた証拠だ。「この舞台(決勝)でやっとできるなと思った。
もっと強くなって挑戦したい」と笑顔が広がった。
12年12月のグランドスラム(GS)東京大会の初対戦から6連敗。16年リオ五輪準決勝でも敗れ、ショックを引きずり臨んだ3位決定戦も敗れた。昨年12月の
ワールドマスターズで、8分を超える死闘の末に大内刈り一本が決まって初勝利。この日は右手で相手の釣り手を殺し続けて主導権を握ったが、一瞬離れた
隙を突かれて払い巻き込みに屈した。「最後に甘さが出た。チャンスはあったが、ものにできないのは弱さ」と素直に認めた。
リオ五輪後に古傷の左手首を手術。休養を含めて最前線から一定期間距離を置き、「心に余裕を持てるようになった」という。過去2度の世界選手権、
リオ五輪は本番2、3カ月前に前哨戦となる大会に出場していたが、「どの大会もピークに持っていけてなかった」と今回はあえて回避。代わりに国内外の
合宿でじっくり調整。準決勝ではリオ五輪女王のトルステニャク(スロベニア)を一蹴するなど、自ら選択した道に間違いはなかった。

田代 悔し楽し銀、女子63キロ級 尊敬する女王から健闘称賛
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/24/kiji/20180923s00006000336000c.html
0076名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/24(月) 10:22:53.61ID:yYGwg5R7
「強かったですね…」。前年女王で女子63キロ級の第一人者、アグベニェヌに初制覇の夢を阻まれた田代は、完敗を認めた。延長50秒、「甘さが出た」と
組み負けたところを畳に投げつけられての一本負けだった。
一昨年秋に古傷だった左手首を手術し、再起をかけた3年ぶりの大舞台だった。リハビリ期間で臀部を強化。リオデジャネイロ五輪男子73キロ級覇者、
大野将平のような「強く跳ね上げる内股」を目指した。エアバイクを全力でこぐ回転数を上げるなど、地道なトレーニングを重ねた。これまでのズボンが
履けなくなったことで、成果を実感していた。
新たな目標ができた。試合直後、尊敬する女王に畳上で抱かれ、「(東京)五輪のファイナルでまたやろう」とささやかれた。過去最高だった3位の壁を
破っても満足はしていられない。

【柔道】女子63キロ級銀の田代 「甘さ」出るも、たくましく成長してカムバック
https://www.sankei.com/sports/news/180924/spo1809240004-n1.html

頂点まで、あと一歩だった。田代は決勝で、昨年大会覇者のクラリス・アグベニェヌ(フランス)と激突。過去1勝6敗の強敵を相手に延長まで持ち込んだが、
一瞬の隙をつかれた。延長50秒、払い巻き込みで一本負けを喫した。
「強かった。いけるな、というチャンスはあったけど、ものにできなかった。弱さが出た」
天を仰ぐ田代に、勝者が近づいた。手を差し伸べられ、起き上がると健闘を誓い合うハグ。「東京五輪のファイナルで、またやろう」。そう声をかけられたという。
田代は「腐っていられないな」。過去2度の銅を上回る銀メダルを眺めて、リベンジを誓った。
2016年リオデジャネイロ五輪では攻め手を欠いて5位。同年11月、以前から骨がずれるような状態だった左手首の手術に踏み切った。その後、痛みから
ドアノブを回すこともできず、得意技である内股の強化をテーマに掲げた。
「お尻(でん部)は大事。内股の強い選手はプリッとしている」。下半身強化のトレーニングを強化し、後ろ姿で他の選手に間違われるほど“変身”。
進化した下半身から繰り出す切れ味鋭い内股を手に入れた。
初戦から3試合は寝技で一本勝ち。準決勝ではリオ五輪女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)を破った。手術を経て3年ぶりに戻った大舞台で、手応えを得た。
「楽しかった。やっとスタートラインに立てた。必ず勝ちたいと思える選手がいるので、もっともっと強くなれる」
最後はこらえていた涙があふれ出た。2年後の笑顔のため、たくましく前進を続ける。
増地克之・女子日本代表監督 「一つのミスが命取りになった。流れは田代にあったが、少し深追いし、組み手で雑な部分が出た。ただ63キロ級は昨年、
代表派遣を見送った階級。準優勝で満足はしていないが、確実に前進している」

田代「銀」!左手首手術乗り越え復活 柔道
https://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/180924/spo18092409150010-n1.html

女子63キロ級の田代未来(24)=コマツ=は3度目の出場で初の銀メダル。準決勝で16年リオ五輪女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)を下したが、
決勝で世界女王のクラリス・アグベニェヌ(フランス)に敗れた。日本勢は男女とも開幕から4日連続で全10人がメダルを獲得した。
田代が世界女王と真っ向からぶつかり合った。延長の末、払い巻き込みで一本を奪われたが、アグベニェヌから「五輪の決勝でまたやろう」と抱擁を求められた。
過去1勝7敗の尊敬する相手から認められ「悔しい気持ちもあるけど、この舞台で戦えて、やっとスタートラインに立てた。必ず勝ちたいと思う選手がいるので、
もっともっと自分は強くなれる」。さまざまな感情が詰まった涙が流れた。
5位だったリオ五輪後、左手首の手術を受けた。実戦から離れ、アグベニュヌらの試合を外から見て「この人たちに挑みたい。もっと強くなりたいという気持ちになった」。
自身が不在だった昨年、63キロ級は国際大会の実績不足で派遣を見送られた。「次は私が出るぞ」。第一人者として期するものがあった。過去2度は
銅メダルだったが、壁も一つ越えた。「まだまだ弱いけど、少しずつ前に進めているかな」。もう一段は2年後までに上がってみせる。

田代未来、3度目出場で銀メダル 世界女王に敗れるも「もっと自分は強くなれる」
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180924-OHT1T50068.html
0080名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/24(月) 10:32:06.10ID:yYGwg5R7
男子81キロ級に待望の新星が現れた。藤原は決勝で延長突入直後、決めにいったところを払い巻き込みで返されて屈し「相手が1枚上手だった。
世界の壁はやっぱり厚い」と唇をかんだ。だが、海外勢の層が厚い階級で初出場での銀メダル。井上康生監督は「悔しい思いはあるが、20歳で堂々とした試合
をしてくれた。課題とされる階級で明るい材料になった」と称賛した。
昨年は両膝の故障に悩まされた。「どの試合も2回戦ぐらいで負けていた」。目立った成績を残せず、11月の講道館杯で炎症を起こして水がたまり、
翌日から約2週間の入院生活を送った。調整不足で迎えたグランドスラム(GS)東京は3回戦敗退。「試合前にケガすることが多かった。アスリートとして
一番いけないこと」と意識を変えた。
手本にしたのは日体大の1年先輩で男子66キロ級を2連覇した阿部一二三(21)だ。「一緒に寮生活をしていて、一番感じるのは体のケア。練習後に
マッサージを受けたり、誰よりも気を付けてやっている」。おろそかにしがちだった練習後のストレッチを欠かさなくなった。「無理と頑張りは違う」と試合前は練習量
を減らし、食事は脂質や炭水化物を控え、十分な睡眠時間を取るように心掛けた。
万全の状態で臨めるようになると、結果はすぐに表れた。2月のパリからGS大会2連勝。世界選手権でも決勝に勝ち上がった。「いつも初戦はガチガチで
情けない試合をしてしまうけど、リラックスしてできた」と大舞台での強さも証明した。ここ数年は16年リオ五輪銅の永瀬貴規(24)=旭化成=に続く選手が不在だった
階級で、存在感を強烈にアピール。「永瀬選手にはまだまだ追い付いていない。世界一の稽古をして、来年は絶対に世界一になる」。あと一歩をかみしめ、
決意を新たにした。

藤原崇太郎、初出場で銀メダル 先輩・一二三流で急成長
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180924-OHT1T50049.html

最後は力と力の真っ向勝負に屈したが、20歳とは思えない強心臓ぶりを発揮した藤原が男子81キロ級初出場で銀メダルを獲得。「世界一になるにはまだ遠いと感じた。
世界一の稽古をしてまた頑張りたい」と視線をすぐに前に向けた。
担ぎ技あり、足技あり、寝技ありと多彩な技術で大舞台に臆することなく勝ち進むと、準決勝では延長戦で巴投げで奪った技ありの判定がすぐに取り消される一幕も。
心が折れる状況だったが「あれはポイントがなくてもおかしくなかった」と冷静に判断。30秒後、文句なしの一本を奪う戦いぶりに、男子日本代表の井上康生監督も
「勝負勘が備わっている。世界で戦える力を見せてくれた」と高く評価。藤原本人も「(日体大先輩の)阿部選手のように技を磨いてオールマイティーな選手になりたい」
と強く誓った。

藤原 男子81キロ級初出場で銀、前向いた「世界一の稽古を」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/24/kiji/20180923s00006000338000c.html

全日本柔道連盟の金野潤強化委員長が第3日までの中間総括を行い、男女全6階級で金4個を含む出場8選手全員がメダルを獲得している現状にも「達成感もあるが課題もある。
ここで一喜一憂せずに今後につなげることが大切」と語った。
男子60キロ級の高藤(パーク24)と同66キロ級の阿部(日体大)は内規により、昨年12月に代表内定を決めて2連覇を達成。「両者からもヒアリングして、システムが
機能するか見ていきたい」と今後検証し、20年東京五輪の代表選考でも導入するかを見極める考えだ。

全柔連強化委員長が中間総括 金4個も課題「一喜一憂せずに」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/24/kiji/20180923s00006000339000c.html

                                                                                                    
0081名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 00:16:24.98ID:2yFkOiEo
柔道の世界選手権第5日は24日、アゼルバイジャンのバクーで男女各1階級が行われ、女子70キロ級で新井千鶴(三井住友海上)が
2年連続で金メダルを獲得した。準決勝で前回銀のマリア・ペレス(プエルトリコ)に一本勝ちし、決勝では世界ランキング2位のマリーエベ・ガイエ
(フランス)を合わせ技一本で破った。この階級で日本勢が連覇を果たしたのは2001、03年大会を制した上野雅恵以来。
初出場の大野陽子(コマツ)は準々決勝でモロッコ選手に一本負けし、敗者復活戦から3位決定戦に進んで銅メダル。
男子90キロ級の長沢憲大(パーク24)は準々決勝でイバンフェリペ・シルバモラレス(キューバ)に延長の末、指導三つの反則負けを喫し、敗者復活戦
から3位決定戦に回って銅を獲得した。優勝はニコロス・シェラザディシビリ(スペイン)。 

新井が女子70キロ級連覇=大野、長沢は銅メダル−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092400581

自分を信じた
新井千鶴 去年チャンピオンになってから、なかなか勝ち切れなくて、悔しい思いばかりしてきた。自分を信じて前に出た。(東京五輪に向けて)
一番欲しいものを手に入れるまで、頑張り続けたい。
反省生かしたい
大野陽子 金メダルを狙っていたので満足できる結果ではないが、3位決定戦をしっかり勝てたのはよかった。優勝が全ての世界。きょうの反省
を生かしていきたい。
これが実力
長沢憲大 調子が良くて、最初は絶対優勝できると思っていた。今はこれが実力。(準々決勝で敗れた後は)3位になることで次につながると
思って頑張った。

世界柔道・談話
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092400727

昨夏初の世界女王になって以降、勝ち切れない日々を過ごしてきた新井。苦闘の1年を乗り越え、再び頂上にたどり着いた。準々決勝では
リオデジャネイロ五輪銀メダルのアルベアル、準決勝では前回銀のペレスを破り、決勝ではフランスのガイエに合わせ技で一本勝ちした。
ライバルたちの研究に遭い、自分優位の組み手に持ち込めなくなっていた。昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会決勝は、大野と対戦して
指導三つの反則負け。今年2月のGSパリ大会は2位、4月の全日本選抜体重別選手権決勝ではまたも大野に一本負けした。5月の国際大会は3位。
自信の揺らぐ結果が続いた。
「負けたらいけない、優勝して当然だと、自分でハードルを上げていた」と振り返る。練習でさえ投げられることを恐れていたとも明かす。女王としての
プライドが足かせになっていたと気付き、「失敗を気にせず、課題に取り組もう」と意識を変えた。元来がしっかりと組み、内股を軸に攻める正統派。不十分な
体勢から技を掛ける練習を重ね、攻めの引き出しを地道に増やしていった。
連覇への意識について「チャレンジする気持ちで、全力で取りにいきたい」と話していた。弱さと向き合ったからこそ、たくましさを増した女王になれた。

苦闘の日々を乗り越えて=新井、たくましく連覇−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092400631
0082名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 00:20:22.13ID:2yFkOiEo
柔道の世界選手権第5日は24日、バクーで男女各1階級が行われ、女子70キロ級で新井千鶴(三井住友海上)が決勝でマリエーブ・ガイー(フランス)
に一本勝ちし、2連覇を果たした。同級の日本勢による2連覇は隔年開催だった2001、03年の上野雅恵以来で15年ぶり。
新井は準々決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダル、世界女王3度のジュリ・アルベアル(コロンビア)に優勢勝ち。準決勝では昨年2位のマリア・ペレス
(プエルトリコ)に一本勝ちし、初戦の2回戦から5試合を勝ち抜いた。アルベアルは3位。
女子70キロ級で初出場の大野陽子(コマツ)、男子90キロ級で初出場の長沢憲大(パーク24)は銅メダルを獲得。ともに準々決勝で敗れたが、
敗者復活戦と3位決定戦を制した。男子90キロ級はニコロズ・シェラザジシビリ(スペイン)が同国男子として五輪、世界選手権を通じて初めて優勝した。
日本は男女計10階級で全選手が表彰台に立ち、金5、銀5、銅3個のメダルを獲得している。
新井千鶴の話
「去年チャンピオンになってから、勝ちきれずに悔しい思いばかりしていたので、本当にうれしい。ほっとして涙が出た。ここからしっかり勝ち続け、
東京五輪で一番欲しいものを手に入れるまで、必死に頑張りたい」
長沢憲大の話
「(敗れた後は)3位になることが次につながると思って頑張った。絶対に勝とうという気持ちだった。3位を取り切れてうれしい」
大野陽子の話
「少し悔しいが、銅メダルを取れたのは良かった。またグランドスラム(大阪大会)で頑張る」

女子70キロ級の新井が2連覇! 大野と長沢は銅/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180924/jud18092423020010-n1.html

柔道の世界選手権第5日は24日、バクーで男女各1階級が行われ、女子70キロ級で初出場の大野陽子(コマツ)は準々決勝で敗れたが、敗者復活戦
を勝利。3位決定戦に進んだ。
女子70キロ級で世界ランキング12位の大野は、準々決勝で同7位のニアング(モロッコ)に完敗。パワーあふれる攻撃に対抗できず、2分4秒に
小外掛けで一本を奪われた。「持てる力を出し切る」との気迫は実らなかった。
猛練習で鍛え上げた遅咲きの苦労人だ。昨年12月から国内外の3大会を制し、28歳にして大舞台の切符をつかんだ。ライバルの新井との
日本勢同士による決勝は実現できなかったが、敗者復活戦から奮起して何とか銅メダルをつかんだ。

大野、パワーに対抗できず完敗 敗者復活戦から奮起の「銅」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180924/jud18092420580007-n1.html

柔道の世界選手権第5日は24日、バクーで男女各1階級が行われ、男子90キロ級で初出場の長沢憲大(パーク24)は銅メダルを獲得。
準々決勝で敗れたが、敗者復活戦と3位決定戦を制した。
男子90キロ級の長沢は準々決勝で、世界ランキング18位と格下のシルバモラレス(キューバ)に敗れた。2試合連続の延長で消耗し、7分36秒で
三つ目の指導を受けた。東京五輪代表争いを見据え「勝たなければいけない」と挑んだが、スタミナが切れた。
この階級は昨年、当初代表だったベイカー茉秋(日本中央競馬会)がけがで辞退。2番手以下の選手は実績不足で派遣が見送られ、長沢は
男女混合団体のメンバーにとどまった。「昨年の悔しい思いを晴らす」との意地で敗者復活戦を突破し、3位決定戦も7分43秒に及んだ熱戦を
制して銅メダルをつかんだ。

長沢、意地の「銅」 3決で7分43秒の熱戦制す/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180924/jud18092420590008-n1.html

バクーで開催中の柔道世界選手権で、最終日の27日に実施される男女混合団体の1回戦は男子73キロ以下、2回戦は女子70キロ以下の
階級区分から開始することが24日までに決まった。日本は初戦の2回戦でモンゴルと対戦する。
混合団体は男子が73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子は57キロ以下、70キロ以下、70キロ超の計6選手で構成。初実施された昨年は
軽い階級区分から女子、男子の順で交互に進行。今回は勝敗が決した時点で試合が終了し、出場機会を公平に保つため、最初に行う階級区分を
無作為に決定した。トーナメントが進むにつれ、開始のカテゴリーが一つずつ後ろにずれる。

男子73キロ以下から開始 世界柔道、混合団体新方式
https://www.sanspo.com/sports/news/20180924/jud18092421400009-n1.html
0086名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 10:38:02.89ID:nS6nYARC
初めて世界選手権の個人戦に臨んだ長沢が、銅メダルを手にした。準々決勝は、延長で力尽きたように三つ目の指導を受けて反則負け。それでもしっかり切り替え、敗者
復活戦、3位決定戦を勝ち抜いた。「本当にうれしい」。素直な感想だった。
昨年の大会で日本は、男子90キロ級の派遣を見送った。長沢は混合団体のみのメンバーに選ばれたことを「正直、恥ずかしい」と話していた。屈辱をバネにして
乗り込んだ1年後の舞台。「3位になることで次につながると思った。今はこれが実力」。力は出し切った

長沢、うれしい銅=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092500041

柔道・世界選手権第1日(24日、アゼルバイジャン・バクー)世界一への道が途絶えても、長沢の気持ちは切れなかった。男子90キロ級の3位決定戦。
「絶対に勝とうという気持ちだった」。延長3分半すぎ。強引な投げで自らつぶれた相手を返し技で仕留めた。この階級は昨年、ベイカー茉秋(日本中央競馬会)が
けがで代表を辞退。実績不足で繰り上がりの派遣は見送られた。ベイカーを追う立場に変わりはない。「また頑張りたい」と短い言葉に決意を込めた。

長沢、返し技で仕留め「銅」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180925/jud18092505010003-n1.html


28歳で初めて世界選手権に臨んだ女子70キロ級の大野は、準々決勝でモロッコ選手に一瞬の隙を突かれて一本負け。銅メダルを提げた表彰台で笑顔はなかった。
「優勝が全ての世界。満足できない」
昨年12月のグランドスラム東京大会決勝で新井を撃破。この勝利を踏み台に好結果を重ね、代表1番手として初舞台を踏んだが、新井と決勝で直接対決する
こともかなわなかった。「きょうの反省を生かしていきたい」。巻き返しを誓った。

大野、初舞台飾れず=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092500054

女子70キロ級で世界ランキング12位の大野は、準々決勝で同7位のニアング(モロッコ)に小外掛けで一本負けと完敗したが、敗者復活戦と3位決定戦を延長の末、ものにした。
「少し悔しいが、銅メダルを取れたのは良かった」とほっとした表情だった。
3位決定戦ではしぶとく、気迫あふれる闘いぶりで攻勢。指導3を引き出しての反則勝ちと意地を見せた。
猛練習で鍛え上げた遅咲きの苦労人だ。昨年12月から国内外の3大会を制し、28歳にして大舞台の切符をつかんだ。ライバルの新井との日本勢同士による決勝は
実現できなかったが、存在感は示した。

大野、しぶとく銅「少し悔しいが、メダルを取れたのは良かった」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180924/jud18092420580007-n1.html

柔道の世界選手権第5日は24日、バクーで男女各1階級が行われ、男子90キロ級はニコロズ・シェラザジシビリ(スペイン)が同国男子として五輪、世界選手権を通じて
初めて優勝した。
男子90キロ級のシェラザジシビリが五輪、世界選手権を通じて初の金メダルをスペインにもたらした。「信じられない。実感するには2、3日必要かも」と笑った。
出身のジョージアで10歳から柔道を始め、その数年後に家族とともにスペインに移り住んだという。「この階級にはリオ五輪王者のベイカー茉秋(日本中央競馬会)も
長沢もいる。東京五輪はまだ2年も先なので、もっと練習をしなければ」と謙虚だった。

シェラザジシビリ、スペイン男子初の金「実感するには2、3日必要かも」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180925/jud18092501470002-n1.html
0087名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 10:38:21.95ID:nS6nYARC
柔道・世界選手権第1日(24日、アゼルバイジャン・バクー)女子70キロ級で新井千鶴(24)=三井住友海上=が決勝でフランス選手に一本勝ちし、2連覇を果たした。
2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの田知本遥(28)が引退し、海外勢の層が厚い中量級に新たなエース候補が現れた。女子70キロ級の大野陽子(28)=コマツ、
男子90キロ級の長沢憲大(24)=パーク24=は銅メダルを獲得。ともに準々決勝で敗れたが、敗者復活戦と3位決定戦を制した。
世界女王の風格が漂った。昨年大会5位のガイー(フランス)との決勝戦。開始直後に技ありを奪われたが、新井は前に出続けた。1分29秒。得意の内股、
縦四方固めの合わせ技一本。2連覇を達成し、うれし涙を流した。
「去年チャンピオンになってから、勝ちきれずに悔しい思いばかりしていたので、本当にうれしい。ほっとして涙が出た」
準々決勝では2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルのアルベアル(コロンビア)に優勢勝ち。難敵を破り、勢いに乗った。この階級の日本勢では、自身を見いだした
所属先の先輩、上野雅恵が隔年開催だった01、03年に達成して以来15年ぶりの2連覇。海外勢が強い中量級で、日本の新たなエースが誕生した。
16年4月の代表選考会、選抜体重別で田知本遥(28)に敗れ、リオ五輪の出場を逃した。代表を最後まで争った田知本が金メダルに輝いた試合を現地で観戦。
目に焼き付けた。「私が勝ったことで新井は悔しい気持ちがあると思う」と田知本。触発された新井は帰国後、稽古に明け暮れた。
本来の組み手とは逆の右組みの技に取り組んだ成果が実り、昨年大会を初制覇。だが、そこから海外勢の徹底したマークを受けた。十分な組み手になれずに
得意の投げ技を出せない。今年に入って国際大会は2位と3位。危機感を募らせて臨んだ今大会だった。
正統派で完成度の高い柔道は海外勢も注目する。今春、フランス代表が所属先を訪れ、女子63キロ級で2連覇したアグベニェヌらが練習を望んだほど。
新井の柔道は世界から認められている。
「ここからしっかり勝ち続け、東京五輪で一番欲しいものを手に入れるまで必死に頑張りたい
第一人者の田知本は昨年10月に引退を表明。大野が3位にとどまる中、24歳の新井が代表争いで一歩リードした。東京五輪で大輪の花を咲かせる。
増地克之・女子日本代表監督
「新井はすごく苦しんでの2連覇。涙が全てを物語っている。世界女王の意地を見せてくれた」

中量級新エースに名乗り!新井、上野以来の女子70キロ級連覇/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180925/jud18092505030004-n1.html

勝利の瞬間、女王の目に歓喜の涙が浮かんだ。女子70キロ級の決勝。先に技ありを取られた新井千鶴は、内股でポイントを奪い返し、投げた相手をそのまま抑え込んで
一本勝ちを決めた。感極まり、両手で顔を覆った。
海外勢の厳しいマークに苦しんだ1年だった。
昨夏、初めて世界女王に輝くと、国際合宿で新井と組もうとする選手が増え、研究が一気に進んだ。「両手で組み手を持たせないようにしてくる」。これまでのスタイル
だけでは限界を感じ、「2つ持たせてくれないのが、当たり前と思ってやるしかない。(片手で)どこを持っても投げられるように」と、実戦を想定した打ち込みなどで対策を
講じてきた。一本背負い投げを練習したり、軽量級の選手の動きを参考にして担ぎ技にも取り組んだ。
成果はなかなか目に見えなかった。今年に入って国際大会は2位と3位。苦戦が続き、国内でも、昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会、さらに4月の
全日本選抜体重別選手権で大野に2連敗した
 「2連覇のための舞台」と位置づけた世界の舞台で、苦しんだ1年の我慢がようやく実を結んだ。「決勝で終わりではなく、もっともっと勝ち続けるつもり」。闘争心を
前面に出した24歳が、日本勢の同級では、所属先の先輩でもある2001、03年大会の上野雅恵以来となる連覇を成し遂げた。

【世界柔道】女子70キロ級の新井千鶴、進化の2連覇
https://www.sankei.com/sports/news/180925/spo1809250001-n1.html
0090名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 10:47:07.87ID:nS6nYARC
女子70キロ級の新井千鶴(24=三井住友海上)が2連覇を飾った。決勝は世界ランキング2位のガイー(フランス)に一本勝ち。昨年の初優勝以降、4大会連続で優勝を逃し、
その雪辱を果たした。この階級での日本勢の2連覇は、隔年開催だった01、03年の上野雅恵以来15年ぶり。海外勢の層が厚い中量級に新たなエース候補が現れた。
新井は優勝が決まると天井を見上げた。こぼれ落ちる涙が止まらない。「昨年から勝ちきれなくて…。本当にうれしい。やっと(上野)先生に並べた」と声を詰まらせた。
決勝は開始16秒でガイーに技ありを奪われた。コンタクトが外れるハプニングもあったが、装着する時間で心を落ち着かせた。「ここで絶対に負けない」。組めない中、
果敢に攻め続けた。1分16秒、相手を崩して得意の内股で技ありを奪い、縦四方固めで合わせ技一本。勝負を決めた。
世界女王の重圧に苦しんだ1年だった。昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会、今年のGSパリ大会と準優勝。4月の選抜体重別選手権決勝では大野に一本負けし、
代表2番手での選出となった。「このチャンスを必ずものにする」。強い覚悟を持って今大会まで準備した。
世界で勝つための戦術を追求し、<1>変則技<2>リカバリーに重点を置いた。172センチの長身から放つ強烈な内股が警戒され、組んでもらえないことを想定し、
変則技に取り組んだ。引き手を下げられた不利な体勢から払い腰や一本背負いなどを反復。稽古熱心で体を追い込み過ぎるため「オンとオフ」の切り替えも心掛けた。
20年の大勝負で頂点に立つためにも、決して慢心はない。「心技体」ともに過去最強を突き詰める。「自分がどう強くなりたいか。その1点に集中したい」。2連覇しても
まだ“未完成”と捉え、世界女王は歩みを止めない。

新井千鶴2連覇 世界で勝つ戦術を追求し新エースに - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809250000174.html

女子70キロ級で新井千鶴(24)=三井住友海上=が2連覇を達成した。決勝でガイー(フランス)に合わせ技一本で勝利した。同級の日本勢による2連覇は
隔年開催だった2001、03年の上野雅恵以来で15年ぶり。同階級で初出場の大野陽子(28)=コマツ=と男子90キロ級で初出場の長沢憲大(24)=パーク24=は銅
メダルを獲得。ともに準々決勝で敗れたが、敗者復活戦と3位決定戦を制した。日本勢は男女とも開幕から5日連続で全13人がメダルを手にした。
2連覇を決めた瞬間、感情をこらえきれなかった。常に冷静な新井には珍しい涙。「昨年チャンピオンになってから、勝ちきれなくて悔しい思いばかりしてきた。本当に
うれしい」。準決勝は両目のコンタクトレンズが外れ、視界がぼやける中で一本勝ち。決勝は開始直後に技ありを奪われながら内股からの縦四方固めで合わせ技一本。
「正直、何で投げたか覚えてない。無我夢中だった」と執念が際立った。
本命視された16年リオ五輪の代表落選を乗り越え、17年に初めて世界女王となった。だが「自分の中で守る気持ちがあった」。練習でもどこかで投げられることを嫌がり、
積極性が失われた。さらに海外勢からは「新井はこうしたら嫌なんじゃないかというのが徹底されていた」。投げ技を警戒され、まともに組ませてもらえない状態が続いた。
国内外の4大会で優勝を逃し、女子の増地克之監督(47)に「挑戦者としてやってみよう」と諭された。子どもの頃から体格に恵まれ「上からガバッて持って足技を
ちょちょってかけて勝っていた」。得意の内股や大外刈りで結果を残し続けてきたが、海外勢の徹底マークを打ち破るため、幅を広げることを決断。柔道人生で初めて
担ぎ技を練習するようにもなった。
この階級の2連覇は所属のコーチでもある上野雅恵が記録して以来だ。「やっと雅恵先輩に並べて、ここからまた出発できる」。今度こそ、強い世界女王であり続ける。

新井千鶴、2連覇にうれし涙「本当にうれしい」 コンタクト外れるも一本勝ち
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180925-OHT1T50018.html
0091名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 10:54:32.62ID:nS6nYARC
女子70キロ級の新井千鶴(24=三井住友海上)が決勝でガイー(フランス)を合わせ技一本で破り、連覇を達成した。同階級の日本勢の連覇は01、03年大会の
上野雅恵以来、史上2人目の快挙となった。同級で初出場だった大野陽子(28=コマツ)は準々決勝で敗れたが、3位決定戦でペレス(プエルトリコ)を破り銅メダル。
また、男子90キロ級の長沢憲大(24=パーク24)も銅メダルを獲得した。日本勢は第5日を終えて、全13選手がメダルを獲得している。
感情がほとばしった。合わせ技一本で優勝が決まると、新井の目に自然と涙があふれた。畳を下りる前にはスタンドの三井住友海上社員に向かって両手でガッツポーズ。
担当の上野順恵コーチも「見たことがない」と驚くほど、普段は冷静な24歳が連覇の喜びを表現した。
「悔しい思いばかりしてきたのでうれしい。先に技ありを取られたが、ここで終わりにしたくなかった。自分を信じて前に出た」
決勝は開始10秒、内股を返され、技ありを奪われた。もつれた際に右目のコンタクトが外れたが、はめ直す最中に「呼吸を整えた。そこで落ち着けた」とクールダウン。
1分すぎ、再び得意技で技ありを奪い、そのまま抑え込んで一本。「釣り手が持てなくてもいけると思った」と最終シーンを振り返った。
追われる立場となったこの一年は、4大会で一度も優勝できなかった。元々が両手で組んで投げにいく正統派。まともに組み合ってもらえなくなり、組み手不十分でも
技を掛ける練習にひたすら取り組んだ。決勝の技ありも釣り手は相手の背中をつかむのが精いっぱい。磨いてきた技術と力が、ポイントを奪うことを可能にした。
女子70キロ級の連覇は、所属先の先輩である上野雅恵以来。04年アテネ、08年北京と五輪連覇の先人に続いた新井にも、大きな期待がかかる。「一番欲しいものを
手に入れるまで頑張り続けたい」。今大会は大野に続く第2代表。再びトップランナーを奪い返し、東京五輪まで突っ走る。
≪女子70キロ級≫大野は準々決勝でニアング(モロッコ)に屈し、頂点への道が閉ざされた。パワーで勝る相手に密着され、組み手を切られた瞬間に小外掛けで一本負け
。「2つ持っていれば投げられなかった。絶対に決勝まで行かないといけなかった」と悔やんだ。気持ちを切り替えて銅メダルは確保し「満足はしないけど良かった」と
少しだけ安ど。新井には2連勝中と相性は悪くないだけに「次は絶対に勝ちたい」と11月末のGS大阪大会でのリベンジを誓った。
≪男子90キロ級≫夏前に膝の半月板を損傷した長沢はその影響もあってか、準々決勝の延長戦でスタミナ切れで指導3を受け敗戦。意地で銅メダルは確保し
「3位になることが次につながると思い頑張った。絶対に勝とうという気持ちだった」と話した。昨年は16年リオ五輪金のベイカー茉秋がケガで出場を辞退したが
実績不足から繰り上がりの派遣は見送られた。「ベイカーなら優勝していたと思われるので勝ちたかった。また頑張りたい」と決意を新たにしていた。

新井千鶴が連覇 日本勢2人目の快挙「自分を信じて前に出た」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/25/kiji/20180925s00006000047000c.html
0092名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 10:54:47.47ID:nS6nYARC
大会5日目を終了し、日本勢は13人全員が金5個を含むメダルを獲得。男女同時開催となった1987年大会以降で、最軽量級からの5階級で全員が表彰台に
立つのは初の快挙だ。
男子は16年リオ五輪で、7階級制以降では初となる全階級メダルを達成。井上康生監督は諦めないことの重要性を選手に説き続けた。途中で敗れて3位決定戦に
進まざるを得なかった場合でも勝負強さが際立っている。今大会は60キロ級の高藤直寿と66キロ級の阿部一二三が連覇を達成して、チームを勢いづけた。
女子は52キロ級で、一二三の妹で18歳の阿部詩が初出場ながら優勝。70キロ級ではリオ五輪で落選した新井千鶴が連覇を果たすなど、層の厚さを見せつけた。
25日は男子100キロ級にウルフ・アロン、女子78キロ級に浜田尚里が登場。全員メダルの継続に向け、活躍が期待される。

世界柔道で日本勢が13人連続メダル 男女同時開催の87年以降では初の快挙
https://hochi.news/amp/sports/etc/20180925-OHT1T50071.html

第4日の藤原は常に前に出て攻める、自分の柔道をやるんだという姿勢は次につながる試合だった。阿部一二三と間近で接し、何をすれば世界で勝てるのかを
見てきた経験も生きたのではないか。決勝は紙一重の部分で経験の差が出た。裏投げにいくところを、切り返されることはなかなかない。相手はレスリングなどの
影響を受けて普通の柔道スタイルとは違うところがあり、対応できなかった。勉強になったと思う。
男子81キロ級は永瀬貴規と若手の差がかなりあったが、この1年間で藤原が成長している。国内の争いは佐々木健志を含めた三つどもえになりそうだ。海外勢も
層は厚いが、五輪王者も世界王者も敗れた。絶対王者が不在で、チャンスはある。
女子63キロ級は田代が決勝で敗れたアグベニェヌ(フランス)、リオ五輪女王ティナ・トルステニャク(スロベニア)と他の選手の差がかなりあったが、日本人選手は
ティナには勝てている。あとはアグベニェヌを誰が倒すか。田代は組み際の技を使いながら自分の形にして、いいペースで仕掛けていた。負けはしたが、
勝負できるレベルまで来ている。

【中村兼三の目】藤原、自分の柔道貫く姿勢は次につながる
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180925-OHT1T50020.html

23日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では「日本が熱狂したスポーツ名場面ベスト30」と題し、番組独自のスポーツ名場面ランキングを発表。その5位には、
柔道・谷亮子(田村亮子)氏が3度目の五輪挑戦で金メダルを獲得したシドニー五輪の激闘が入った。
番組カメラに当時の心境を語った谷氏は「3度目の正直で金メダルを獲得することができて、純粋に自分自身も心から感動したっていうのを覚えている」と語るも、
「オリンピックを目指すにあたって影響を受けた人がいます」と意外な人物の名前を口にした。
その人物とは、元プロボクサーのマイク・タイソン氏。ヘビー級の中では比較的小柄なタイソン氏の動きを参考にしていたという谷氏は、「実家にサンドバッグがありまして、
そこでマイク・タイソンの動きをしながら1分間くらい叩き続ける。それやって30秒くらい休んでまた叩き続ける。全力で。それマイク・タイソンっていう名前(の練習)なんです」と苦笑い。
一見ボクシングの練習のようだが、その真意を語った谷氏は「すごいアッパーされていたんで。アッパー行くのと同時に私は組む。組手を研究したりしてそうやることで組手で絶対負けない」と
説明した他、闘争本能を育むため「虎やライオンに会ってにらめっこしてみたり」とも話したが、これを聞いた土田晃之は「言ってることが武井壮と一緒」とツッコミを入れていた。

柔道金・谷亮子氏が明かす、動きを参考にしていた意外な人物
http://news.livedoor.com/article/detail/15349811/
0093名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 23:49:06.99ID:rkwGmJOT
柔道の世界選手権第6日は25日、アゼルバイジャンのバクーで男女各1階級が行われ、女子78キロ級で初出場の浜田尚里(自衛隊)が
金メダルを獲得した。
浜田は準決勝までの4試合を全て一本勝ち。決勝では世界ランキング1位のフーシェ・ステーンホイス(オランダ)を延長の末に反則負けに追い込んだ。
男子100キロ級では前回優勝のウルフ・アロン(了徳寺学園職)が準々決勝でニヤス・イリアソフ(ロシア)に一本負けした。敗者復活戦で優勢勝ちし、
3位決定戦に回った。

浜田が金メダル=ウルフは連覇逃す−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092501049

初の大舞台に臨んだ浜田は、この日が28歳の誕生日。得意の寝技だけでなく、立ち技でも力を見せ、金メダルという最高の結果で自ら祝った。
10歳で柔道を始め、高校時代に寝技が得意になった。指導者に教わる体のひっくり返し方を次々と覚えた。
寝技での一本より「投げた方が気持ちいい。ほとんどないけど」と笑うが、「自分の形になれば誰にも負けない。相手が(体を丸めてうつぶせになる)カメに
なったらいける」。控えめな口調の中に、自信がにじむ。自衛隊入隊後は立ち技でも対抗できるようになり、少しずつ実績を積み重ねてきた。
ロシア発祥の格闘技、サンボにも取り組みさらに寝技の技術を磨いた。そして、2014年にサンボの世界選手権女子80キロ級で優勝するという
異色の経歴も。今回、新たな世界一の称号が加わった。
国内の女子78キロ級は、浜田が「抜けている人がいない」と言うように混戦模様。遅咲きの新女王が、2年後の東京五輪代表争いをリードする
存在になった。

自ら祝ったバースデー=28歳浜田が金−世界柔道・女子78キロ級
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092501270

柔道の世界選手権第6日は25日、バクーで男女各1階級が行われ、女子78キロ級で初出場の28歳、浜田尚里(自衛隊)は決勝で
世界ランキング1位のフーシェ・ステーンホイス(オランダ)に指導3による反則勝ちを収め金メダルを獲得した。
日本女子は6階級を終えて4個目の金メダルで、五輪実施の7階級中5階級を制した2010年東京大会以来の好成績。浜田は準決勝で
09年大会覇者マリンド・フェルケルク(オランダ)を倒すなど4試合連続の一本勝ちで決勝へ進んだ。
男子100キロ級で昨年覇者のウルフ・アロン(了徳寺学園職)は準々決勝でニヤス・イリアソフ(ロシア)に一本負け。3位決定戦も敗れ今大会の
日本勢で初めてメダルを逃した。
日本は男女計12階級で金6、銀5、銅3個のメダルを獲得している。
浜田尚里の話
「決勝は競った中でしっかりと勝ち切れた。今まで以上に立ち技を練習してきたので、見せることができて良かった。いい誕生日になった。(サンボと)
二つの競技での世界一を狙っていたので、うれしい」
ウルフ・アロンの話
「自分の持ち味の粘りが出ずに終わった。勝ち抜くスタミナが戻っていなかった。この負けをどう生かすかが大事」

初出場の浜田が金! ウルフはメダル逃す、世界柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180925/jud18092522290007-n1.html

前回大会、初出場で男子100キロ級の世界一に輝いたウルフはその後、けがに苦しんだ。今大会の代表選考会に一度も出場しなかったが、連覇を
目指すチャンスを得た。「こういう形で選ばれた。勝つことが使命」。覚悟を胸に臨んだが、頂点にはたどり着けなかった。
 準々決勝の相手、イリアソフは右手でウルフの肩越しから背中をつかむような組み手で、足技で振り回すように攻めてきた。ウルフは圧力に苦しみ
先に指導を受けたが、徐々に内股などで反撃した。しかし3分42秒、浴びせ倒すような小外掛けを食らい、一本負け。しばらくしゃがみ込んだ。
 昨年12月のグランドスラム東京大会は右胸鎖関節を痛めて欠場。年明けには左膝半月板を負傷し、手術に踏み切った。しかし、ライバルたちの不振も
あり、実績を評価されて今大会の切符が舞い込んだ。世界王者ながら「立場は崖っぷち」。責任を痛感していた。
 6月に実業団の大会で実戦復帰。急ピッチで仕上げてきたが、王座を守れるまでの状態には戻せなかった。「2回勝ってこそ実力」と話していたウルフ
真価を示せなかった。

果たせなかった「使命」=ウルフ、王座守れず−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092501142
0094名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/25(火) 23:55:01.52ID:rkwGmJOT
2連覇を果たした女子70キロ級の新井千鶴(24=三井住友海上)が、両目のコンタクトが外れた状態で戦っていたことを明かした。
試合後、報道陣の取材に応じ、前大会準優勝のペレス(プエルトリコ)との準決勝で「(組み手が)激しく、何回も顔に当たってコンタクトが外れた。
両目が外れて、あまり見えない状態だったけど、それぐらいがむしゃらに前に出た」と仰天告白した。さらに、世界ランキング2位のガイー(フランス)と
の決勝では、片目のコンタクトが一度外れて入れ直す場面があった。開始16秒で技ありを奪われたが、入れ直す時間があったことで「自分の中で
1回呼吸を整えることが出来た」として、再び“戦闘スイッチ”が入った。1分16秒に得意の内股で技ありを奪い、縦四方固めで合わせ技一本。一気に
勝負を決めた。
昨年、世界女王となり重圧に苦しんだ。4大会連続で優勝を逃し、その雪辱を今大会で果たした。「チャンピオンになって勝ちきれなかったから…
心からうれしい。最後、強い気持ちで勝利を手に出来て、本当に良かった」。涙しながら安堵(あんど)の表情を浮かべた。
再び、世界王者となりグランドスラム大阪大会(11月23〜25日、大阪市中央体育館)を制覇すれば、19年世界選手権代表に内定する。「強い気持ち
でもう1回スタートしたい」と、次戦に向けて決意を新たにした。

連覇の新井千鶴が仰天告白 コンタクトが外れていた - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809250000018.html

17年世界女王の新井千鶴(24=三井住友海上)が2連覇を果たした。
準々決勝ではリオデジャネイロ五輪銀メダルで世界女王3度のジュリ・アルベアル(コロンビア)に優勢勝ちして勢いに乗った。準決勝、決勝
と自分の柔道を取り切った。
前大会以降、グランドスラム(GS)東京大会、GSパリ大会で準優勝。4月の選抜体重別選手権(兼世界選手権代表最終選考会)では、
GS東京大会に続いて今大会代表1番手の大野陽子(28=コマツ)に2連敗したが、実績が評価されて代表2番手で選出された。
172センチの長身から放つ内股は豪快。世界選手権初出場の15年大会は5位に終わり、日本女子でただ1人メダルなしの屈辱を味わった。
16年リオデジャネイロ五輪代表は田知本遥と最後まで争ったが、惜しくも落選。田知本が頂点に立つ瞬間を現地で目にし「金メダルは遠くない」
と自らを奮い立たせた。
海外勢のパワー柔道に対抗するために筋力強化にも励み、体幹も鍛えた。大会で連敗が続いた時は、最後は「技術よりも気持ち」と考え、無心で
思いっ切り稽古を続けた。
本番は2年後の東京五輪。再び、世界女王の称号を手にした新井は歩みを止めない。

代表2番手の新井千鶴、リオ五輪補欠から奮起し連覇 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809240000558.html

「寝技の女王」こと浜田尚里(28=自衛隊)が初出場初優勝した。

準決勝では09年大会優勝のマリンド・フェルケルク(オランダ)を撃破。得意の寝技を駆使して4試合連続の一本勝ちで決勝へ進むと、最後まで
勢いは止まらなかった。
17年グランドスラム(GS)東京大会を制し、2月のGSパリ大会決勝ではリオデジャネイロ五輪代表の梅木真美(23=ALSOK)に絞め技で一本勝ち。
これらのことが評価されて初代表に選出された。
高校時代から寝技を武器に、山梨学院大時代には寝技の攻防が激しいロシアの格闘技「サンボ」を始めた。サンボで13年ユニバーシアード大会を
制するほどの実力を身に付け、柔道の幅を広げた。
今日25日は28歳の誕生日。「世界女王」という最高のプレゼントをもらった。

「寝技の女王」浜田尚里が初出場初V/世界柔道 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809250000664.html
0095名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 10:33:54.06ID:Q+aofbtD
ここだけの話、言わせていただきます。女子70キロ級で2連覇を果たした新井千鶴(24=三井住友海上)の決勝は内股で技ありを取ってからの押さえ込みで
合わせ技で決まりましたが、あの内股で一本でなかったら何が一本なのかと。男子90キロ級でも、長沢憲大(24=パーク24)におかしな判定がありました。
今大会は判定について、何かこう、選手も戸惑っているし、審判にも煮え切らないものが多い気がしますね。
柔道ではここ何年かでルールの改正が頻繁にありました。技のポイントで「効果」と「有効」がなくなって「技あり」だけになり、それまで「有効」だった技も「技あり」
でいいみたいな風潮になって。何をもって「技あり」なのか、誰もわからなくなっている気がするんですよ。審判も反則を取らなきゃ、取らなきゃと焦っているみたいで。
まるで「取らないと上からどやされる」みたいに見受けられますね。
選手としては何も言える立場じゃないから、変わったルールの中でしっかりやらないといけない。でもこんな短い、わずか10年にも満たない間に、こんなにルールが
コロコロ変わる競技は柔道しかないんじゃないですかね。それはちょっと…と思いますね。
まあ、IJF(国際柔道連盟)会長の言われた通りにやって、保身に走っている人もいるのかなと。でも柔道が好きで柔道の世界に残っているなら「戦おうや」と
なるもんだと思いますけれど。判定に関しては何か納得いかない大会になっていますね。

【柔道世界選手権】石井慧「ルールがコロコロ変わって判定が不可解に」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/1135654/

女子70キロ級で新井千鶴(24=三井住友海上)が決勝でマリエーブ・ガイー(フランス)に一本勝ちし、2連覇を果たした。
日本女子の新エースは「去年チャンピオンになってから勝ち切れずに悔しい思いばかりしていたので、本当にうれしい。ほっとして涙が出た」と安堵の表情だった。
昨年大会で優勝したが、世界中から研究され徹底マークを受けてきた。国際大会で勝ち切れない時期もあり、環境に行き詰まりを感じたこともあった。だが今は違う。
所属で技を磨く一方、合宿を利用して男子との乱取りを積極的に行っている。
「所属だと男性で1人、来てくれる人がいる。長身の人だからお願いしたり、あとは合宿を使って組み合ったりできる。合宿は毎月入るようになっているから割と男子も
参加してくれる。そこで結構お願いできる。日大の大きい選手とやったり、代表合宿で先生とやったりします」(新井)
男子との練習を増やしたことで外国人対策ができるようになり、力負けすることはなくなった。「どうしても外国人は身長がある。基本は大きい人とやるから、
そういうイメージをつけるためにも男子とやったほうがいい。男子とやったほうがパワーつくのかなと思ってやっています」。身体的なハンディを補い、
1年前よりさらにたくましく、上昇カーブを描いてきた。
女子日本代表の増地克之監督(47)も「新井はすごく苦しんでの2連覇。涙が全てを物語っている。世界女王の意地を見せてくれた。心技体ともに成長した」と
最大級の賛辞を贈った。もちろんゴールはここではない。新井は「東京五輪で一番欲しいものを手に入れるまで必死に頑張りたい」ときっぱり。目指すはあくまで
2年後の頂点だ。

【柔道世界選手権】女子70キロ級連覇の新井千鶴を支えた規格外の乱取り
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/1135645/
0099名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 10:40:20.91ID:Q+aofbtD
柔道の世界選手権第6日は25日、バクーで男女各1階級が行われ、女子78キロ級で初出場の28歳、浜田尚里(自衛隊)は決勝で世界ランキング1位の
フーシェ・ステーンホイス(オランダ)に指導3による反則勝ちを収め金メダルを獲得した。
日本女子は6階級を終えて4個目の金メダルで、五輪実施の7階級中5階級を制した2010年東京大会以来の好成績。浜田は準決勝で09年大会覇者
マリンド・フェルケルク(オランダ)を倒すなど4試合連続の一本勝ちで決勝へ進んだ。
男子100キロ級で昨年覇者のウルフ・アロン(了徳寺学園職)は準々決勝でニヤス・イリアソフ(ロシア)に一本負け。3位決定戦も敗れ今大会の日本勢で
初めてメダルを逃した。同級は趙グハム(韓国)が制した。

【柔道】初出場の浜田尚里が金メダル ウルフ連覇逃す、世界柔道
http://www.sankei.com/sports/news/180926/spo1809260001-n1.html

異色の新女王の誕生だ。28歳の誕生日を迎えた浜田がその寝業師ぶりを見せつけ、立ち技で見劣る“ハンディ”をものともせず、一気に頂点に駆け上がった。
敗退の淵からはい上がった3回戦が出色だった。オーストリア選手に開始わずか31秒で技ありを許した。追いかける展開になり、「気持ちが前に出すぎる」(
増地克之女子監督)悪癖がのぞいたか。中途半端に内股を仕掛けたところを受け止められ、返された。
浜田が浮いた両足をばたつかせ、両者が車輪のように回転しながらもんどり打って倒れ込む。ひやひやのシーンだったが、次の瞬間、覆いかぶさっていたのは
浜田の方。敗戦のポイントを回避したどころか、そのまま横四方固めで逆転した。
続く準々決勝のスロベニア選手は懐が深く、とても足技が届きそうもない。ならばと繰り出したともえ投げは単発で決める気はさらさらなく、寝技の攻防に持ち込む
伏線だった。上に乗られた状態からするりと体を入れ替わって再び横四方固め。「意識して練習してきた形」としてやったりだ。
学生時代までは柔道と並行して関節技に特徴のあるロシア生まれの格闘技「サンボ」を習い、大学の世界大会で優勝した経験まである。最近は「練習時間のうち9割は
割いている」というほど立ち技での課題は大きいが、既に寝技の方は完成の域に達している。
昨年、グランドスラム(GS)東京の決勝で送り襟締めで一本を取ったオランダの世界ランキング1位との再戦となった決勝は再び絞め技、関節技で攻め立てて指導3つで
反則勝ち。初代表の中堅が、気づけば堂々「オール一本勝ち」で戴冠し、層の厚い階級に割って入った。

寝業師・浜田28歳、異色の新女王 世界柔道
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35757720W8A920C1US0000/
0100名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 10:41:54.34ID:Q+aofbtD
柔道・世界選手権第6日(25日、アゼルバイジャン・バクー)女子78キロ級で初出場の浜田尚里(しょうり、28)=自衛隊=が決勝でオランダ選手に指導3による
反則勝ちを収め、金メダルを獲得した。男子100キロ級で昨年覇者のウルフ・アロン(22)=了徳寺学園職=は準々決勝でロシア選手に一本負けし、3位決定戦でも敗れて
5位。今大会の日本勢で初めてメダルを逃した。日本はここまで男女計12階級で金6、銀5、銅3個のメダル獲得となった。
快進撃だ。浜田が次々と強豪を撃破した。決勝までの4試合は全て一本勝ち。決勝では世界ランキング1位を破った。この日は28歳の誕生日。遅咲きのベテランが
記念日を初出場Vで祝った。
「勝って、自分で(誕生日の)プレゼントができたらと思っていた」
3回戦と準々決勝は横四方固め。決勝では寝技を警戒する世界1位のフーシェ・ステーンホイス(オランダ)に一歩も引かず、9分を超える激闘の末に相手が指導を
3回受けての反則勝ち。ルール上は「一本勝ち」となり、全5試合を一本勝ちとなった。名前の通り“ショウリ”を飾った。
10歳から柔道を始めた。鹿児島南高に入学後、寝技を重点的に稽古。鹿児島から遠く離れた山梨学院大に入学すると、4年時に柔道強化の一環で柔道とレスリング
を合わせたような格闘技「サンボ」を始めた。
「サンボを始めてから関節技、絞め技ができるようになってきた。幅が広がった」。サンボで2013年ユニバーシアード代表に選出されて優勝。翌14年には世界選手権でも
頂点に立った。
この日は寝技だけでなく、稽古の9割を割いてきた立ち技を繰り出した。立って良し、寝て良し。念願の舞台で試合を重ねながら成長した。
女子78キロ級の国内は東京五輪に向けて絶対的な柱が不在。「五輪や世界選手権で優勝したいと思っていた」。日本女子はこれで6階級を終えて4個目の金メダル。
五輪実施の7階級中5階級を制した10年東京大会以来の好成績だ。今後も“ハマショー”が女子柔道界を牽引(けんいん)する。
増地克之・女子日本代表監督 
「フランスの(手ごわい)2選手が敗れるという運もあったが、チャンスをしっかりとものにした。最後は気持ちで勝った、我慢の優勝だった。一生忘れられない
誕生日になったと思う」

浜田、26歳誕生日飾った「金」!オール一本でメダルつないだ日本女子/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180926/jud18092605030003-n1.html

決して忘れられぬ、そして最高の誕生日となった。決勝は世界ランク1位の難敵に「経験したことがない」という9分超えの死闘で指導3を引き出し決着。優勝が決まっても
喜ぶ余力がないほど疲れ切っていたが、一息入れると「誕生日なので優勝したいと思った。自分へのプレゼントになった」とほほ笑んだ。
昨年出場した国際大会4試合は、15戦全て寝技で一本勝ちした「新・寝技の女王」。準々決勝では1メートル67の自身よりも頭一つ分も長身のスロベニア選手を
巴投げで引き込むと、仰向けの状態から半身ずらして右手で相手の帯をつかみ、反転して抑え込む高等技術を披露。「下から(寝技に)いける練習もしてきたので」と
あっけらかんと言ってのけた。
「得意技がなかった」という高1の時、恩師の助言で寝技の練習に取り組み始めると、面白いように試合で決まった。山梨学院大の卒業前に、13年のユニバーシアードに
サンボで出場するために二刀流を開始。練習は土日の週2回だけだったが関節技や絞め技は劇的に上達。14年の世界選手権優勝後にサンボからは離れたが、
畳の上で技術を生かした。
本音は「投げた方が気持ちがいい」。同じように“関節娘”で名をはせる女子52キロ級の角田夏実(了徳寺学園職)には「そんな怖い技はできないわ」と話す。
今大会に向けた練習時間の比率は立ち技が9、寝技が1で、初戦(2回戦)は小外掛け、準決勝は大内刈りで一本勝ちし「今まで以上に練習してきたので」と成果を喜んだ。
2つの競技での世界一には「それは狙っていたので」と、この日一番のビッグスマイルを見せた浜田。アギアル(ブラジル)、チュメオ(フランス)ら過去の優勝経験者が
メダルも獲れなかった混とんの階級に、ユニークな新女王が誕生した。

浜田 女子78キロ級初出場V、新・寝技の女王が誕生日飾った
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/26/kiji/20180925s00006000353000c.html
0101名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 10:44:01.58ID:Q+aofbtD
アゼルバイジャンで行われている世界柔道選手権の男子100キロ超級が、今日26日、現地で行われる。日本からは、リオ五輪同級銀メダリストの原沢久喜と、
明大4年の小川雄勢の2人が登場する。
注目は、世界柔道選手権では無差別級での3連覇など4度の優勝を誇り、バルセロナ五輪銀メダリスト、その後に転身した総合格闘技では暴走王の異名で活躍した
小川直也氏(50)の長男、小川雄勢だ。4月の全日本選抜体重別選手権100キロ超級で初優勝。その3週間後に行われた体重無差別で争う全日本選手権は準決勝
で敗れたが、大会後の全日本柔道連盟(全柔連)の強化委員会では、昨年の講道館杯、グランドスラム(GS)東京、そして選抜体重別での優勝が評価され、
今回、初の世界大会に抜擢された。
父親似の風貌で、身長1メートル90、体重135キロの恵まれた体格もほぼ同じ。ここで結果を残すことは、そのまま東京五輪につながる道となる。
柔道男子で最も重い階級となる100キロ超級で日本は苦戦を強いられている。オリンピックで金メダルを獲得したのは2008年北京五輪の石井彗が最後で、
前回の16年リオデジャネイロ五輪は銀メダル、12年のロンドン五輪はメダルにすら届かなかった。世界柔道選手権の優勝も2003年の棟田康幸氏以来出ていない。
それだけに小川雄勢への期待が大きい。
史上初の父子Vを目指した全日本選手権では、大会3連覇が懸かっていた王子谷剛志(旭化成)に優勢負けを喫した。開始34秒に出足払いで技ありを奪われ、
ポイントを挽回できないままの終戦。直也氏と同じ大学4年、21歳での初優勝を宣言していただけに「技に入りきれず、(足が)戻ったところを狙われた。タイミングが
合ってしまった」と敗戦の弁を絞り出した。さらに「(王子谷は)今まで負けていなかった相手。慢心はなかったけど、どこか油断があったのかもしれない」と続け、
大きな体を小さくした。
それでも観戦していた直也氏は及第点をつけていた。
「選抜体重別での優勝から3週間。気持ちを入れ直す難しさがあったし、全日本選手権は独特の雰囲気がある。でも、体は動いていたし、ホント紙一重の差。
もう一歩努力すればいいんじゃないか」
2年後の東京五輪に向けては「いいきっかけになった。彼の柔道人生にとってきょうの負けはいい経験になると思う」とさらなる精進を求めた。
一時代を築いた父のDNAを受け継ぐサラブレッドには、先に技を仕掛け、一本を取れる完成度の高い柔道を構築していくという課題がある。
昨年12月のGS東京では決勝でリオ五輪100キロ級の覇者、ルカシュ・クルバレク(チェコ)を破る殊勲星を挙げた。だが、14分を超える長い試合も最後は相手が
消極的姿勢で3つ目の指導を受けての反則勝ちでの決着。互いに決め手を欠いての“死闘”だった。
最近の重量級は総じて一本での決着は少なく、特に実力が拮抗している選手同士の対戦はゴールデンスコアによる延長に突入し、最後はどちらかが指導3つを
受ける反則で勝敗が決する場合が多いが、「元々、自分から投げるタイプの選手ではない」という小川の戦いぶりも例に漏れない。
選抜体重別では王子谷を準決勝で、3年ぶりに全日本選手権を制した昨年の世界選手権銀メダルの原沢久喜(JRA)を決勝で破ったが、内容はともに相手の
指導3つによる反則勝ちだった。
今大会には、100キロ超級に長年君臨するテディ・リネール(フランス)が欠場しているが、成長を見せなければ、その牙城を崩すのは厳しくなる。オリンピックは
ロンドン、リオと2連覇中で世界選手権は100キロ超級、無差別級で計10個の金メダル。2010年の黒星を最後に負け知らずの王者を倒すには、ただ単に圧を
かける力比べのような柔道はまったく通用しないだろうし、見る者の心も動かない。
「目標は世界一になることです」
その言葉を実現するためにも、一本にこだわる攻めのスタイルを磨いていかなければならない。
2年後の東京に向け、まずは鬼の居ぬ間に目指すは世界一。「今の彼の武器は若さだけ。まだまだ発展途上ですよ」。伸びしろたっぷりの息子の金メダルを父も信じている。

世界柔道。暴走王DNAを継ぐ小川雄勢は苦戦続く最重量級救世主になれるのか
https://thepage.jp/detail/20180505-00000003-wordleafs
0102名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 10:51:39.30ID:Q+aofbtD
女子78キロ級で浜田尚里(28)=自衛隊=が初出場で金メダルに輝き、自らの誕生日を祝った。世界ランキング1位のフーシェ・ステーンホイス(オランダ)との9分23秒
に及んだ決勝を指導3による反則勝ちで制し、オール一本勝ち。男子100キロ級で前回王者のウルフ・アロン(22)=了徳寺学園職=は準々決勝で一本負けし、
3位決定戦も敗戦。日本は初日から男女とも出場選手全員がメダルを獲得していたが、15人目で途切れた。
寝技の達人が初の大舞台で躍動した。浜田が必殺の寝技を主体に立ち技でも進化を見せ、決勝も世界1位との9分超の熱戦を反則勝ちで制した。この日は28歳の誕生日。
「自分へのプレゼントになればいいなと思っていた。いい誕生日になりました」とはにかんだ。
異色の経歴の持ち主だ。10歳で柔道を始めた。それまではピアノを習っていたが、鹿児島の実家に隣接するのが自衛隊の国分駐屯地。友人と一緒に、駐屯地内の道場に
顔を出したことがきっかけだった。中学までは無名だったが、高校進学後に寝技の練習に取り組むようになると、「練習したら結構簡単にかかり始めた」と魅力にとりつかれた。
寝技や関節技を主体とした独特のスタイルが磨かれたのは、山梨学院大4年の時だった。ロシア発祥で関節技主体の組技格闘技「サンボ」に触れ、「関節技、絞め技が
できるようになった」と幅が広がった。柔道を中心に練習しながら、サンボでもユニバーシアードと世界選手権で金メダルに輝いた実績の持ち主だ。
柔道とサンボの2種目で世界女王となる偉業も成し遂げた。「ちょっと狙っていたのでうれしい」。女子78キロ級は世界の層が厚く、国内の競争も混戦だ。自衛隊の
3等陸尉は「まだみんな横一線。この後も勝っていかないと、次はないと思う」と足元を見据えた。

浜田尚里、初出場でオール一本金…サンボと二刀流
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180926-OHT1T50023.html

男子100キロ級で前回王者のウルフ・アロン(22)=了徳寺学園職=は準々決勝で一本負けし、3位決定戦も敗戦。日本は初日から男女とも出場選手全員がメダルを
獲得していたが、15人目で途切れた。
昨年覇者がメダルを逃した。初出場で世界王者となって以降、左膝の負傷に悩まされた。今大会は選考会をすべて欠場しながら、実績を考慮されての代表入り。
「自力でつかんだ世界選手権じゃない。何としても優勝しなきゃいけなかった」。強い思いで臨んだが、故障の影響か自慢のスタミナや粘り強さを発揮できず、
「こういう結果で申し訳ない」と唇をかんだ。

ウルフ、まさか3位決定戦で一本負け…日本勢メダル途切れた
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180926-OHT1T50025.html

100キロ級2連覇を目指したウルフだが準々決勝で敗れると、敗者復活戦後の3位決定戦も完敗。日本勢で初めてメダルを逃し「自分の実力でつかんだ代表ではないので
優勝したかった。申し訳ない」とうなだれた。
昨年の優勝後はケガが相次ぎ、1月には左膝を手術。今大会への選考大会に一つも出ずに選出されただけに結果を残したかったが、本来の粘り強さはなし。
「調子はいいと思ったが、粘れなかった」と再出発を誓った。

ウルフ 男子100キロ級3決敗退、メダル逃し「申し訳ない」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/26/kiji/20180926s00006000033000c.html
0103名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 10:56:41.55ID:Q+aofbtD
昨年の優勝以降、世界からマークされている新井は戦い方に柔軟性が生まれ、得意の形にならなくても勝ちきった。持ちたかったであろう左の釣り手を完全には
持てなかったが、大腰にいって相手を浮かせ、すぐさま内股。そして寝技と一連の流れは完璧だった。投げる前までは押されていたが、ワンチャンスをものにしての連覇は
非常に価値がある。
一方で相手のガイーは今後十分に警戒しないといけない相手になる。ノーガードの打ち合いに持って行き、最初の内股を返すなど、勢いと力強さは目を引いた。
今回決まった技は当然研究されるので、それを想定して対策する必要がある。フランスは一時期低迷したが、24年のパリ五輪開催が決まり、これからどんどん若手が
台頭してくるだろう。ガイーもまだ21歳と若く、1人に絞って対策してもいいほどだ。
長沢は膝に不安を抱えていたが、準々決勝から立て直して2勝したことは評価できる。ただ、外国勢に対する戦い方は見直す必要がある。まだ技のレパートリーが少なく、
疲れた時には疲れたなりの戦い方をするなど工夫が必要になる。例えば不十分な組み手でも何らかの技を出せるかどうか。今回はジョージア選手との4回戦でかなり消耗し、
その影響が準々決勝に出た。国際大会では3回戦から準々決勝までのインターバルが短い。ここでいかに早く回復させるかが大切で、それを実体験できたのは今後に
つながるだろう。
男子90キロ級は7階級で最も勝つのが難しい階級と言える。今大会も前年や15年王者、世界ランキング1位の選手が早々に敗れた。こんな階級は他にはない。長身選手、
筋力がある選手もいれば、バネのある選手もいる。さまざまなタイプに対応しなければ勝ち抜くことはできない。日本全体で底上げを図っていくべきだろう。

【上水研一朗氏の目】柔軟性が出た新井 ワンチャンスものにした価値ある連覇
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/25/kiji/20180925s00006000170000c.html

女子78キロ級決勝で浜田に敗れたステーンホイスは「全てを出し尽くした。金メダルを目指していたから残念だけど、初のメダルはうれしい」と穏やかな表情だった。
小さな頃から活発で「5歳で柔道を始めると、ぐったり疲れて帰宅するようになったから両親は大喜びだった」と笑う。人口1万人ほどの小さな町の出身という世界ランク1位の
25歳。東京五輪で「もちろんトップを狙う」と雪辱に燃えていた。

浜田に敗れたステーンホイス、東京五輪での雪辱誓う「トップを狙う」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180926/jud18092601000001-n1.html

2連覇の夢どころか、今大会初めて日本勢でメダルを逃した。3位決定戦で、ウルフに体力は残っていなかった。2分21秒。隅落としを食らい、一本負け。表情が曇った。
1年前の歓喜とは裏腹に肩を落とした。
「自分の持ち味の粘りが出ずに終わってしまった。勝ち抜くスタミナが戻っていなかった」
今年1月に左膝手術。4月の選考会を欠場したものの代表に選出され、疑問の声も耳に入った。「自分の実力でつかんだわけではなかった。優勝しなければいけない
立場だった」。危機感を募らせて臨み、内股で一本を奪う場面もあった。
だが、準々決勝でロシア選手の小外掛けに一本負け。敗者復活戦を勝ったが、3位決定戦でまたも一本負け。復活にはほど遠かった。
「去年より釣り手をうまく持たせてくれず、対策されていると感じた」という。22歳の大器は「これで終わりじゃない。負けを自分の中に刻み、次につなげたい」。
涙は見せなかった。ウルフには、この“屈辱”を巻き返す時間はある。
井上康生・男子日本代表監督
「ウルフはなかなかスイッチが入らず、淡々と試合をしてしまった。状態が100パーセント戻ってはいなかったと思う。この結果を受け止めて必ずはい上がり、来年に
つなげてくれるだろう」

ウルフ、3決で敗れる…無念の一本負け「次につなげたい」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180926/jud18092603220002-n1.html
0104名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 19:34:57.59ID:XbjL7Q4B
柔道の世界選手権第7日は26日、アゼルバイジャンのバクーで男女各1階級が行われ、女子78キロ超級で前回銀メダルの朝比奈沙羅(パーク24)が
準決勝へ進んだ。準々決勝までの3試合を全て一本勝ち。決勝進出を懸けてラリサ・チェリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。
男子100キロ超級では、2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜が準々決勝でドゥレンバヤル・ウルジバヤル(モンゴル)に一本負けし、
敗者復活戦に回った。初出場の小川雄勢(明大)は3回戦敗退。テムル・ラヒモフ(タジキスタン)に禁止されている肩の関節への攻撃があったと
見なされ、反則負けとなった。この階級で03年大会の棟田康幸以来となる日本勢の優勝はならなかった。

朝比奈が準決勝へ=原沢と小川敗れる−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092601097

92年バロセロナ・オリンピック(五輪)銀メダルの小川直也氏(50)の長男で、初出場の小川雄勢(22=明大)が3回戦で敗退した。
世界ランク72位のタジキスタン選手に巧みな組み手で奥襟を取って攻めるなど試合を優位に進めていたが、開始3分過ぎに肩関節による反則負け
を喫した。試合後、小川は「優勝しか考えていなかったので…。結果的にどういう形でも負けは負け。それが今日の結果だと思う」と涙を浮かべて
振り返った。
7月に右膝靱帯(じんたい)を損傷し、国際大会を欠場。天理大などで出稽古して最終調整した。けがの影響は「ない」として、不完全燃焼で初の
大舞台を終えた。
世界王者に4度輝いた直也氏も応援に駆け付け、試合を見守っていた。

小川雄勢無念…父直也氏応援も3回戦敗退 世界柔道 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809260000660.html

柔道・世界選手権第7日(26日、アゼルバイジャン・バクー)男女各1階級が行われ、男子100キロ超級は元世界王者の直也氏(50)を父に持つ
小川雄勢(22)=明大=が3回戦でタジキスタン選手に反則負け。ほろ苦いデビューとなった。
3回戦は試合を優位に進め、迎えた3分過ぎだった。相手を畳に倒す。その後、攻勢に出た小川だったが、禁止されている肩への関節技で反則負け。
「優勝しか考えていなかった。まだ整理がついていない。負けは負け。それがきょうの結果」と声を絞り出した。
自身初戦となった2回戦では、内股を決めて一本勝ち。観客席で見守った父・直也氏も目を細めていた。小川も「体が動いていた。きょうはいけるなと
思っていた」。手応えを感じていただけに、3回戦での反則負けはまさかだった。
2020年東京五輪を目指す若きスター候補は「(負けた)経験を無駄にはしたくない。東京五輪まで2年間あるので、次は頑張りたい」。この敗戦を
必ず糧にする

小川雄勢、3回戦で反則負け「まだ整理がついていない」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180926/jud18092617340004-n1.html
0108名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 19:40:06.85ID:XbjL7Q4B
立ち技でも2試合で一本勝ちした浜田だが、絶対的な武器である寝技を生かした戦いぶりだった。3回戦では先に技ありを取られながらも寝技で
逆転勝ち。準々決勝も下からひっくり返して抑え込んだ。あれだけの技術を見せられると、相手は潰されることを怖がり、精神的なストレスを
抱えながらの試合運びとなる。決勝も危ない場面はあったが、粘り強い戦いを見せた。
立ち技はまだ発展途上だが、準決勝で見せた内股からの大内刈りなど、連絡技を中心にして、ポイントを奪えなくても潰れたところを寝技にいくのが
今後も主な戦術になるだろう。ただし優勝したことで、今後はもっと厳しく対策されてくる。女子78キロ級としては決して大きくないので、上から被せてくる
相手に下から突き上げる、あるいは担ぎ技に入る技術を磨いてほしい。
度重なるケガで実戦不足だったウルフは、持ち味である危機察知能力に欠けていた。序盤戦は勝ったが、敗れた準々決勝や3位決定戦は、不用意に
出たところを投げられた。100キロ級は「よーい、どん」で並外れた力を出してくる相手ばかりなので、前半粘って後半勝負の戦術自体は間違っていない。
ただ、ブダペストでの前哨戦に出場したとはいえ、試合勘を完全に取り戻すまでには至っていなかった。
90キロ級同様、この階級も10割の状態で勝てるかどうか、という非常に厳しい階級。アジア大会を勝った飯田健太郎、リオ五輪銅メダルの
羽賀龍之介と競い合い、日本のレベルをもう一段階上げないと、世界で勝つのは難しいと感じた。

【上水研一朗氏の目】相手に精神的ストレス…“絶対的武器”寝技生かした浜田
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/26/kiji/20180926s00006000202000c.html

男子100キロ級準々決勝でロシア選手に一本負けのウルフ・アロン(22=了徳寺学園職)選手はちょっと研究されている、研究されていない
以前の問題でしたね。(近年の)ルール改正はみなさん誤解されていますが、実は(組み手で)日本に有利なものになっているんです。現在は
足も持てない、何も持てないのがルール。だから軽い階級なら体格差がないので、日本が組み勝てるようになった。でも重いクラスは
そうはいかないですからね。ウルフ選手が組み勝てなかったのはイカンザキかな〜ですね。
ロシア選手に背中を持たれて小外刈りで一本負け(準々決勝)しましたが、ロシア選手は背中を持ち合う柔道で、もまれてきている。
「餠は餠屋」じゃないけれど、向こうはそれが得意な組み手なんです。だから、ウルフ選手も自分の得意の組み手を早くつくらないといけない。
(リオ五輪金メダルの)大野(将平)選手が強いのは73キロ級なのに、重量級の選手とガンガン乱取りをやっているからなんです。
それで“組み力”を鍛えているんですね。だから、ウルフ選手にもそういうことも必要なのかなと、感じましたね。

【柔道世界選手権】石井慧「ウルフは組む力が不足している」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/1136815/
0109名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/26(水) 23:51:42.91ID:XbjL7Q4B
柔道の世界選手権第7日は26日、アゼルバイジャンのバクーで男女各1階級が行われ、女子78キロ超級で前回銀メダルの朝比奈沙羅
(パーク24)が初優勝した。日本女子は個人戦7階級で金5個を獲得し、7階級に出場した9人全員がメダルを獲得した。
朝比奈は準決勝までの4試合全てで一本勝ち。決勝ではロンドン五輪優勝のイダリス・オルティス(キューバ)を延長の末、指導三つの反則負け
に追い込んだ。
男子100キロ超級3位決定戦で一本勝ちした原沢久喜(奥)=26日、バクー
男子100キロ超級では、リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜が準々決勝でモンゴル選手に一本負けし、3位決定戦に進んで銅メダル。
初出場の小川雄勢(明大)はタジキスタン選手との3回戦で禁止されている肩の関節への攻撃があったと見なされ、反則負けした。前回まで
8連覇のテディ・リネール(フランス)は出場せず、グラム・トゥシシビリ(ジョージア)が優勝。日本男子の個人戦は金2個にとどまった。

朝比奈が初優勝=原沢は銅、小川敗れる−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092601097

悔しさが詰まった昨年の銀メダルを、朝比奈はこの一年、ことあるごとに見詰めてきた。「自分を頑張らせてくれる大切なもの。色を塗り替えたい」。
思いをぶつけ、決勝ではオルティスを反則負けに追い込んだ。
前回大会後は昨年11月の世界無差別級選手権を制すなど国際大会3連勝。しかし今春は衝撃的な敗戦が続いた。急成長を続ける福岡・
南筑高3年の素根輝に全日本選抜体重別選手権、全日本女子選手権と連敗。国際大会の実績で上回って世界切符を手にしたが、
「代表にならなかった素根選手も自分も傷ついた」。心は晴れなかった。
素根がジャカルタ・アジア大会で金メダルに輝き、さらに評価を高めた後の今大会。朝比奈は世界の舞台で最高の結果を残し、2020年
東京五輪代表争いのトップランナーとして意地を示した。
昨秋、東海大女子柔道部を退部し、大学4年になった今春から実業団に所属。国際大会により集中するため、柔道界では異例の決断をした。
「風当たりは強まると思うけど屈せずに、自分らしさを貫き通したい」。進む道は間違っていなかった。女王の座に就いて、そう思えた。

朝比奈、ぶつけた金への思い=トップランナーの意地−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092601195

柔道の世界選手権第7日は26日、バクーで男女各1階級が行われ、女子78キロ超級で昨年2位の朝比奈沙羅(パーク24)は決勝でリオデジャネイロ
五輪銀メダルで2013、14年世界女王のイダリス・オルティス(キューバ)に延長の末、指導3による反則勝ちを収め、初優勝した。初戦の2回戦から4試合
連続一本勝ちで決勝へ進んだ。
女子で個人戦の代表選手全員がメダルを獲得するのは初めて。五輪実施7階級のうち5階級を制したのは10年東京大会以来で、全階級でメダル
獲得は11年パリ大会以来。
男子100キロ超級でリオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜は準々決勝でモンゴル選手に一本負けしたが、敗者復活戦と3位決定戦を制して
銅メダル。初出場の小川雄勢(明大)はタジキスタン選手との3回戦で反則負けして敗退した。
日本は男女計14階級のうち13階級で金7、銀5、銅4個のメダルを獲得。

朝比奈が女子78キロ超級で初V 世界柔道、原沢は銅
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK31011_26092018000000/

朝比奈沙羅(21)=パーク24=が初優勝を果たした。今大会の日本女子は個人戦の代表9人全員が表彰台に立ち、全選手のメダル獲得は
1980年に女子の世界選手権が始まってから初の快挙。
女子が五輪実施7階級のうち5階級を制したのは、2010年東京大会以来となる。
日本は男女計14階級のうち13階級で金7、銀5、銅4個のメダルを獲得。2年後の東京五輪に向け、大きな弾みがつく好結果となった。
朝比奈沙羅の話
「去年負けてから389日がたち、その時の先の景色を見ることができて幸せだ。自分との闘いに負けなかったことが成長した部分。
ここがスタートという気持ちをもって、また頑張りたい」

21歳の朝比奈沙羅が初優勝 日本女子全員メダルは初/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180926/jud18092623060006-n1.html
0110名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 10:44:35.52ID:C+UAYaZU
昨年と同じく、女子78キロ超級決勝は延長に入った。両者とも指導二つで後がない。成長を示すため、朝比奈はまた銀メダルで終わるわけにはいかなかった。
オルティスが繰り返す背負い投げをこらえ、ロンドン五輪女王に圧力をかけ続けた。相手に疲労の色が濃くなる。延長2分すぎ、朝比奈は支え釣り込み足で揺さぶり、
内股で攻め立てた。敵に三つ目の指導。「自分との戦いに負けなかった」。歓喜の瞬間が訪れた。
前回大会後は昨年11月の世界無差別級選手権を制すなど国際大会3連勝。しかし今年4月の国内2大会で、急成長を続ける福岡・南筑高3年の素根輝に連敗した。
国際大会の実績で上回って世界切符を手にしたが、胸の内は複雑だった。
素根がジャカルタ・アジア大会で金メダルに輝き、さらに評価を高めた後の今大会。世界の舞台で最高の結果を残して朝比奈は言った。「国内で負けて出してもらっている。
勝たないといけなかった」。東京五輪の代表争いでトップランナーとしての意地を示した。
昨秋、東海大女子柔道部を退部し、大学4年になった今春から実業団に所属。国際大会により集中するため、柔道界では異例の決断をした。「嫌なこともあったけれど、
周りの人に支えられた。この道に進んでよかった」。女王の座に就いて、心からそう思えた。

ぶつけた金への思い=朝比奈、トップランナーの意地−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092601195

前大会準優勝で初の世界女王に輝いた朝比奈沙羅(21=パーク24)は、五輪への「教訓」としてサンダルにブラジルカラーのミサンガを付けている。
決勝では16年リオデジャネイロ五輪銀メダルのオルティス(キューバ)に指導3の反則勝ちを収め、昨年の雪辱を果たした。汗だくで取材エリアに現れると、左足
サンダルのブラジルカラーのミサンガが光っていた。リオ五輪代表選考で落選し、その時の悔しさを忘れないために約3年前から付けているものだ。サンダルを履く度に、2
0年東京五輪は「絶対に出場する」と気持ちを高めている。
両親が医師の朝比奈は幼少期からの夢が五輪金メダルと医師になることだった。昨年9月末に本格的な医学部受験を見据え、勉強時間確保のため東海大女子柔道部を
「卒部」した。4月の国内大会ではアジア女王の素根輝(18=福岡・南筑高)に2連敗。さらに、“二刀流”を目指すことで批判の声が上がった。柔道関係者からは
「五輪が狙えるのに目移りするのか」。医療関係者からは「医学をなめるな」などと言われ、精神的に苦しんだ。悩み過ぎて熱も出した。
4月には柔道界初の大学に在学しながら実業団のパーク24に所属した。独自の道を歩み、自身でも前代未聞の柔道家と捉えている。柔道以外のことでも苦悩したが
「全ては結果で見返す」と、不屈の精神と強い覚悟を持って今大会に臨んだ。
「この1年があって今がある。いろんな意見もあったけど、この道に進んで良かったと思う。後悔もしていない。さらに先の景色を見るために、ここからがスタート。
もっともっと強くなる」
20年東京五輪で現役引退する。柔道人生も残り2年−。いばらの道を歩む21歳の柔道家は、世界女王となったこの日も足もとのミサンガを見つめた。

朝比奈沙羅、五輪への教訓ブラジルカラーのミサンガ - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809270000026.html
0111名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 10:53:25.08ID:C+UAYaZU
20年東京五輪を経て医師の道へ−。ともに東京五輪を最後に現役を引退し、医師を目指すことを公言している、ラグビー日本代表WTB福岡堅樹(26=パナソニック)と
柔道世界選手権女子78キロ超級代表の朝比奈沙羅(21=パーク24)の豪華対談が実現した。医学部受験のため競技人生も残り2年。五輪と医師。世界と戦いながら
同じ夢を追うトップアスリート2人に迫った。【取材・構成=峯岸佑樹、奥山将志】
今夏、ラグビー好きの朝比奈が群馬県太田市のパナソニックグラウンドを初めて訪れた。すぐに自前の一眼レフカメラを取り出し、気温33度の中で練習する選手たちに向け、
熱心にシャッターを切った。クラブハウスの応接室で尊敬する福岡を待っていると、緊張と興奮が抑えきれない。体を小さくして、手まで汗をかいていた。畳の上では
見せない乙女心ものぞかせ「目を合わせられないかも…」と何度もつぶやいた。約1時間の対談で、同じ夢を追う2人は徐々に打ち解けていった。
医師を目指すきっかけは家系とけがの影響が大きかった。
福岡 祖父が内科医で父が歯科医。幼少期から人間的な憧れで漠然と医者になりたかったです。(高2で膝を手術して)お世話になった先生への憧れもさらに思いを
強くしました。
朝比奈 自分も父が麻酔科医で母が歯科医です。小さい頃から医療に触れる機会が多々あり、けがも多く医療が身近だったことが大きいです。
福岡 似てますね。専攻したい分野は決まっていますか? 自分はアスリート目線は生かしたいので、整形やスポーツ整形などが一番らしさが出せるかなと思っています。
朝比奈 整形外科や子ども好きなので小児科にも興味があります。ただ、やってみないと分からないので、研修医として働かせてもらった上で、将来的に決められたら良い。
競技をしながら狭き門の医学部に進むのは容易ではない。
福岡 高校時代は金銭面も考慮し、国公立でラグビーの強豪と考えた結果、筑波大(医学群)を目指しました。現役と浪人時代に受験しましたが、ダメでしたね。
現役の時はセンター試験が8割程度で絶対に無理。記念受験でした。浪人時代は約9割でB判定でしたが、2次試験で数学をミスってしまって。後期試験で(筑波大)
情報学群に入りました。
朝比奈 レ、レベルが違う…。自分は東海大(医学部)を受験して落ちました。その時はリオデジャネイロ五輪を目指していたから浪人せずに、東海大体育学部に入りました。
今年は(医学部への学士編入試験の)受験生もしているので、難しさを痛感しています。もし、合格していたらどうしましたか?
福岡 間違いなくここにはいないですね。そういった意味では良かったし、人生何があるか分からない。両立を目指して結局、二兎(にと)を追うことは出来なかったため
自分は一兎ずつ。医師は早く見積もっても35歳ぐらいで、医学はそこからでも取り返せるけどラグビーは違います。
朝比奈 自分はまだまだで、この場にいることが恐縮です。受験が簡単ではないことは十分、理解しています。
ともに東京五輪で競技人生の終止符を打つと決め、世界で戦っている。
福岡 19年W杯、20年東京五輪とたまたま日本開催。そこに巡り合えて、ピーク時期にそれだけ大きな目標があれば挑戦したいです。完全燃焼して、少し惜しまれながら
引退するぐらいでちょうど良いですね(笑い)。
朝比奈 東京生まれ、東京育ちで、地元開催は生きてるうちにはないかもしれないし、引退するなら挑戦した方が後々、後悔しない。金メダルを取って、24歳で引退するのが
自分の柔道人生を謳歌(おうか)する形だと思っています。
0115名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 10:55:36.86ID:C+UAYaZU
勉強は空き時間を有効活用する。
福岡 勉強は基礎のみで受験や入学後に使う内容を1日1時間ぐらい。遠征先でも通信授業を使って、数学、英語、物理、化学、生物を勉強しています。ただ、20年までは
競技優先と決めています。
朝比奈 1日1・5〜2時間の勉強と春から予備校に週1日通っています。今年は学士編入試験に絞っているため、試験で使う英語と小論文の授業を受けています。
福岡 大変ですね。朝比奈選手は競技と予備校通いだと、毎日が時間との闘いですね。自由時間はほとんどない生活ですか?
朝比奈 休日は日曜だけで、ラグビー観戦に使っています(笑い)。
福岡 貴重な休日をすみません(笑い)。両立だと空いた時間の使い方が大事ですよね。自分は勉強を義務と思うと続かない。本当に疲れていて無理な場合はやらない。
継続のために自分がやる気になった時にやります。
朝比奈 自分は1個しか見えないとそこしか見えなくなるタイプなので、柔道と勉強を同時進行することで柔道の気晴らしが勉強になったりしています。
同じアスリートとして、朝比奈は福岡のプレーにもすごみを感じている。
朝比奈 勉強はもちろんですが、ラグビーではボールをもらった時に迷ったりすることが多い中、福岡選手は抜き切る。直感なのか、選択するスピードがすごい。
頭の回転と決断力が速いなと。私も大好きなラグビーから何か柔道に生かせないかと考えています。
福岡 アスリートならではの視点ですね。瞬間瞬間の勝負は意識していますが自分には選択肢がない。マルチな選手でもないので、スピードでチャンスを作り出すこと
に特化して考えています。だから迷いがないのかもしれないし、自分の仕事はそこだと思っています。
日本のトップアスリートで医師を目指す人は極めて珍しい。
福岡 欧米に比べて日本はそこが遅れています。前例がないから諦める人もいるかもしれませんが、自分たちが道を切り開いていければ良い。先駆者になるチャンスですね。
朝比奈 ポジティブな考えで素晴らしいです。一時期、医療関係者からは「医学をなめるな」、柔道関係者からは「五輪を狙える力があるのに目移りするのか」など批判されて悲しい
ことがありました。競技は違えど福岡選手のような同じ道を目指している同志がいるのは本当に心強いです。
明日20日で、19年ラグビーW杯日本大会の開幕まで残り1年となる。
福岡 15人制の代表はそこまでと決めている。1つの集大成を見せて、その後は7人制の代表に呼ばれるように準備したいです。
朝比奈 開幕戦(9月20日、味スタ)のチケットが当たりました!! 絶対に行きますね。
福岡 当たったんですか!? 両親も応募しまくったんですが、ダメだったんです。持ってますね。
ラグビーは先月、トップリーグが開幕。柔道は20日からアゼルバイジャンで世界選手権が始まる。
福岡 今年はパナソニックが創業100周年でどうしても勝ちたい。昨季準優勝でチームが勝つためのプレーに徹したいです。世界選手権に向けて順調ですか?
朝比奈 昨年は準優勝で涙して、今年はリベンジです。二兎を追ってる分、結果を残すことがより重要ですし、自分の極限を目指したいです。
朝比奈は対談後の撮影で持参したラグビーシューズを履いて、福岡とパス回しなどをしながらラグビー談議に花を咲かせた。最後は互いに「東京五輪で会いましょう」
とがっちり握手し、2年後の“再会”を誓った。

五輪で引退、医師の道へ 柔道朝比奈とラグビー福岡
https://www.nikkansports.com/olympic/column/edition/news/201809210000622.html
0116名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 11:00:40.34ID:C+UAYaZU
女子78キロ超級で昨年準優勝の朝比奈沙羅(21=パーク24)が決勝でオルティス(キューバ)を破り、初優勝を飾った。今大会の女子日本代表は全9選手がメダルを獲得。
女子単独開催だった1980年の第1回大会(ニューヨーク)から23回目で初の快挙となった。男子100キロ超級では原沢久喜(26=無所属)が銅メダルを獲得、
小川雄勢(22=明大)は3回戦敗退。男子最重量級の完全復活は、東京で開催される来年にお預けとなった。
指導2ずつで迎えた延長戦2分24秒、審判に促されて柔道着を直した。昨年は自分に指導が来て敗戦。それから389日、「この景色を見るために」と積み上げ
た努力はうそをつかなかった。オルティスに指導が行き、オール一本勝ちで戴冠。朝比奈は晴れやかな笑みを浮かべた。
「最後に競り負けなかったのは去年があるから。自分との闘いに負けなかったのが、この1年間の成長」
課題だった組み手が上達し、12年ロンドン五輪女王に一歩も引かなかった。十分な釣り手から先に技出しし、相手の背負い投げに何度も踏ん張った。準決勝までは
投げて抑えて、全4試合とも技での一本勝ち。「自分の組み手になれたという実感がある」と自分自身を称えてみせた。
柔道界の常識にとらわれず、昨年の世界選手権後からは我が道を歩む。同年9月末には東海大女子柔道部を“卒部”。将来は医師になることを目指しており、
予備校に通う時間を確保するためだった。6月には他の代表選手が参加したスペインでの国際合宿に参加せず、モンゴルへ単独武者修行。そうした行動に「嫌なことを
言われることもあった」。だが立場や状況が変わっても、支えてくれた人たちもいた。恩返しは枕元の壁に画びょうで留めた昨年の銀メダルの「色を塗り替える」こと。
独自路線は間違いではなかった。
4月には選抜体重別選手権、全日本女子選手権でアジア大会を制した素根輝(福岡・南筑高)に連敗。「負けて選んでもらった」という負い目を払しょくし「負けたから
強くなれた」と感謝した。東京五輪代表は1枠。「最後は自分が勝ちます」。自分で選んだ道の先に、2020があると信じている。

朝比奈 女子78キロ超級 雪辱の初V「自分に負けなかった」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/27/kiji/20180926s00006000479000c.html

女子78キロ超級で前回2位の朝比奈沙羅(21)=パーク24=が金メダルに輝いた。この階級での日本勢の優勝は2010年の杉本美香以来、8年ぶり。女子は7階級で
9人を派遣し、金5を含むメダル9個を獲得。出場全選手が表彰台に立ったのは日本女子初の快挙となった。男子100キロ超級は原沢久喜(26)が銅メダルを獲得。
初出場の元世界王者で92年バルセロナ五輪銀メダルの小川直也氏(50)の長男・雄勢(22)=明大=は3回戦で敗れた。
朝比奈が1年前の自分に打ち勝った。敗れた昨年と同様、延長に突入した決勝。課題の組み手でも先手を奪い、指導3つによる反則勝ちで頂点に立った。念願の
表彰台の中央で、「昨年負けてから389日たって、先の景色を見ることができて、とても幸せです」と喜びに浸った。
夢は20年東京五輪の金メダルと医師になることだ。昨年9月に「夢を夢で終わらせたくない」と、学業や調整を優先するために東海大柔道部を退部した。
今春から大学に通いながら、実業団のパーク24に所属する異例の形を取った。1日2時間は机の前に座り、大会前の夏休みも予備校通い。柔道と両立する負担は
大きかったが、「まだ誰もやったことがないこと。もちろん、嫌なことを言われることもあったけど、この道に進んで良かった」と胸を張れた。
前回の銀メダルは自室のベッドの枕元の壁に画びょうで刺して飾ってある。いつでも目に入る位置で、「この1年苦しかったことを思い出すし、この色を塗り替えるために頑張って
いるとポジティブな気持ちにもなれる」。78キロ超級は18歳の素根輝(18)=福岡・南筑高=が台頭している。東京五輪の代表争いへ「お互いを高められたら」と
敬意を表しつつ、「でも、最後は自分が勝ちます」と自信を漂わせた。

朝比奈沙羅、78キロ超級8年部ぶり金メダル!
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180927-OHT1T50065.html
0120名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 11:07:29.95ID:C+UAYaZU
柔道・世界選手権第7日(26日、アゼルバイジャン・バクー)女子78キロ超級で昨年2位の朝比奈沙羅(21)=パーク24=は決勝でキューバ選手に延長の末、
反則勝ちを収め、初優勝した。今大会の日本女子は個人戦の代表9人全員が表彰台に立ち、全選手のメダル獲得は1980年に女子の世界選手権が始まってから
初の快挙。男子100キロ超級でリオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(26)は準々決勝で一本負けしたが、3位決定戦を制して銅メダル。初出場の小川雄勢(22)=
明大=は3回戦で反則負けした。
昨年大会で大粒の涙を流した朝比奈が悔しさを晴らした。全5試合オール一本勝ち。昨年のリベンジをテーマに掲げた沙羅が世界一に輝いた。
「(2017年9月2日の決勝戦から)389日経った。『この景色を見るために(練習してきた)』と決勝前に思った。地力がついた実感がある」
リオデジャネイロ五輪銀メダルで2013、14年世界女王のイダリス・オルティス(キューバ)との決勝戦。朝比奈は組んで早い技出しを展開した。指導2つずつで迎えた
延長2分24秒。我慢強く攻め続けた21歳に軍配が上がった。
昨年大会にもらった銀メダルは悔しさの象徴になった。「本当に悔しかった」。銀メダルをベッドの枕元の横に飾り、起床、就寝時には必ず目にして、敗戦を胸に刻んできた。
昨年9月に東海大柔道部を退部。今年4月から自由時間をより多く確保できるパーク24に移った。理由は、東京五輪の金メダル獲得と引退後に医師になる2つの夢を
追いかけるためだ。
「自分は1個のことに集中すると視野が狭くなるタイプ」。東海大での授業終了後、週に1〜2度は予備校に通いながら、医学部への編入試験に挑戦。多い日は半日以上、
机に向かう。稽古との両立は大変だが、相乗効果で成長を続ける。
6月にはモンゴルに約1週間の単独武者修行に出た。草原にも行き、柔道と似ているモンゴル相撲を体験した。「今までは自分の体だけでぶつかっていたけど、
繊細に自分の体を使えるようになろうと考えた」。フットワークの軽さも魅力だ。
「負けたからこそ強くなれた。東京五輪まで積み重ねていきたい」
最重量級のエースが金メダルを手にし、今大会の日本女子は個人戦の代表9人全員が表彰台に立った。全選手のメダル獲得は初の快挙だ。
今大会で躍進の目立った日本女子柔道界。朝比奈が金メダルで締め、東京五輪へ、期待がさらに膨らんだ。

朝比奈が「金」 史上初!女子全選手メダルで東京五輪へ弾み/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180927/jud18092705030005-n1.html

第6日の男子100キロ級のウルフは課題の残る戦いだった。国内の試合ではパワフルさを持ち味に、接近してからの内股を得意にしているが、準々決勝の相手は
ウルフの肩の上から背中に手を回して、不十分な体勢にもかかわらず強引に詰められ小外刈りを食らった。相手との間合いを取る柔道ができなければ、大切な舞台
で落とし穴にはまりかねない。
試合を通して調整不足も否めなかった。けがは仕方ないが、本気で東京五輪を目指すなら、試合にしっかり臨むための日常的なコンディション調整が重要だ。
女子の78キロ級の浜田は執念の優勝だった。寝技という自分の得意パターンを持っていることの素晴らしさ、それを試合で出す難しさ。そういったことも含めて心から
「おめでとう」と言いたい。78キロ級は代表争いが混戦だったが、一歩抜け出したと言っていいだろう。

【篠原信一の目】混戦女子78キロ級は浜田がリード
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180927-OHT1T50069.html
0121名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 11:07:53.06ID:C+UAYaZU
男子100キロ超級でリオ・オリンピック(五輪)銀メダルの原沢久喜(26)は敗者復活戦を勝ち上がって3位だった。
前大会初戦敗退の原沢は3位にとどまった。準々決勝ではウルジーバヤル(モンゴル)に一本背負いで一本負け。敗者復活戦から「何とか切り替えて」銅メダルを獲得した。
「優勝を狙っていたので非常に悔しい。(海外勢に)対応しきれなかった」と唇をかんだ。8連覇中のリネール(フランス)不在で金メダルの絶好のチャンスだっただけに、痛恨の敗戦
となった。4月には柔道に集中するために日本中央競馬会を退社し、フリーとなった。最重量級の代表争いをリードするためにも「どうしても勝ちたかった」と悔やんだ。

原沢久喜は銅に「悔しい」海外勢に対応できず唇かむ - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809270000219.html

昨年は屈辱の初戦敗退を喫した原沢は、銅メダルを確保した。「優勝を狙っていたので悔しいが、切り替えてメダルを獲れたのは次につながる」と準々決勝敗戦後の2連勝には
納得の表情を見せた。
2回戦で五輪2大会連続銅メダルで未勝利だったシルバ(ブラジル)と当たるなど厳しい組み合わせに入るも、初戦から3試合連続一本勝ち。だが準々決勝は指導2で
並ばれた後、焦りから組み手が雑になった一瞬を狙われて一本背負いを食らい「一発に対応できなかった」と悔やみきれない表情を浮かべた。
今大会は8連覇中のリネール(フランス)が不在。男子最重量級復活の旗印を背負うが、またしても届かなかった。東京まで2年。「ここから巻き返す」と自分に
言い聞かせるように誓った。

原沢 男子100キロ超級銅「切り替え獲れた、次につながる」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/27/kiji/20180927s00006000108000c.html

初出場の同級の小川雄勢(22=明大)は3回戦で敗退した。
世界王者4度の父直也氏を持つ小川が3回戦で敗退した。3回戦で格下のラヒモフに得意の奥襟を取って攻撃を続けたが、3分過ぎに抑え込みを狙った際に、相手の肩関節を
取った危険な技と判断されて反則負け。取材エリアを1度無言で去り、気持ちを落ち着かせてから対応した。「負けは負け。これが今日の結果」と涙を浮かべた。

小川雄勢は涙「負けは負け」父直也とダブル金ならず - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809270000220.html

初出場で父・直也氏との父子制覇を目指した小川だが、男子100キロ超級3回戦で相手の肩関節を攻撃したと判定されて、一発で反則負け。しばらくはぼうぜんとした22歳は
「気持ちの整理が付いていない状態。今日はいける感触があったので悔しい」と声を絞り出した。
優勝した昨年12月のグランドスラム東京大会の準決勝では、同様の流れから寝技に持ち込み勝利。同じ技術が今回は否定され、「審判の見方が違った。そこは見直さない
といけない」と話した。

雄勢 悔しい反則負け、小川父子制覇夢散…気持ちの整理つかず
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/27/kiji/20180927s00006000109000c.html

男子100キロ超級は原沢久喜(26)が銅メダルを獲得。初出場の元世界王者で92年バルセロナ五輪銀メダルの小川直也氏(50)の長男・雄勢(22)=明大=は
3回戦で敗れた。
3回戦で寝技を狙った動きが肩関節への攻撃とみなされ、反則負け。微妙な判定に「気持ちの整理がついていない」とうなだれた。昨秋の講道館杯から選考大会を
3連勝して初の代表入り。7月に右膝内側側副じん帯を損傷したが「影響はなかった」と明言。元世界王者の父・直也氏も見守る前で初戦から積極的に攻めにいったが
「優勝しか考えていなかった。どういう形であれ、負けは負け」と不完全燃焼を悔やんだ。

小川Jr.雄勢、3回戦反則負け…微妙判定泣く
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180927-OHT1T50075.html

小川の初挑戦は反則負けで終わった。3回戦で相手を攻め立て、抑え込みに入ろうとした。ここで審判が「待て」。映像確認で小川が禁止されている肩の関節への
攻撃を仕掛けたとみなされ、試合が終わった。「前にも同じような展開があった。反則になる意識はなかった。見直さないといけない」。ぶぜんとした表情で話した。
父の直也さんに続く世界選手権覇者の夢は持ち越された。「優勝しか考えていなかった。どういう形であれ、負けは負け。きょうの経験を無駄にしないようにしたい」。
ジュニアは懸命に前を向いた。

小川、反則負けにぶぜん=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092601228
0122名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 11:11:34.53ID:C+UAYaZU
昨年まで8連覇の王者リネール(フランス)が不在だった男子最重量級はトゥシシビリがジョージア勢初の頂点に立った。決勝は終了4秒前に一本勝ち。地元の大声援を受けた
アゼルバイジャンのコカウリを、低い姿勢から鋭く背負って投げた。
193センチ、100キロの筋肉質な体で、重量級で目立ちつつあるスピードと担ぎ技を武器とする勢力の代表格だ。急速に力をつけ、日本勢にとっても脅威となりそうな
23歳の新鋭は「次の目標は来年の東京での世界選手権。そして一番大事なのは東京五輪だ」と王座の維持に意欲満々だった。

トゥシシビリ、劇的に最重量級制す ジョージア勢初の頂点/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180927/jud18092701320002-n1.html

国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長が26日、世界選手権開催中のバクーで共同通信のインタビューに応じ、同選手権の男女混合団体で初めて実現する韓国と北朝鮮の
合同チームを2020年東京五輪でも結成する方向で調整する考えを明言した。
同会長は「南北間の関係、北朝鮮と世界との関係が良い方向に進めば、東京五輪で合同チームを結成する可能性は除外しない」と断言。韓国と北朝鮮の国内競技連盟と
協議を続けており「柔道が南北間の社会的側面でも進展に貢献できる」と期待した。
技あり二つによる「合わせ技一本」を復活させるなど攻撃的な試合展開を促す新ルールは「よりシンプルで分かりやすい」と評価し、東京五輪後に大幅なルール
改正を行わない見通しも示した。

IJF会長、東京五輪での南北合同チーム実現へ調整/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180927/jud18092708280006-n1.html
0123名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 11:12:06.31ID:C+UAYaZU
柔道の世界選手権第7日は26日、バクーで男女各1階級が行われ、女子78キロ超級決勝で昨年2位の朝比奈沙羅(パーク24)が、リオデジャネイロ五輪銀メダルで2013、14年
世界女王のイダリス・オルティス(キューバ)に勝ち、優勝した。
昨年の世界柔道決勝で朝比奈はバテバテだった中国選手を仕留めきれず、逆に指導を食らって消化不良の銀に終わっている。勝ちみの遅さから取りこぼした女王の座
をがっちり手にし「先の景色を見ることができた」と感慨に浸った。
一本勝ちを重ねた戦いに殻を破る決意が見てとれた。有利な組み手になりながら、ちゅうちょして“水入り”が入りそうな膠着状態に陥る悪癖をちらとも見せない。
「組んでから技出しを早く」と鍛錬の成果でもある速射砲の足技は、大砲ぞろいの最重量級で際だった。
仕上げは得意の払い巻き込みを警戒する相手の心理を逆手を取っての支え釣り込み足。圧力をかけてから足を支え棒にして引っ張り込み、重い相手がごろり、ごろりと
転がった。3回戦から2試合は技ありを奪ったこの技からの抑え込みで仕留め、準決勝は世界ランク2位を一発で沈めた。
五輪の金・銀メダルを持ち、世界柔道も2度制した古豪オルティスとの決勝は指導3での反則勝ち。世界にとどろく担ぎ技の脅威におびえず前に出続け、「自分との戦い
に負けなかった」。オール一本をタイトルの肩書に加えて見せた。
アジア大会を制した素根輝(福岡・南筑高)と一騎打ちになりそうな東京五輪の代表レース。全日本選抜体重別、全日本選手権と4月に素根に連敗し、早くも聞こえてきた
「新旧交代」の声をほぼ満点の柔道で打ち消した。「まだ21歳だけど、次はベテランの安定感で見てもらえる強い柔道がしたい」。高校生の新鋭の突き上げは鋭いが、
そう宣言する新世界女王もまだまだ伸び盛りである。

朝比奈、オール一本勝ちで成長みせた金 世界柔道
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35805540X20C18A9US0000/

柔道の世界選手権は26日、アゼルバイジャンのバクーで行われ、女子78キロ超級の朝比奈沙羅(21)=パーク24=が初優勝を果たした。
日本女子は個人7階級を終え、全9選手がメダルを獲得。出場選手全員が表彰台に立つのは、1980年から始まった女子の世界選手権では初の快挙だ。
5階級制覇は五輪実施の7階級に限れば、2010年に並んで最多。7階級全てでのメダルは10、11年に続いて3度目で、歴史的な活躍だった。
直前に開催されたジャカルタ・アジア大会でも6階級を制し、充実ぶりが際立つ。増地監督は「準備力を目標に掲げ、技術と体が万全の状態で試合に臨めるように、
しっかりと取り組めた」とチーム一丸となった成果を強調した。

日本女子、歴史的な活躍 全9選手がメダル獲得/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180927/jud18092700550001-n1.html

個人戦が終了し、日本勢は金7、銀5、銅4の計16個のメダルを獲得した。全16階級に36人が出場した10年東京大会の23個に次ぐ数で、
金メダルも7個と過去3位タイの好成績となった。
特に女子は全9人がメダルを獲得し、5階級を制覇。アジア大会でも出場7選手が金6、銀1を獲得しており、女子日本代表の増地克之監督は
「アジア大会からいい流れができた」と選手たちを称えた。

日本勢 個人戦で女子全9人がメダル獲得、増地監督は選手称賛
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/27/kiji/20180927s00006000110000c.html
0126名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 19:44:53.76ID:Ln1k4/3D
柔道の世界選手権第7日、女子78キロ超級で朝比奈沙羅(21=パーク24)が初優勝。初出場の昨年大会で2位だった悔しさを晴らした。朝比奈は
「去年負けてから389日がたち、その時の先の景色を見ることができて幸せ」と笑顔で話した。
174センチ、125キロの日本人離れした体格。“世界最強の女”となった朝比奈は、東京五輪金メダルと医師の道を同時に目指していることでも
知られる。移動の電車内で単語帳を読みふけり、予備校に通いながら柔道の練習を続け、“二刀流”にまい進する日々だ。
実は当初、五輪までは柔道一本に集中する計画だった。それがなぜ変更になったのか。無謀な二刀流挑戦のようにも見えるが「逆ですね。どっちも
追いかけないと、どっちも取れない」(父の輝哉さん)。
その経験は高校時代にさかのぼる。朝比奈は今以上に文武両道の道を突っ走った。輝哉さんによれば「勉強も相当やらないといけない。英語、数学、
物理。それで柔道もやっていた。でも高校の時が一番充実してたって言うんですよ」。一度は大学で柔道だけを極めようとした。しかし、それは
朝比奈の性分に合っていなかったのだ。
勉強を再開し、いい意味で自分自身にプレッシャーもかけた。朝比奈自身も「一個のことに集中すると、視野が狭くなっちゃう」とかけ持ちのメリットを
語る。「柔道が勉強の息抜き」と相乗効果も生まれた。
とにかく多趣味だ。「まずはラグビー観戦。あとは一眼レフ、ドライブ、料理、観光とか旅行も好き。映画は一日中見ているし、小物作りも…」と
止まらない。これからさらに多忙になるが、朝比奈にとっては追い風。前人未到の金メダリストと医師のダブル偉業をしっかりと射程圏にとらえている。

【柔道世界選手権】世界女王・朝比奈が狙う二刀流 医師と金メダリストの偉業達成なるか
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/1137934/

朝比奈は払い巻き込みを見せ技にして、得意とする支え釣り込み足を有効に使った。技出しが早く、安定感は抜群だった。準優勝だった昨年から
成長したのは、相手を観察して技を出せるようになったこと。余計なスタミナを使わずに体力を温存し、後半にラッシュを掛けることを可能にした。
今後はもう少し圧力の掛け方も研究したい。例えば釣り手は高さを変えるなどの工夫がほしい。今回の優勝で、今後は良いところを持たせてくれず、
圧力を掛けにくい選手も出てくる。その時にどう対応するか。海外勢も出そろうであろう来年の大会への課題にしてほしい。
原沢はよくぞ立て直して銅メダルを獲得した。欲を言えばリネールが不在の今回は金メダルがほしかったが、自信に満ちあふれた絶好調時の状態
にはないように見えた。小川は不運とは言え、あまりにもったいない敗戦だった。相手の肘を過度に引っ張るような動きが、審判に悪い印象を
与えてしまった。今のルールは立ち技からの関節技に敏感になっており、次に生かしてほしいとしか言えない。
9人全員がメダルを獲得した日本女子は、試合ぶりが緻密になってきたのが好調の要因だろう。特に女子の場合、外国勢は寝技をほとんど
やってこない。増地監督はおそらく、監督就任前からその点に気づいていたのではないか。57キロ級の芳田や78キロ級の浜田が逆転勝利した
試合があったのも、寝技の徹底があったから。体力の消耗を抑え、早めの決着で試合も楽になるなど、メリットは多い。結果が良すぎると課題が
見えにくくなる場合があるので、来年以降に向けてもう一度地に足を付けて準備してほしい。
今大会は審判に一貫性がなかったのが気になる点だ。序盤は指導が出るのが早かったが、男子90キロ、100キロ級が行われた第5、6日は
非常に遅かった。技ありの基準も微妙になっており、例えば寝技から腹ばいに逃げても、それをひっくり返せば技として認められるシーンがあった。
片襟ではただちに攻撃を仕掛けないと指導だが、その点も曖昧だった。来年には再びマイナーチェンジする可能性があるので、日本代表として
傾向を精査し、大きな大会に臨む必要があるだろう。
審判も人の子。軽量級から日本勢のメダルラッシュが続けば、どうしても後半戦になるにつれ、日本選手への目線は厳しくなる。公平に
裁くのは当然だが、特に重量級の選手はその傾向も見越して、今後の対策に生かしてほしい。

【上水研一朗氏の目】“試合の緻密さ”が生んだ女子全選手メダルの快挙
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/27/kiji/20180927s00006000221000c.html
0127名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/27(木) 19:47:51.77ID:Ln1k4/3D
26日にアゼルバイジャンのバクーで行われた柔道の世界選手権男子100キロ超級で、2人を送り込んだ日本は原沢久喜の銅メダルが最高だった。
昨年8連覇を遂げたテディ・リネール(フランス)の不在という好機を生かせず、原沢は「必ず(金メダルを)取っておきたかった」と悔しさをあらわにした。
2003年大会の棟田康幸から遠ざかる、この階級の王座奪回は持ち越しとなった。
初出場の小川雄勢(明大)は相手の肩の関節への攻撃があったと見なされ、3回戦で反則負け。望みはリオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢に
託されたが、準々決勝でドゥレンバヤル・ウルジバヤル(モンゴル)の低い体勢からの一本背負い投げを防ぎ切れず、一本負けした。「担ぎ技の受けには
自信があった。隙を狙われた」。敗者復活戦、3位決定戦を勝ち抜いたが、決して喜べる結果ではなかった。
日本男子の井上康生監督は大会前から「担ぎ技が中心でスピーディーな動きをする選手が増えてきた」と警戒していた。今回、優勝した
グラム・トゥシシビリ(ジョージア)も、決勝で素早く潜り込む背負い投げで一本を奪った。井上監督は「これまでの最重量級のスタイルとは完全に
変わってきている」との思いを強くした。
2年後の東京五輪はリネールが五輪3連覇を狙いにくる。日本勢が頂点を目指すためには、パワーのある絶対王者への対策だけでなく、速さを
駆使する他のライバルたちへの対応も求められる

日本男子、最重量級で復活ならず=王者不在も原沢3位が最高−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092700701

回まで男子100キロ超級を8連覇したテディ・リネール(フランス)が出場しなかった今大会で、新王者となったのは23歳のグラム・トゥシシビリ(ジョージア)。
決勝は地元の大声援を受けるウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)に一度抑え込まれたが、すぐに逃れ、試合終了間際に鋭い背負い投げで
一本勝ちした。「国のためにも金メダルを取りたかった」と興奮気味だった。
193センチ、110キロ。スピードとパワーを兼ね備え、前回大会の準決勝ではリネールを苦しめた。「私にとって一番大事なのは東京五輪の金メダル」と、
既に2年後を見据えていた。

新王者のトゥシシビリ、東京五輪も金を=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092700694

柔道愛好家として知られるロシアのプーチン大統領(65)が会場に訪れた。多くの護衛に囲まれて2階貴賓席に座ると、会場から「ロシア!」「ロシア!」と
ロシアコールが響き渡った。プーチン氏はドイツとの準々決勝を観戦。真剣な表情で見守り、ロシアの準決勝進出が決まると笑顔で拍手を送っていた。
プーチン氏は12日に、安倍晋三首相とともにウラジオストク郊外で行われた「嘉納治五郎記念国際柔道大会」を観戦した。黒帯の腕前で講道館柔道の
創始者の嘉納治五郎を尊敬している。16年12月には講道館を訪れ、自前の柔道着を着てともえ投げを披露した。親交のある全日本柔道連盟の
山下泰裕会長(61)と柔道談議に花を咲かせていた。

プーチン大統領が柔道観戦、会場からはロシアコール - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809270000692.html
0129名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 00:39:37.91ID:Vdaf1EJo
柔道の世界選手権最終日は27日、アゼルバイジャンのバクーで男女混合の団体戦が行われ、日本が決勝でフランスを4−1で下し、初代王者となった
前回から連覇を果たした。初戦の2回戦ではモンゴルに4−0、準々決勝ではアゼルバイジャンに4−2で勝ち、準決勝では韓国と北朝鮮の南北合同
チーム「コリア」に4−0で完勝した。日本は個人戦の男女7階級と合わせて、今大会で金メダル8個を獲得した。
混合団体は2020年東京五輪の新種目。男女各3人の計6人でチームを構成し、男子は73キロ、90キロ、90キロ超、女子は57キロ、70キロ、
70キロ超の体重区分で争った。
毎試合6人目まで実施した前回と違い、今回はどちらかが4勝して勝敗が決した時点で終了。3−3で並んだ場合は内容差を考慮せず、無作為に
選ばれた区分の選手同士で代表戦を行うルールに変更された。

日本、混合団体で連覇=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092701309

個人戦出場者はもう一度体にむちを入れた。団体要員の選手は、個人戦に出られなかった悔しさを胸に畳へ。日本はそれぞれが懸命に戦い、
王座を守った。決勝ではフランスを4−1で退けた。
地元アゼルバイジャンに4−2と、やや苦しめられた後の準決勝。韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」に快勝して流れに乗った。
韓国の単独チームとジャカルタ・アジア大会で対戦した際は、日本が3−3の内容差で辛勝。今回は北朝鮮の選手が加わることで、女子の厚みが
増した。
2勝して迎えた3人目の女子57キロ級は、個人戦金メダルの芳田司(コマツ)。相手はアジア大会銀で北朝鮮のキム・ジンアだった。日本女子の
増地克之監督が「非常に力が強く、しぶとい選手」と警戒していた難敵。だが芳田は足を払って相手を畳に伏せさせると、巧みに体を裏返して
抑え込んでの一本勝ち。世界王者としての貫禄を示し、4−0での突破に貢献した。
男女計14階級で、7個の金と、個人戦で他国を圧倒した日本。柔道発祥国としてのプライドを示すためにも、負けるわけにはいかなかった。

「コリア」下し、連覇へ流れ=プライド示した日本−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092701360

日本は初戦の2回戦でモンゴルに4−0で勝利。準々決勝では開催国のアゼルバイジャンに苦戦し、女子78キロ超級覇者の朝比奈沙羅(21=パーク24)や
同70キロ級銅メダルの大野陽子(28=コマツ)らの活躍で4−2で競い勝った。準決勝では韓国と北朝鮮の南北合同チーム「コリア」に4−0の
ストレート勝ちした。
男女混合団体は、20年東京五輪の新種目で前大会から実施。12人の登録選手の中から試合ごとに男女3人ずつがエントリー。階級は男子が
73キロ以下、90キロ以下、90キロ超。女子は57キロ以下、70キロ以下、70キロ超で同じ階級同士の選手と対戦する。

柔道男女混合団体がフランス下し2連覇 世界選手権 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809270000909.html

3試合を勝ち上がった決勝で、男子は100キロ超級3位の原沢久喜(26)、女子57キロ級覇者の芳田司(22=コマツ)、団体戦要員の立川新(20=東海大)が勝ち、
3−0とリード。女子70キロ級銅メダルの大野陽子(28=コマツ)は敗れたが、団体戦要員の向翔一郎(22=ALSOK)が4勝目を挙げた。
男子の井上監督は、団体戦要員だった2人について「来年、再来年の東京五輪に向けて期待している選手。よく頑張ってくれた」と評価。女子の
増地監督は「合宿を重ねるごとにいいチームになった」と振り返った。

柔道混合団体V2 井上康生監督が立川、向の活躍◎ - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809270001079.html

国際柔道連盟は27日、男女計14階級の最新世界ランキングを発表し、アゼルバイジャンのバクーで行われた世界選手権で男子66キロ級を連覇した
阿部一二三(日体大)、女子52キロ級を制した妹の詩(兵庫・夙川学院高)ら日本勢6人が1位となった。
女子で他の世界選手権優勝者では、57キロ級の芳田司(コマツ)、78キロ超級の朝比奈沙羅(パーク24)が1位。男子は60キロ級で世界選手権
銅メダルの永山竜樹(東海大)が1位で変わらず、連覇の高藤直寿(パーク24)は2位。73キロ級は銀メダルの橋本壮市(同)が1位を守った。

阿部きょうだい1位=柔道世界ランキング
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092701385
0130名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 11:22:28.64ID:wS3yD1jf
全日本柔道連盟の山下泰裕会長は27日、バクーでの世界選手権を終えて大会を総括し「女子と男子の
軽量級にかなりの手応えを感じた」と述べた。
特に女子の増地克之監督の手腕を絶賛。「選手と一緒になっての工夫が結果に結びついた。選手は自分も
コーチも信じ、前に出て勝負していた」と高く評価した。
10大会連続で頂点を逃した男子100キロ超級に対しては辛口だった。「かなりの工夫と、より一層の努力が
必要。覚悟をもって日々の生活を送らないと、2020年(東京五輪)で頂点に立つのは厳しいだろう」と危機感をあらわにした。

山下会長「女子と男子の軽量級に手応え」男子最重量級には辛口/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180928/jud18092801080002-n1.html

柔道の世界選手権最終日は27日、バクーで2020年東京五輪の新種目となる男女混合団体戦が行われ、
昨年初代王者の日本は決勝でフランスに4−1で快勝し、2連覇を果たした。
ともに今夏のジャカルタ・アジア大会覇者で女子の団体戦要員だった素根と玉置は、出場した試合で全て
勝利と日本の2連覇に貢献。18歳の素根は「しっかり勝って、次につなげることができた」と喜びを語った。
素根の78キロ超級は朝比奈、玉置の57キロ級は芳田といずれもライバルが個人戦の金メダル。
東京五輪の代表争いで追う立場が続く。素根が「目の前で優勝するのを見て、本当に悔しかった」と言えば、
24歳の玉置も「なぜ(自分が個人戦の)畳にいないのかと情けなくなった。ここからが勝負」と新たな決意
を固め、ともに来年の個人戦制覇を目標に掲げた。

素根、玉置は出場した試合全て勝利 日本の2連覇に貢献/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180928/jud18092801030001-n1.html

団体だけに出場した選手の中で、男子73キロ級の立川新(東海大)の活躍が際立った。橋本壮市(パーク24)が銀メダルを
獲得した個人戦で頭部を強打し、大事を取って欠場。立川は「ここで勝てば自分の名前が上がる」と発奮した。
準々決勝のアゼルバイジャン戦では、リオデジャネイロ五輪銀メダルのオルジョフから延長の末に優勢勝ち。
準決勝、決勝でも役割を果たした。
 同じ階級には、リオ五輪金の大野将平(旭化成)もいる。20歳の成長株は「今後の個人戦でもしっかり勝ち切って、
東京五輪を目指したい」と自信を深めていた。

発奮した立川=世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092800066

初代王者の日本が「チーム力」で2連覇を達成した。決勝は強豪のフランスに4−1で快勝し、柔道発祥国としての意地を見せた。
最後は、団体戦男子90キロ級の向翔一郎(22=ALSOK)が勝負を決めた。額に包帯を巻き、気合の入った表情で相手を圧倒。
組み手争いで優位に立ち、最後は裏投げで撃破した。出場する試合は「絶対に勝つ」と豪語していたが、3回戦のアゼルバイジャン戦で1敗。
試合後、「ここで負けたら日本に帰れないと思った。これで何とか帰国できます」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。
畳の上以外のチーム力も抜群だった。3回戦では向の次が女子78キロ超級覇者の朝比奈沙羅(21=パーク24)で、勝ちきった。
朝比奈が「翔一郎に何かおごってもらおう」と言うと、向は「沙羅ちゃんには感謝しています。ただ、僕は(1歳)年上!」と突っ込んで
周囲の笑いを誘った。
柔道は日々、男女別で稽古を行うためコミュニケーションが少ない。しかし、この凸凹関係からも「男女の壁」がないことが垣間見られた。
団体戦含め金メダル8個と日本柔道の強さを証明した。2年後の本番に向けて、改めて発祥国の誇りと層の厚さを示した。

向翔一郎「僕は年上!」男女壁なく柔道混合団体V2
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809280000012.html
0131名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 11:27:07.77ID:wS3yD1jf
日本柔道が意地を見せた。初戦の2回戦でモンゴルに4−0で快勝し、その勢いで開催国の
アゼルバイジャン、韓国と北朝鮮の南北合同チーム「コリア」に連勝した。柔道大国のフランスとの決勝は、
畳そばのコーチ席で井上、増地の男女両監督が激励の声を上げた。選手もその期待に応え、最後は
団体戦男子90キロ級の向翔一郎(22=ALSOK)が2分過ぎに裏投げで勝負を決めた。「ここで負けたら
日本に帰れないと思った。無事に帰国できる。個人戦には出場できなかったけど、団体戦の優勝も最高」
と喜びに浸った。

混合団体は「男女の一体感」が重要となる。日本柔道は日々、男女別で稽古を行うため男女の
コミュニケーションが少ない。昨年は対策として大会前に男女合同ミーティングを開催。全員で目標達成を
目指す「チームビルディング」の講習を受けた。
しかし、今年は男女の合宿日程の都合上、実施できなかった。そのため、今大会は出場全22選手に渡された
「モチベーションビデオ」で団結力を高めた。日本スポーツ振興センターの柔道担当者が個別で準備し、
追い込み合宿の時の模様などを約3分の映像に編集した。日本チームとしての責任や覚悟が伝わる内容
で選手のやる気をかき立てた。女子78キロ超級覇者の朝比奈沙羅(21=パーク24)は「全員がチームを
世界一にするという強い責任感があった」と話した。
2年後の本番に向けて、発祥国の誇りと層の厚さを示し、再び、世界の頂点に立った。

柔道混合団体、ビデオで高めた団結力でV2達成
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809280000172.html

柔道発祥国の誇りを胸に畳に上がった。分厚い選手層を生かし、日本が2020年東京五輪から採用される
新種目で2連覇達成。中でも存在感を示したのは前日26日の100キロ超級で銅メダルに終わった原沢だった。
「疲れた。(2日連続の試合で)全身筋肉痛でなかなか体が動かなかったが、次に絶対つなげるという気持ちだった」
4戦中2試合に出て2勝。特に難敵といわれるフランスとの決勝では“先鋒(せんぽう)”で登場した。組み手争いで苦戦を強いられ、
相手に絞められて柔道着に血がにじんだ。延長1分55秒。内股で技ありを奪いチームに流れを呼び込んだ。
100キロ超級で銅メダルに終わり、世界トップとの差を見せつけられた前夜は、思うように寝つけなかった。
一本負けした準々決勝がフラッシュバックする。「アドレナリンが出ていた。何度も寝たり起きたりした」。
大食漢の26歳は前夜、食欲がわかず、パスタとフルーツを流し込むように食べた。
敗戦を引きずったが、井上康生男子監督(40)の言葉で奮い立った。「ここまでやることはやってきているから、
どれだけ覚悟を決めてやるか」。憧れでもある偉大な先輩からの言葉を思い出し、畳では執念を見せて戦った。
「柔道に人生を懸けてやっていきたい。この2年にすべてを懸けたい。調子を上げて東京五輪に照準を
合わせていく」
来年の世界選手権は9年ぶりに東京で開催される。会場は東京五輪と同じ聖地・日本武道館での戦いだ。
16年リオデジャネイロ五輪銀メダリストが東京五輪へ、“中0日”で再出発した。

日本が「男女混合団体戦」連覇締め!原沢、筋肉痛なんの中0日勝ち/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180928/jud18092805040003-n1.html
0134名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 11:37:04.82ID:wS3yD1jf
2020年東京五輪の新種目にもなる男女混合団体は、日本が決勝のフランス戦で4−1と圧倒。個人戦で
出場全選手がメダルを獲得した女子は、勢いをそのまま持ち込み、男子を牽引(けんいん)しての2連覇達成だった。
「女子に迷惑をかけた」と男子の井上康生監督が振り返ったのが、準々決勝のアゼルバイジャン戦。男子の
向が初戦を落としたが、前日に女子78キロ超級を初制覇した朝比奈が延長戦の勝利で星を五分に戻した。
「世界で一番強いのが日本だと見せつけるには2連覇が必要」と語っていた21歳は、2日連続の試合にも
集中力が乱れなかった。
続く男子の小川が敗れて再び黒星先行も、団体戦メンバーの玉置がスピードのある攻めで一本勝ち。
6戦目も70キロ級銅メダルの大野が横四方固めで一本を奪い、4勝のうち、3勝を女子がもぎ取った。
日本が4連勝した韓国と北朝鮮の南北合同チーム「コリア」との準決勝も、女子は2人とも一本勝ちだった。
男女混合団体戦が初の出番となった18歳の素根も好調の波に乗って2戦2勝。準決勝は第1試合の畳に立ち、
低い姿勢から相手の懐へ潜り込んでの担ぎ技で会心の一本勝ち。ライバル・朝比奈の金に「本当に悔しかった」と
燃え上がる闘争心を結果に結びつけた。
日本は男女の個人と合わせ、8個目の金メダル。全日本柔道連盟の山下泰裕会長は好成績をたたえ、
「すべての力を結集して2020年を迎えたい」と2年後を見据えた。

日本、勢い止まらず8個目「金」 世界柔道
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180928-00000049-san-spo

国際柔道連盟(IJF)は28日までに最新の世界ランキングを発表し、27日にバクーで閉幕した世界選手権で
2連覇を果たした男子66キロ級の阿部一二三(日体大)、女子52キロ級で初出場優勝の阿部詩
(兵庫・夙川学院高)の兄と妹が1位に立った。
ともに初優勝した57キロ級の芳田司(コマツ)、78キロ超級の朝比奈沙羅(パーク24)も1位に上
男女14階級で日本勢は6人がトップを占めた。
男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(東海大)、同73キロ級銀メダルの橋本壮市(パーク24)は首位を守った。
ともに2連覇を遂げた男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)、女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)は
2位に浮上。女子48キロ級で初優勝の17歳、ダリア・ビロディド(ウクライナ)がトップに躍進した。

阿部一二三・詩兄妹、世界1位に 最新ランキング発表
http://www.sankei.com/sports/news/180928/spo1809280002-n1.html

第7日の男子100キロ超級の小川は、ほろ苦い世界デビューとなった。3回戦で相手が大外刈りを
受け切らずうつ伏せに逃げた時に、肩関節をきめたという反則負け。相手が大外刈りを防いだ結果、
あのような体勢になったにすぎず、寝技の攻撃において、あの場面で肘関節をきめにいくことも問題はない。
審判には肩関節に映ったのか、かわいそうな判定だったが、今回で良かったかなとも思う。東京五輪の前に不運な
ことは済ませておいたほうがいい。
原沢はリオ五輪以降の切り替えがまだ完璧ではない印象だ。技術的な課題はやはり組手だろう。釣り手が警戒され、
相手を制していない時に一本背負い投げを仕掛けられる場面が多かった。3位決定戦では釣り手を持てた瞬間、
大内刈りから大外刈りで一本を取ったのはさすがだが、全日本王者は世界一でなくてはならない。その使命を
果たすべくさらに精進してほしい。
朝比奈は殊勲の優勝だった。大きな体を生かした支え釣り込み足は強烈で、まだまだ単調な攻撃は課題だが、
連絡技(最初の技で相手を崩しながら次の技につなげる)に磨きをかけると東京五輪の金メダルも見えてくる。
女子78キロ超級は若手の素根もいる。代表争いが楽しみだ。

【篠原信一の目】朝比奈は連絡技に磨きかけると東京楽しみ
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180928-OHT1T50024.html
0135名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 11:46:28.47ID:wS3yD1jf
男女混合団体戦が行われ、日本が2連覇を果たした。男女3人ずつの6人制団体戦で、2020年東京五輪の
正式種目。準決勝は韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」を4―0、決勝はフランスを4―1で下した。日本は
今大会、男女14階級と混合団体戦で金8を含む17のメダルを獲得。金8を含む13個だった昨年を上回る
好成績を収めた。
日本が東京五輪新種目で不動の強さを発揮し、2連覇を飾った。決勝は5人目の向が一本勝ちし、
フランスに4―1で快勝。混合団体戦は前回大会と直前のジャカルタ・アジア大会に続き、国際大会3連勝だ。
女子が史上初めて個人戦の代表9人全員が表彰台に立つなど、連日のメダルラッシュに沸いた大会を
勝利で締めくくり、選手やスタッフに笑顔が広がった。女子の増地克之監督は「有終の美を飾れた」と目
を細めた。
最大のヤマ場は準々決勝だった。開催国の大声援に後押しされたアゼルバイジャンに1―2と窮地に
立たされたが、個人戦代表を逃した選手が奮起した。玉置が「出た試合は絶対に一本勝ちしようと思った」と
合わせ技で一本。立川がリオ五輪2位のオルジョイとの6分超の激戦を制するなど4―2で逆転し、
準決勝は韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」を破った。アジア大会は初戦で3勝3敗の内容差で勝利も、敗戦
に納得できなかった韓国が10分以上も畳に座り込んで猛抗議する騒動があったが、この日は4―0で
圧倒した。
混合団体は昨年の世界選手権で初めて実施された。大会前には男女合同でチームビルディング講習
を実施し、一体感を高めたが、今回はアジア大会が行われた関係で全員が集う機会がなかった。それでも、
最年長28歳で主将を務めた大野が「頑張れ。絶対大丈夫だからね」と声をかけて回り、ムードメーカーの
向は円陣の声出し役を買って出るなど、団結力は不変だった。
2年後を見据えた布石も打った。今回は個人戦代表の3人が負傷などで団体戦を回避したが、
東京五輪では団体戦要員を選出できず、個人戦代表が出場する。男子の井上康生監督は朝の体操で
個人戦のみの代表だった66キロ級の阿部一二三らに「けがをした時にはお前らを出すぞ。心の準備
をしっかりするように」と当事者意識を植え付けた。選手層の厚さに安心することなく、綿密な準備で
世界一への死角をなくしていく。

柔ジャパン連覇!東京五輪新種目、混合団体で8個目「金」
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180928-OHT1T50025.html
0136名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 11:50:17.53ID:wS3yD1jf
柔道の世界選手権(アゼルバイジャン)は27日、東京五輪の新種目となる男女混合団体戦が行われ、
日本は決勝でフランスに4-1で快勝し、連覇を達成した。男女で計7階級制覇の個人戦と合わせて金メダル
8個と量産。2年後へ向けて大きな手ごたえをつかむ大会となった。イタリアメディアでも日本の快進撃に脚光。
「日本が明らかに覇権を持つことを確認することとなった」と称賛を送っている。
個人団体で金8個、銀5個、銅4個と計17個のメダルを獲得した日本。メダル獲得数で2位のフランスが
5個(金1、銀2、銅2)だから、まさに日本勢の強さは圧倒的だった。“お家芸”の完全復活にイタリアメディアも
注目。イタリアのスポーツ専門メディア「OAスポーツ」は「日本のスーパースター達は男女混合団体戦でも金。
決勝でフランスを下す」と題して、特集している。
「日本の快進撃を誰も抑える事が出来なかった。世界選手権最終日もそうである。男女混合団体戦で、
まるで警備隊のような日本チームは対戦相手をアスファルト塗装で固めるかのようにして勝ち進み、
日本に8つ目の金メダルをもたらした。彼らの絶対的な主導権が対戦ごとに強化されていったのは明白であった」
今大会で8つの金メダルを獲得したことを振り返りつつ、「柔道界で日本が明らかに覇権を持つことを
確認することとなった」と伝え、「2020年東京オリンピックでは、絶対的王者が君臨するその地で、
対戦相手達は打ち切る手立てを探さなければならない」と圧倒的な強さを認めている。
イタリアメディアが日本の強さを絶賛「圧巻の結果だった」
ガゼッタ・デロ・スポルト」も大きなスペースを割いて報道。
「世界選手権での日本の“メダル収集”は、日本がすでに2020東京オリンピックへの準備が整い成熟している
ことを明確に教えてくれた。勿論、コンディションの良さがオリンピックでも続くのかは分からない」としつつも、
「しかし今回の日本チームの平均年齢は十分に若く、各階級それぞれのレベルも不足していない。
日出づる国のマエストロ達がオリンピックまでどのように時間を使うのか、避けることはできない選手の
交代やローテーションをどのように行うかは、実に興味深い」と国内での熾烈な争いにまで着目している。
記事では今大会の個人金メダル14個を7か国の選手が獲得したことも紹介。うち7個を日本勢が
獲得したことに触れ、「ここで日本への驚きを取り上げない訳にはいかない。日本と世界の差、“ギャップ”である。
14個の中で7つの金メダルが日本の元へ、残りを各国で取り合った形になったのである。他の言い方を
すれば世界トップの7人が一つの国にいるわけである」と日本の圧倒的な強さに言及している。
さらに全18試合中、17人が入賞、16人がメダルを獲得し1人が5位だったことを「圧巻の結果だった」と伝えている。
若いタレントがそろい2年後へ向けて期待の高まる日本の柔道。圧倒的な強さは、世界からも脅威に映っているようだ。

世界柔道で金8個、日本の快進撃に伊メディア衝撃「対戦相手は手立てを探さなければ」
https://the-ans.jp/news/38422/

柔道・世界選手権最終日(27日、アゼルバイジャン・バクー)2020年東京五輪の新種目となる
男女混合団体戦が行われ、日本は決勝でフランスに4−1で快勝し、2連覇。
向翔一郎
「みんなの足を引っ張りたくない一心だった。(決勝の一本勝ちは)ここで負けたら日本に帰れないと思った」
立川新
「思い切ってやることができて良かった。一本勝ちは狙っていた。来年は個人戦で優勝できるように頑張りたい」
大野陽子
「絶対に寝技は抑え込むという気持ちだった。チームのみんなが頑張ってくれて、優勝できた」
朝比奈沙羅
「柔道は日本で生まれたスポーツ。(団体に19チームが出場し)世界で繁栄していることを誇りに思う」
芳田司
「個人で優勝した後に間が空いたが、団体でも金メダルを取るという目標に向けて、強い気持ちだった」
玉置桃
「欲を言えば決勝も出たかった。あくまで通過点で、ここからが勝負」

向翔一郎「みんなの足を引っ張りたくない一心だった」
https://www.sanspo.com/sports/news/20180928/jud18092805030004-n1.html
0139名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 11:51:31.89ID:wS3yD1jf
20年東京五輪で初めて実施される男女混合団体戦が行われ、日本は決勝でフランスを4―1で破り、
初実施された昨年から2連覇を果たした。男子73キロ級の橋本壮市(27=パーク24)ら3選手が個人戦
でのケガのために出場しなかったが、団体代表を含めたチーム日本一丸の戦いでタイトルを死守。一方で
個人戦代表だけでの戦いとなる五輪に向け、対策の必要性が浮き彫りになった。
終わってみれば4試合計16勝3敗で2連覇。しかし準々決勝の地元アゼルバイジャン戦はポイントを
先行される苦戦。決勝も女子70キロ級の大野(コマツ)が個人戦銀のガイーに敗れるシーンがあり、
女子の増地克之監督は「20年はガラッと変わる。気を引き締めたい」と満足しなかった。
世界選手権では団体要員として男女各2人の選手を追加できるが、五輪では個人戦代表だけの戦いとなる。
この日も個人戦で負傷した男子73キロ級の橋本ら3人は大事を取って出場せず。男子の井上康生監督は、
この日の朝礼で66キロ級の阿部(日体大)ら団体戦に出場しない選手を前に「(五輪では)もし73キロ級の
選手がケガをしたら出すことになる。心の準備をしろと伝えた」と有事に備えるように伝達したという。
一方で団体要員は選手強化にはつながっている。昨年の団体代表だった長沢(パーク24)は、
今年は個人代表として銅メダルを獲得。同じく女子78キロ超級の素根(福岡・南筑高)も団体戦で
大舞台を経験し、今年はアジア大会を制するなど大躍進。女子は個人戦で全9選手がメダルを獲得する
史上初の快挙を成し遂げたこともあり、全日本柔道連盟の金野潤強化委員長は「女子は2、3番手の
選手が不在だったが、その課題は解消された」と効果を認めた。
準決勝を戦った南北朝鮮合同チームは男子73キロ級金の安昌林(アンチャンリン)(韓国)を日本戦で温存し、
決勝相手のフランスはリネールが不在。各国が腹の探り合いをする中での2連覇だが、柔道発祥国の
プライドに懸けて、東京五輪でも金メダルを必ず奪う。
男女混合団体戦 男子73キロ、90キロ、90キロ超、女子57キロ、70キロ、70キロ超の6階級で実施。
試合時間やルールは個人戦と同じで、引き分けはなし。無作為の抽選で決めた階級から始まり、
トーナメントを勝ち進むにつれてスタート階級が後ろへと移行する。勝敗が決した時点で打ち切りで、
残り試合は実施しない。1試合ごとの勝利内容は最終的なチームの勝敗に関係せず、勝利数が並んだ
場合は抽選で選ばれた階級によるゴールデンスコア方式の決定戦を行う。20年東京五輪も同様の形式で
行われる予定。

柔道日本 混合団体金 仏圧倒で連覇!東京五輪初代王者へ弾み
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/28/kiji/20180928s00006000044000c.html

日本は決勝でフランスに4−1で快勝し、2連覇。今大会の日本は昨年と同じ金メダル8個を獲得した。
個人戦代表は逃した素根が、4戦のうち初戦の2回戦と準決勝に出場して快勝した。特に韓国と北朝鮮の
南北合同チーム「コリア」との準決勝では、自身より10センチほど大きい韓国選手を袖釣り込み腰で一本勝ち。
来年も女子78キロ超級では朝比奈沙羅(21)=パーク24=が代表争いの最大のライバルとなる。「来年は
(個人戦に)絶対に自分が出て、優勝してやるという気持ち」と力を込めた。

素根、存在感示す/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180928/jud18092805000005-n1.html
0140名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 19:10:24.10ID:YhsAocId
2020年東京五輪の金メダルは確実!? 柔道の世界選手権最終日、東京五輪の新種目となる男女混合団体戦が行われ、昨年初代王者に輝いた
日本は決勝でフランスを4―1で下し、2連覇を果たした。
今大会男子100キロ超級銅メダルの原沢久喜(26)が延長の末に得意の内股を炸裂させると、続く女子57キロ級金メダルの芳田司(22=コマツ)が危なげなく
一本勝ち。最後は向翔一郎(22=ALSOK)が裏投げで豪快に一本を決めた。
モンゴル、アゼルバイジャン、南北合同チーム「コリア」に柔道大国フランスを破っての価値ある優勝。今大会はエース級の活躍だった芳田は
「団体でも金メダルを取るという目標に向けて、強い気持ちだった」と胸を張り、男子の井上康生監督(40)も「団体メンバーは来年、そして再来年の
東京五輪へ期待している選手。しっかりといい形でつなげてくれた」と手応えを感じている様子だった。
団体戦では1勝1敗だった小川雄勢(22=明大)の父親で、元世界王者の小川直也氏(50)は現地で試合を観戦。こう解説した。「各国、東
京で勝とうといよいよ力を入れてきた感じ。地元のアゼルバイジャンも団体戦に力入っていたし、雄勢も一本負けしたからね。ロシアはわざわざ
プーチン大統領まで観戦に訪れた。プーチンさんが会場に姿を見せた途端に、ロシアの試合が始まってびっくりしたよ。力が入ってるよね〜」
そうした中で日本は大会2連覇で“柔道母国”の意地を見せた。直也氏は「このルールでは駒数の豊富な日本は大いにチャンスあるね。
選手にケガはつきものだけど、日本の選手層の厚さはメリットが大きい」と、東京五輪での金メダルは十分手の届くところにあるという。
日本は個人戦と合わせて8個の金メダルを獲得したが、どれも2年後の大舞台につながるものになったようだ。

【柔道世界選手権】“柔道母国”の意地を見せ男女混合団体戦2連覇
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/1139233/

アゼルバイジャンのバクーで行われた柔道の世界選手権の個人戦で金メダルを獲得した日本代表7人が28日、バクーで取材に応じ、
男子66キロ級で連覇を果たした阿部一二三(日体大)は「きょうだいで優勝できてよかった」と喜びを語った。女子52キロ級を制した妹の
阿部詩(兵庫・夙川学院高)は「お兄ちゃんがいて心強く挑めた」と述べた。
男子60キロ級で2年連続3度目の優勝を遂げた高藤直寿(パーク24)は「これからも取りこぼしのない柔道をしたい」。女子70キロ級で連覇を
飾った新井千鶴(三井住友海上)は「まだまだ成長できる」とさらなる飛躍を誓った。同78キロ級優勝の浜田尚里(自衛隊)は「技術面を改善しないと」
と成長を期した。
女子57キロ級の芳田司(コマツ)と78キロ超級の朝比奈沙羅(パーク24)は、前回銀の悔しさを晴らした。朝比奈は「司が金メダルを取ってきてくれた
ので、自分も頑張ろうと思った」と笑顔を見せた。

阿部きょうだいら喜び=世界柔道金メダリスト
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092801005

27日に終了した柔道世界選手権の個人戦を制した日本代表7人が28日、バクー市内で記者会見に臨み、男子66キロ級で2連覇を達成した
21歳の阿部一二三(日体大)は「東京五輪にまた一歩近づけた」と充実感を漂わせた。
妹で18歳の詩(兵庫・夙川学院高)は女子52キロ級で初出場優勝。きょうだいで世界一となった2人は大きな注目を浴びた。首から金メダルを下げて
記念撮影に応じ、晴れ晴れとした表情の兄は「妹の存在を力に変えて試合ができた」。妹も「お兄ちゃんがいることで心強く大会に臨めた」と固い絆を示した。
男子60キロ級で2年連続3度目の優勝を果たした高藤直寿(パーク24)は「金メダルを取れて良かったが、もっと細かい技術を突き詰める」と
次の闘いへと切り替えた。
女子70キロ級で2連覇の新井千鶴(三井住友海上)は「まだまだ成長できる。さらに強くなりたい」と決意を新たにした。同78キロ超級で昨年2位の
朝比奈沙羅(パーク24)は2010年東京大会の杉本美香以来となる同級制覇。「本当に良かった。東京五輪につなげたい」と喜びに浸った。
日本勢は29日に帰国予定。

一二三「妹の存在を力に変えて試合できた」世界選手権Vの7人が会見/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180928/jud18092818450007-n1.html
0141名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/28(金) 21:58:01.53ID:YhsAocId
アゼルバイジャンのバクーで27日まで行われた柔道の世界選手権で、日本は個人戦男女7階級に各9人が出場し、前回に並ぶ7個の金メダルを
獲得し、銀は5個、銅は4個だった。混合団体では連覇を遂げた。女子は5階級を制し、全員がメダルを手にした。
 全柔連の金野潤強化委員長は女子の好成績について「上位のしのぎ合いがうまくいっている」と説明。2人出場の2階級は、52キロ級金メダルの
阿部詩(兵庫・夙川学院高)と前回優勝の志々目愛(了徳寺学園職)が決勝を争い、70キロ級では新井千鶴(三井住友海上)が連覇、
大野陽子(コマツ)が銅メダルだった。
 女子は2、3番手の布陣だったジャカルタ・アジア大会でも金6個を獲得し、2020年東京五輪に向けて各階級でハイレベルな代表争いとなりそうだ。
日本女子の増地克之監督は「立ち技から寝技への移行がしっかりできた」と、確かな進歩を評価した。
 男子は60キロ級の高藤直寿(パーク24)、66キロ級の阿部一二三(日体大)が連覇。ともに世界王者として臨んだ昨年12月のグランドスラム
東京大会を制して、早々と今大会の代表を決めた。高藤は体重無差別で争う全日本選手権に挑戦し、阿部一は欧州武者修行に出向くなど、
長い準備期間を生かした。
 ただ、その他の階級は金を逃し、4個だった前回から半減。代表決定後にけがをした選手が多かったことに、日本男子の井上康生監督は
「守りに入ると、やるべきことができない部分もある。改善すべきことを突き詰めていきたい」と話した。
 重量級は100キロ級で連覇を狙ったウルフ・アロン(了徳寺学園職)が5位、100キロ超級は原沢久喜の銅が最高。全柔連の山下泰裕会長
は「もっと地力を付けないと勝ち切れない。自信を持って戦っている感じがしなかった」と奮起を促した。

女子で金5個、全員メダル=男子重量級は奮起必要−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092800935

来年8月25日から9月1日まで東京で開催される柔道の世界選手権が、2020年東京五輪のテスト大会を兼ねることが28日、分かった。
国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長が明らかにした。東京五輪と同じ日本武道館が舞台となる。世界選手権が東京で開かれるのは10年大会以来。
同会長は「五輪のテストを兼ねて、インフラやITなど全てが国際オリンピック委員会(IOC)の求める水準に見合っているかを確認しなければいけない」と述べた。

19年世界選手権が五輪テスト大会に 東京で開催/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180928/jud18092821020008-n1.html
0145名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 13:43:48.90ID:5pXOLmHu
柔道世界選手権の個人戦を制した日本代表7人が28日、バクー市内で一夜明け記者会見を行った。女子78キロ級で初出場初優勝した浜田尚里(28=自衛隊)は、
自身へのご褒美としてステーキ専門店の「いきなり!ステーキ」にすることを決めた。
浜田は25日の誕生日に世界女王となって、ご褒美を悩んでいたがこの日、「いきなりステーキが食べたい。帰国したら(普段食べている)550グラムを食べる。あぁ、
早く食べたい」と話した。
一般平均が300グラム前後のため、約2倍の量となる。脂身が少なく、赤身が多い「いきなりステーキファン」はアスリートに多い。ラグビー日本代表のリーチ・マイケル
(29=東芝)も好物で1回で700グラムを口にする。浜田の話を横で聞いていた男子60キロ級で2連覇した高藤直寿(25=パーク24)は「すごい…。自分は300グラムぐらい」と
驚愕(きょうがく)していた。
浜田は「寝技の女王」として知られている。高校時代から寝技を武器に、山梨学院大時代には寝技の攻防が激しいロシアの格闘技「サンボ」を始めた。サンボでも
世界選手権を制すなど異色の経歴を持つ。寝技をいかすための立ち技も強化し、今大会は全5試合オール一本勝ちで強さを見せつけた。
世界女王の称号を手にし、帰国後は「いきなり!ステーキ」に乗り込む。

いきなり!浜田尚里、柔道女王の褒美は「ステーキ」 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809280000839.html

男子は60キロ級の高藤と66キロ級の阿部一が期待通りの活躍を見せた。安定感があり、実力が飛び抜けている。ただ73キロ級以上の5階級は物足りなかった。
世界で勝つためのポイントは2つ。組み手争いを制すことと、自分の得意技を身につけることだ。今大会で、屈強な海外勢に対して組み負ける場面が目立った。
柔道は組み手で勝負の8割は決まる。組み手争いで勝って、一発で投げられる得意技がないと苦しい。2年後の東京五輪に向けて激しさを増す国内でしのぎを削って
成長してほしい。
一方、躍進が目立った女子は、57キロ級金メダルの芳田、63キロ級銀メダルの田代は見ていて安心できた。48キロ級の決勝で、渡名喜を下したビロディド(ウクライナ)は
警戒だ。身長1メートル72と最軽量級には少ない長身。同級で頭ひとつ出ている存在で、渡名喜にとって高い壁である

【吉田秀彦 総括】海外勢に対し組み負ける場面も
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092905000002-n1.html
0146名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 13:44:18.43ID:5pXOLmHu
27日に終了した柔道世界選手権の個人戦を制した日本代表7人が、当地で記者会見に臨んだ。男子66キロ級で2連覇した阿部一二三(ひふみ、21)=日体大=は
「東京五輪にまた一歩近づけた」と手応えを口にした。新たな挑戦として、世界ランキング上位で争う12月のマスターズ大会(中国)への出場を検討していることを
明らかにした。来年の世界選手権は9年ぶりの東京開催。日本武道館で8月25日−9月1日に行われる。日本勢は29日に帰国予定。
金メダルを首にさげた一二三は、女子52キロ級で初出場優勝した妹の詩(うた、18)=兵庫・夙川学院高=との一緒の取材対応に「なんだか恥ずかしい」と苦笑い。
それでも喜びの声はほどほどに、今後の野望と東京五輪への思いを語った。
「自分自身2連覇できて、兄妹優勝もできてよかった。東京五輪にまた一歩、近づけたかな」
世界の強豪に警戒されながらも、担ぎ技を武器にして2連覇を達成。前日27日の男女混合団体はサポート役に回り、スタンドから見守った。東京五輪では団体要員はなく、
個人戦メンバーのみで構成される。出場となれば阿部は1階級上の73キロ級となる。普段から自分よりも階級が上の選手と稽古をする王者は「試合に出たいなと思った。
(73キロ級でも)仕上げられれば」と出場に意欲をのぞかせた。
今後は10月20日開幕の学生大会後、グランドスラム(GS)大阪(11月23日開幕、大阪市中央体育館)に出場。来年9年ぶりに東京で行われる世界選手権の
出場権獲得を狙う。
「新しい刺激を入れたい。経験してみたい」
世界ランキング上位で争うマスターズ大会(12月15日開幕、中国)に初出場することを視野に入れる。GS大阪から中2週間と強行日程となるため検討中の段階だが、
圧倒的な強さを求めて体を鍛え抜く。
国際柔道連盟(IJF)がこの日までに発表した最新の世界ランキングで、兄妹で世界1位になった。「来年は世界選手権で3連覇して、東京五輪にいい流れを
作らないといけない。兄妹では2連覇を目指していきたい」。勝っても決しておごらない一二三。来年4月から同じ日体大に進学する妹とともに進化する。

阿部一二三、詩と兄妹世界ランク1位!「東京にまた一歩、近づけた」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092905030005-n1.html

7日に終了した柔道世界選手権の個人戦を制した日本代表7人が、当地で記者会見に臨んだ。初出場の阿部詩は担ぎ技を軸にして5試合オール一本勝ち。
世界に衝撃を与えた。「1人での出場だったら不安もあった。お兄ちゃんがいて心強く挑めた」と3学年上の兄に頭を下げた。女子52キロ級は今大会銀メダルの
志々目愛(24)ら国内での代表争いが激化する。次はGS大阪に出場する予定の18歳は、「ここで勝って次だと思うので切り替えていきたい」と覚悟を示した。

詩、初出場でオール一本勝ち「切り替える」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092905010004-n1.html
0147名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 13:45:09.02ID:5pXOLmHu
現場で取材をしていて日本代表の一体感を強く感じた。男女の垣根はなく、チーム一丸となって金メダルを目指した。
大会最終日27日に行われた男女混合団体戦後、取材エリアでのやりとりに驚いた。優勝に貢献した22歳の向(むかい)に対して「(向)翔一郎が頑張ってくれた」と
21歳の朝比奈が呼び捨てで称賛した。目を丸くする私の前で、朝比奈は「自分が年下ですけど、仲がいいので」と笑い飛ばした。
女子57キロ級金メダルの芳田は大会7日目の女子78キロ超級に出る朝比奈に食事の際「頑張って」と声をかけ、背中を押した。中学時代から日本代表の
強化合宿などで一緒の2人は、昨年ともに銀メダルに終わった。「感慨深い。うちら、一緒で良かった」(芳田)。今年はそろって金メダルを獲得し、喜びを分かち合った。
個人戦に出場した女子全員がメダルを獲得するなど、盛り上がった今大会。オンとオフを切り替えながら、選手自身が明るい雰囲気作りに努めたことが、
金8、銀5、銅4のメダルラッシュにつながった。東京五輪が楽しみだ。

柔道・日本代表、明るい雰囲気作りでメダルラッシュ
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092905000003-n1.html

柔道の男女日本代表は27日に終了した世界選手権から一夜明け、個人戦の金メダリスト7人が取材に応じた。史上初めて兄妹で優勝した男子66キロ級の
阿部一二三(21)=日体大=、女子52キロ級の阿部詩(18)=兵庫・夙川学院高=は、将来的な男女混合団体戦の出場に向け準備を進める考えを示した。
27日に行われた混合団体では日本が2連覇を達成。男女14階級と合わせて金8を含む17個のメダルを獲得した。
世界最強の阿部兄妹が、混合団体でも日本の力となる決意を明かした。同種目での世界選手権V2から一夜明け、個人戦だけの出場で会場で応援していた
兄の一二三は「自分もチームの一員としてサポートできたと思うけど、試合を見ていると出たいなって気持ちになった」と意欲を示した。
混合団体は男女3人ずつの6人制で最も軽い階級は男子が73キロ以下、女子が57キロ以下に設定されている。ただ、世界選手権は団体戦要員を登録できるが、
20年東京五輪は個人戦代表しか出場できない。けがなど不測の事態があれば下の階級の選手が出場する必要があり、男子の井上康生監督も「心の準備
をしっかりするように」と団体戦メンバー以外にも声をかけてきた。
2人が出場すれば、上の階級の選手との厳しい戦いとなる可能性が高い。それでも兄は「73キロ級の選手が(万全で)出るのが一番いいけど、何があるかわからない。
上の階級の選手と練習することがあるので、73キロ級の選手にも勝てる力をつけたい」。妹の詩も「57キロ級の選手に勝てる強さをまだ持ってない。安心して使っても
大丈夫っていう強さは身につけていきたい」と誓った。“チームジャパン”のために磨く力は、2年後の五輪での兄姉金メダルにもつながるはずだ。

阿部兄妹、東京五輪団体戦へ意欲「勝てる力つけたい」
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20180928-OHT1T50282.html

27日に閉幕した柔道の世界選手権で、史上初の兄妹金メダルを獲得した男子66キロ級の阿部一二三(21)=日体大=と女子52キロ級の詩(18)=兵庫・夙川学院高=ら
個人戦の金メダリストが28日、バクー市内で取材に応じた。一二三は東京五輪を見据え、来年の世界選手権(東京)での再度のアベックVをノルマに掲げた。
世界的な注目を浴びた同日Vの偉業から1週間。兄妹は照れくさそうに喜びをかみしめた。一二三が「妹が先に決勝で勝って気持ちが高まった」と話せば、
詩は「お兄ちゃんがいてくれて、不安なく大会に臨めた」と笑った。
眼下にバクーの美しい街並みを眺めながら、今後のプランも口にした。「個人的には来年の世界選手権で3連覇、もちろん兄妹で優勝を目指したい。来年は妹が
日体大に入ってくる。刺激し合ってやりたい。まずボクが負けないようにしないと」と一二三。誓い合った東京五輪でのダブル金へ、歩みは止めない。

阿部兄妹、来年もアベックVだ! 一二三「刺激し合ってやりたい」
https://www.daily.co.jp/general/2018/09/29/0011684592.shtml
0148名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 13:45:24.36ID:5pXOLmHu
男子66キロ級で2連覇を達成した阿部一二三(21=日体大)と女子52キロ級で初出場初優勝した妹の詩(18=兵庫・夙川学院高)は、2年連続の「兄妹優勝」を誓った。
世界ランクも1位となり“世界一の兄妹”として注目を浴びる2人は、27日に閉幕した今大会について「通過点」と表現した。阿部は「妹の優勝を力に変えて2連覇できた。
東京オリンピック(五輪)にまた1歩近づけた」と充実感を漂わせた。詩も「お兄ちゃんがいて心強かった。来年は兄妹で連覇する」と固い絆を示し、力強く宣言した。
来春から詩が日体大に進学し、兄と同じ拠点となる。阿部は「負けないように切磋琢磨(せっさたくま)したい。本当にびっくりするぐらい強いので怖い」と、急成長ぶり
に驚いていた。

柔道阿部一二三&詩「心強い」固い絆で兄妹連覇宣言 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809290000139.html

世界女王にも隙あり。女子52キロ級を制した阿部詩(18=兵庫・夙川学院高)が記者会見場に寝癖をつけて現れた。
同57キロ級の芳田司(コマツ)に指摘され「やばっ!」と、ぽつりと言ってトイレにダッシュ。前髪に大量の水をつけて応急処置した。記念撮影では頭から水が垂れ落ちる中、
「やってもーた」と赤面した。今大会は全5試合オール一本勝ちし、世界に圧倒的な存在感を示した。「隙がない柔道」を心掛ける詩のまさかの“失態”だったが、
素朴な人柄が垣間見られた。大会閉幕の翌日ぐらいいいじゃないの。世界女王が18歳の高校生に戻った瞬間だった。

18歳阿部詩の素顔…「やってもーた」 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809290000141.html

柔道世界選手権の個人戦を制した日本代表7人が28日、バクー市内で記者会見を行った。男子66キロ級で2連覇を達成した阿部一二三(21=日体大)と
女子52キロ級で初出場初優勝した妹の詩(18=兵庫・夙川学院高)は、2年連続の「兄妹優勝」を誓った。
世界ランクも1位となり“世界一の兄妹”として注目を浴びる2人は、27日に閉幕した今大会について「通過点」と表現した。阿部は「妹の優勝を力に変えて2連覇できた。
東京オリンピック(五輪)にまた1歩近づけた」と充実感を漂わせた。詩も「お兄ちゃんがいて心強かった。来年は兄妹で連覇する」と固い絆を示し、力強く宣言した。
来春から詩が日体大に進学し、兄と同じ拠点となる。阿部は「負けないように切磋琢磨(せっさたくま)したい。本当にびっくりするぐらい強いので怖い」と、
急成長ぶりに驚いていた。

柔道阿部一二三&詩「心強い」固い絆で兄妹連覇宣言 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809290000139.html

27日に終了した柔道世界選手権の個人戦を制した日本代表7人が、当地で記者会見に臨んだ。
男子60キロ級の高藤直寿
「金メダルを取れて良かったが、もっと細かい技術を突き詰める」
女子57キロ級の芳田司
「(昨年は準優勝だったので)感慨深かった。今回は寝技に助けてもらった」
女子70キロ級の新井千鶴
「まだまだ成長できる。さらに強くなりたい」
女子78キロ級の浜田尚里
「組み手や投げる技など改善しないといけないところがまだたくさんある」
女子78キロ超級の朝比奈沙羅
「本当に良かった。東京五輪につなげたい」

【金メダリスト喜びの声】芳田司「今回は寝技に助けてもらった」
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092905000001-n1.html
0152名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 21:26:01.08ID:FuCYlXCW
柔道の全日本学生体重別選手権第1日は29日、東京・日本武道館で男女各4階級が行われ、女子70キロ級は、桐蔭横浜大勢による決勝で嶺井美穂が
朝飛七海を下して初優勝した。同78キロ級は泉真生(山梨学院大)が2連覇を果たした。
男子73キロ級は古賀颯人(日体大)が初制覇。同81キロ級決勝は国士舘大勢の対決となり、友清光が釘丸将太を破って初優勝した。

嶺井、泉らが優勝=全日本学生体重別柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092900505

柔道の全日本学生体重別選手権第1日は29日、東京・日本武道館で男女各4階級が行われ、女子は78キロ級で泉真生(山梨学院大)が2連覇を果たした。
70キロ級はかつて63キロ級で活躍した嶺井美穂(桐蔭横浜大)が初優勝。63キロ級は佐藤史織(山梨学院大)、78キロ超級は秋場麻優(環太平洋大)が初めて制した。
男子は1992年バルセロナ五輪金メダリスト、古賀稔彦氏の長男で73キロ級の颯人(日体大)が初制覇した。60キロ級は樋口裕大(天理大)、
66キロ級は山田聖斗(桐蔭横浜大)、81キロ級は友清光(国士舘大)が初めて頂点に立った。
30日は男女とも残りの3階級が行われる。

泉V2、古賀氏長男が初優勝 全日本学生体重別選手権/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092919300006-n1.html

柔道の全日本学生体重別選手権第1日は29日、東京・日本武道館で男女各4階級が行われ、女子70キロ級はかつて63キロ級で活躍した嶺井美穂(桐蔭横浜大)が
初優勝した。
8月に70キロ級へ階級を上げた嶺井は初の栄冠をつかみ、涙を流して喜んだ。試合開始早々に技ありを奪われるが、すぐに取り返す。指導2を受けての延長戦では
小外掛けで技ありを奪って勝利。感慨に浸った。
かつて63キロ級で国際大会でも活躍し、ホープと注目された。だが昨年4月の全日本選抜体重別選手権で計量オーバーにより失格。全日本柔道連盟の
強化指定選手からも外れた。減量苦から解放され、挫折を乗り越えての再出発に「最後まで元気にやれた」と言葉を弾ませた。

涙の嶺井、新階級で再出発「最後まで元気にやれた」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092920570009-n1.html

女子70キロ級は階級を上げて挑んだ嶺井が制した。同門の後輩の朝飛との決勝は開始早々、技ありを奪われる展開。すぐに技ありを奪い返したが、指導を二つ受けた。
「何でもいいから投げて勝つぞ」と攻め続け、延長戦に入り小外掛けで技ありを奪った。
高校2年生だった2014年には世界ジュニア選手権と講道館杯を63キロ級で制覇し、日本代表入り。しかし、昨年4月の全日本選抜体重別選手権では計量で失格。
「期待を裏切った自分は道着を着たらいけない」と思い悩んだという。
階級を上げたのは今年8月から。不安や葛藤もあったが、「いつも通りの自分で畳に上がれた」。再び世界の舞台で戦うことを目指し、「ここからがスタート」と力強く
言い切った。

嶺井、再出発の優勝=全日本学生体重別柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092900520
0153名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 21:26:21.11ID:FuCYlXCW
柔道の全日本学生体重別選手権第1日は29日、東京・日本武道館で男女各4階級が行われ、女子は78キロ級で泉真生(山梨学院大)が2連覇を果たした。
2連覇の泉は「周りから連覇って言われてきたので、うれしいと、ほっとした気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。
決勝は先に指導を受けたが攻めに転じ、支え釣り込み足での技ありから抑え込んで合わせ技一本。「いつも技を掛けられずにびびって負けるけど、自分から掛けられた」と
誇らしげだった。
山梨学院大4年で主将を務め、卒業後は実業団の強豪、コマツに入社予定。高いレベルで技を磨き「東京五輪で優勝したい」と大きな目標を掲げた。

V2の泉はコマツ入社へ「東京五輪で優勝したい」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092920400008-n1.html

柔道の全日本学生体重別選手権第1日は29日、東京・日本武道館で男女各4階級が行われ、男子は1992年バルセロナ五輪金メダリスト、古賀稔彦氏の長男で
73キロ級の颯人(日体大)が初制覇した。
初優勝の古賀は父稔彦氏の助言を得て、攻め切った。
決勝戦前に「最後は気持ちだ」などの言葉を受けたという。指導2ずつでもつれた延長戦。支え釣り込み足で技ありを奪い「どんな相手でも勝ちにつなげることを意識してきて、
結果につながって良かった」とほっとした様子だった。
世界選手権では同じ日体大の阿部や藤原が活躍し「悔しい。あそこに自分も立ちたい」と発奮したことが奏功。試合を見守った稔彦氏は「今年は活躍して、
もう一踏ん張りできるかの年。その状況をつくった」と今後に期待を寄せた。

古賀、父の助言で初優勝「相手でも勝ちにつなげることを意識」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092920080007-n1.html

柔道の世界選手権(アゼルバイジャン・バクー)に出場した日本代表が29日、成田空港に帰国。帰国会見に出席した。史上初めて兄妹で優勝した男子66キロ級の阿部一二三(21)=日体大=、
女子52キロ級の阿部詩(18)=兵庫・夙川学院高=は並んで着席。兄は「試合の中でお互いを刺激しあえた。自分の2連覇もかかっていたが、きょうだい優勝も目標だった。
プレッシャーになる部分もあったが無事に優勝できてよかった、というか安心した気持ちです」と話した。妹の詩は「初めての世界選手権ですごく緊張したが、お兄ちゃんが
いることで精神的に安心できた」と感謝した。
東京五輪まで2年を切った。一二三は「まだまだできたな、と思う。東京五輪できょうだい優勝というのが、少し近付いたかなというか、やっと実感が少しわいてきたかな、
と思います」と手応えを感じたよう。詩も「このまま2人で頑張りたい」と応えた。

阿部兄妹 兄の一二三「きょうだい優勝が目標だった」 妹・詩「お兄ちゃんがいることで安心できた」 世界柔道から帰国
https://hochi.news/amp/sports/column/20180929-OHT1T50162.html
0154名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 22:13:25.37ID:FuCYlXCW
柔道の世界選手権(アゼルバイジャン・バクー)日本代表が29日、成田空港に帰国し、成田市内で男女15人のメダリストが記者会見を行った。
日本は個人戦の男女14階級のうち13階級で金7、銀5、銅4個のメダルを獲得し、20年東京五輪の新種目、男女混合団体戦で連覇を果たしたように、大躍進。
2年後の大舞台に向け弾みをつけた。
きょうだいで同日、金メダルを手にした兄で66キロ級の阿部一二三(21=日体大)は「お互い刺激し合ってやれた。五輪のきょうだい優勝が近づいたかな」と
手ごたえを口にした。妹で52キロ級の阿部詩(18=兵庫・夙川学院高)も「兄がいて心強かった。2人で20年まで頑張っていければいい」と“共闘”を誓った。

阿部一二三「五輪のきょうだい優勝が近づいたかな」 - 柔道
https://www.nikkansports.com/sports/news/201809290000859.html

世界選手権(アゼルバイジャン・バクー)で個人戦の男女計14階級のうち13階級で金7、銀5、銅4個のメダルを獲得し、2020年東京五輪新種目の男女混合団体戦で
は2連覇を成し遂げた日本代表が29日、成田空港着の航空機で帰国。その後、記者会見に出て今大会を振り返った。
男子は60キロ級の高藤直寿(なおひさ、25)=パーク24、66キロ級の阿部一二三(ひふみ、21)=日体大=が2連覇を果たすなど存在感を示した。井上康生・
男子日本代表監督(40)は「代表としての自覚を持って精いっぱい戦ってくれた。来年以降につなげていけるように課題を克服し、レベルアップを図れるようにしたい」とした。
女子は52キロ級の阿部詩(うた、18)=兵庫・夙川学院高、57キロ級の芳田司(22)=コマツ=らが金メダルを獲得するなど個人戦の代表9人全員が表彰台に立ち、
全選手のメダル獲得は1980年に女子の世界選手権が始まってから初の快挙だった。増地克之・女子日本代表監督(48)は「選手たちが大舞台で臆することなく、
のびのびとやっていた。(出場)当日を迎えるまでにすべてのことをやり尽くして、いいコンディションで試合にのぞめたことが要因」と総括した。

日本・井上康生監督らが帰国「精いっぱい戦ってくれた」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092921520011-n1.html

女子52キロ級で初出場制覇した18歳の妹、阿部詩(兵庫・夙川学院高)とともに世界一。兄は「東京五輪でのきょうだい金メダルの実現へ実感が湧いてきた」と
目を輝かせ、妹も「自分の柔道を思い切ってできて、自信になった」と胸を張った。
男子60キロ級で2年連続3度目の優勝を果たした高藤直寿(パーク24)は「ほっとしているが、ここがゴールではない」と気を引き締め、女子70キロ級で2連覇の
新井千鶴(三井住友海上)は「目の前の相手に勝つという気持ちで闘ってきたのが良かった」と充実感をにじませた。
5階級制覇の女子に対し、男子は金メダルが昨年の4個から半減。井上康生監督は「ふがいない。やらなければならないことがたくさんだ」と巻き返しを期した。
増地克之・女子日本代表監督の話
「選手たちは大舞台で臆することなく、伸び伸びと闘っていた。全員がメダルを持ち帰ることができたが一喜一憂することなく、新たな目標に向かい、さらに進化
できるように精いっぱい頑張っていきたい」

井上監督、男子の金メダル半減に「ふがいない」 阿部兄妹は同時Vに胸張る/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092921350010-n1.html

男子73キロ級は、1992年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんの長男、颯人が制した。互いに攻めあぐね、指導を二つずつ受けて迎えた
決勝の延長戦。支え釣り込み足で技ありを奪って優勢勝ち。「何としても優勝したかったので、うれしい」と喜んだ。
稔彦さんは30年前、この大会の71キロ級を制していたが、「言われて初めて知った」。目標は日本代表入りで、11月の講道館杯に向けて「強気で戦っていきたい」
と気を引き締めた。

古賀、親子で制覇=全日本学生体重別柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092900542
0155名無しさん@お腹いっぱい。
2018/09/29(土) 23:43:45.05ID:FuCYlXCW
27日に閉幕した柔道の世界選手権(アゼルバイジャン・バクー)日本代表が29日帰国し、メダリストが成田空港で記者会見した。
兄、妹で同日優勝を遂げた男子66キロ級の阿部一二三(日体大)は「東京五輪でもきょうだいで優勝できる実感が少し湧いた」と言い、
女子52キロ級の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は「このまま2020年(の東京五輪)まで二人で頑張っていきたい」と意欲を語った。
阿部一に加え、2人が2連覇を達成。男子60キロ級で3度目の優勝を果たした高藤直寿(パーク24)は「ここがゴールではない。
東京五輪まで頑張る」。女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)は「どうしたらさらに強くなれるか追求した1年。2連覇につながって
よかった」と手応えを深めていた。
女子57キロ級を初制覇した芳田司(コマツ)は前回銀メダルだっただけに「去年の悔しさを晴らすことができて本当にうれしい」と実感を込めて話した。

きょうだいV「東京五輪も」=阿部一、詩ら帰国会見−世界柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092900580

27日に終了した柔道世界選手権の日本代表が29日、成田空港に帰国し、個人戦のメダリストらが記者会見に臨んだ。
今大会の優勝者7人は11月のグランドスラム大阪大会を制すれば、来年の世界選手権東京大会代表に決まる。昨年から始まった全日本柔道連盟の
選考システムで、今年は男子で66キロ級の阿部と60キロ級の高藤が最初の適用者だった。ともに十分な準備期間を生かして2連覇を果たした。
来年の世界選手権代表となれば、2020年東京五輪の代表争いでも大きなアピールとなる。女子70キロ級2連覇の新井は「まずはGS大阪で優勝して来年の
世界選手権につなげ、3連覇したい」と早くも気合を入れた。

世界王者は特権生かすか 新井、3連覇へ早くも気合「GS大阪で優勝して…」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20180929/jud18092922580012-n1.html
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