小川直也総合スレ [転載禁止]©2ch.net
世代や団体も違うし、噛み合うか解らないが、 ハンセン、ブロディ、ベイダー、ゴディ、ウィリアムスみたいな大型外人との試合をもっと見たかった。 ブロディ、ベイダー辺りとやったらかなり危険な展開になりそう。 体重無差別で争う柔道の全日本選手権(4月29日・日本武道館)予選を兼ねた東京都選手権が6日、東京武道館で行われ、 小川雄勢(明大)が8強入りして初出場を決めた。父の小川直也は全日本5連覇を含む優勝7度。親子出場は棟田利幸、康幸ら数例ある。 1メートル90、137キロの小川は準々決勝で敗れたが、親子2代で大舞台の出場権を獲得し「初めて出るから重みはまだ感じていない。 やるからには優勝を目指したい」と意気込んだ。ロンドン五輪男子100キロ超級代表の上川大樹(京葉ガス)が優勝した。 1992年バルセロナ五輪銀メダリストの直也氏は畳の脇で19歳の長男の試合を見つめ「まだまだ発展途上。勝負にこだわらず、 伸び伸びとやってほしい」と期待した。 小川が親子2代出場へ 柔道全日本選手権東京都予選を突破 http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/03/06/kiji/K20160306012167470.html 柔道の東京都選手権(6日、東京武道館)で“暴走王”小川直也(47)の長男・雄勢(19=明大1年)が、史上初の親子日本一に前進した。 同大会でベスト8に入れば、体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権(4月29日、日本武道館)出場が決まる。昨年の東京都選手権で 初戦敗退だった雄勢は、今年こそ切符を手に入れたいところ。 しかし「絶対に出たいという気持ちで、それがプレッシャーになってしまった。体も動かなかった」(雄勢)と言うように、3回戦にはギリギリの判定勝ち を収めるなど苦しい戦いが続いた。 それでも、5回戦まで駒を進め、年上の相手に判定で勝利して8強に。続く準々決勝は押さえ込まれ一本負けを喫したものの、初めて全日本選手権 への出場権を手にした。雄勢は「やっとこれで出られるなって…調子もあまり良くない中で決められて良かった」と安堵の表情だ。 そんな長男に全日本7度優勝で父の暴走王は「ベスト8が決まって直後に負けた。あいつ、そういうところがあるんだよな」と苦笑いしつつ 「相当大変だったんじゃない? 重圧がかかって。力がついたよ、1年で」と満足げ。さらに史上初の親子制覇に向け「出ることが大事だから。 勝ち負けにこだわらず、伸び伸びやってほしい」と期待を寄せた。 暴走王ジュニア小川雄勢 史上初「親子日本一」見えた http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/515037/ 柔道五輪銀メダリストの小川直也氏(48)が道場長を務める神奈川県茅ケ崎市の小川道場で、小川氏が暴力をふるったと主張する 陳述書が出された訴訟の判決が31日、横浜地裁であった。熊谷浩明裁判官は「小川氏が道場の受講生に暴力を加えていたと 認めることはできない」と判断した。 訴訟は、道場をやめた男子小学生の両親に対し、小川氏が未払いの指導料95万円を求めたもの。両親側から提出された男子小学生の 陳述書では、小川氏が口から出血するまで道場生を殴ったり、尻をプラスチック製のバットでたたいたりしたと主張していた。 判決は、被害に遭ったとされた道場生の母親が暴力について否定していることなどから「陳述は信用できない」とした上で、 被告に全額の支払いを命じた。 柔道・小川氏の暴力「あったと認められず」 http://www.asahi.com/articles/ASJ305R63J30ULOB016.html 王子谷に勝ったということはそれなりに力を付けて来たな リオデジャネイロ五輪日本代表を決める全日本選抜体重別選手権が行われ、小川雄勢(政経2=修徳)が初出場でベスト4に 輝いた。初戦で、昨年同大会で準優勝を果たした王子谷(旭化成)に優勢勝ちすると、準決勝で世界ランク3位の七戸 (九州電力)と激突。終始激戦となったがわずかな指導差で敗戦した。そして100s超級日本代表最終選考会となる 全日本選手権で七戸との再戦を望みリベンジを誓う。 ケガを抱えながらも冷静な試合運びに徹した。初戦の相手は小川にとって格上で世界ランク16位の王子谷。開始1分、 けんか四つの組み手で互いに引手をつかみ合いながらスキを狙っていると双方に指導が与えられた。焦りを見せ始めた 王子谷に対し「お互い指導取られるのも計算のうちだった」と小川。そこからお互いに技をかけ始め、残り1分になると 王子谷から指導を奪いそのまま優勢勝ちを収めた。 次戦は代表候補の七戸との対戦。193p・122sの七戸と190p。135sの小川にさほどの体格差はないが、経験値は 七戸が上回る。しかし、初戦とは打って変わって序盤から積極的に組みにいく小川が七戸を圧倒する場面も。だが「最後まで 決めきることができなかった」(小川)とチャンスを生かせず指導差1つでの敗戦となった。 1週間前に捻挫で歩けないほどだったという小川だが「いざ試合になったらケガを感じさせないくらいの動きをしていた」 (猿渡琢海監督)。初出場にも関わらずベスト4と好成績を収め、新年度初の大会としては好スタートを切った。 4週間後の全日本無差別級日本一決定戦に挑む。今回100s超級では五輪出場資格を持つ4人中2人と対戦し、 実力差を感じさせなかった小川。同月に迫る全日本選手権へ向け「七戸選手ともう一度試合ができるかもしれないので そこでリベンジできるように頑張りたい」とリベンジに燃える。 試合後のコメント 猿渡監督 「1回戦の相手も一昨年の全日本チャンピオンだし、挑戦者のつもりでがっつりやってこいという話をして、気持ちの面で 絶対負けるなよと。自分の得意とする形の組み手を徹底的にしながら勝つことだけ考えていってこいと言って、危なげなく 勝てたので一回戦はまずよかった。負けた七戸はオリンピックの代表を争っている選手で、中身的には全然良かったと 思うし結果として負けにはなった。組み勝った状態で投げられるチャンスも何回かあって、そこで組み勝った時に投げられる 技をこれから磨いていかないといけないと思う。今度4月末には全に日本選手権あるので、そこでリベンジできるように 厳しく鍛えていきたい。一週間前に足首を捻挫して、心配している部分もあったがいざ試合になったらケガを感じさせないくらい の動きをしていたし、本人も大丈夫ですという気持ちを持っていた。ケガした状態で試合に挑めたということもいい経験に なったと思うし、試合の中ではケガの影響はなかった」 小川 「講道館杯で苦労してやっと出場権手に入れて、たった一回のケガで出ないというのは悔しいし、応援してくれる人たちの ために頑張らないといけないと思って試合に出ました。一つ一つがヤマ場と思って今日の試合に臨んで、王子谷選手に 勝ててうれしいけど次の試合で負けたのでなんとも言えない。(王子谷選手との対戦)相手は力が強い選手なので、 投げて勝つのは難しい。いかに接戦に持ち込んで指導、有効一個でもどうやって勝つかを考えながら試合をしていた。 ケガもあってなかなか練習できなかったので終盤に勝負かけるしかないなと。お互い指導取られるのも計算のうち だったので焦りはなかった。向こうが焦った。(七戸選手との対戦)七戸選手は積極的にくる選手なので先に前に前に 出て思い通りにさせないようにしていた。自分が組み勝つことも多かったと思うけど相手が組み勝った時にチャンスを ものにしたり技をつぶされたりした。最後まで決めきることができなかったのでチャンスをものにできたかどうかが勝負に 差が出た。(ケガ)先週まで全く歩けなくて、やっと今日試合ができて順調に回復しつつあるのでまた今月末の全日本選手権 では万全の状態で、もう一回試合ができるように頑張りたい。ケガをあまりしたことがなかったのでその中でも試合をする というのが自分にとってもいい経験だと思うし、選考会のピリピリした雰囲気のなかで試合ができたこともいい経験だった。 (学年が上がって)掃除が無くなった。(全日本選手権へ)今日負けた悔しさもあるし、七戸選手ともう一度試合が できるかもしれないのでそこでリベンジできるように頑張りたい」 4・2〜3 全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター) http://www.meispo.net/news.php?news_id=9408 全日本選手権(29日、日本武道館)初出場の小川雄勢(明大)は準々決勝で七戸に完敗した。開始1分すぎ、大内刈りで倒されて抑え込まれ、 合わせ技一本。「まだまだトップと比べ(実力が)全然足りない。これくらいなら(持たれても)いいと思った組み手で投げられた」と目を赤くした。 日本一に7度も輝いた父の直也氏からは「これが全日本の舞台だ」と言われたという。19歳のホープは「優勝候補と言われるくらい力を付けて 戻ってきたい」と巻き返しを期した。 初出場の小川、準々決勝で七戸に完敗「力を付けて戻ってきたい」/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20160429/jud16042919530009-n1.html 五輪や世界選手権で活躍した小川直也さんの長男、雄勢が初出場で8強入り。準々決勝では七戸に臆さず立ち向かって左の奥襟を狙ったが、 大内刈りで倒され抑え込まれて一本負けした。「七戸さんと前回対戦した時、もう一歩だと思っていた。優勝候補と言われるぐらいの力をつけて 戻ってきたい」と目を赤くした。 全日本選手権で5連覇を含む7度の優勝を誇った父からは、試合後に「これが全日本の舞台だ」と声を掛けられた。明大2年の19歳は、 国内で最も権威ある大会で多くを学んだ。 小川ジュニアが8強=全日本柔道 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042900611 柔道全日本選手権(29日、日本武道館)リオデジャネイロ五輪代表選考を兼ねて体重無差別で日本一争う大会に、格闘家で 1992年バルセロナ五輪の柔道95キロ超級銀メダリスト、小川直也(48)の長男、小川雄勢(19)=明大=が初出場して8強入り。 親子での優勝を目指したが、準々決勝で七戸龍(27)=九州電力=に一本負けで敗退した。 小川は初戦の2回戦を上四方固めで一本勝ちすると、3回戦も突破。準々決勝に進出したが、優勝候補の一角の七戸に大内刈りから 抑え込まれ、合わせ技一本で敗れた。 1メートル90、137キロの小川は予選を兼ねた東京都選手権で8強入りして、今大会初出場を決めた。父の直也は全日本5連覇を含む 優勝7度を数え、親子2代での優勝を狙っていた。親子出場は棟田利幸、康幸ら数例ある。 小川直也の長男、雄勢は準々決勝で敗退 親子日本一ならず/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20160429/jud16042916350003-n1.html 準々決勝で「暴走王」の異名を取る格闘家・小川直也の長男、小川雄勢(明大)がリオデジャネイロ五輪代表を目指す男子A強化選手の 七戸龍(九州電力)と対戦し、1本負けを喫した。 全日本初出場で男子B強化選手の小川は8強入りを果たしたが、七戸には大内刈りで技ありを取られ、そのまま押さえ込みに入られて屈した。 今月上旬に行われた福岡での全日本体重別選手権でも七戸と対戦していた小川は試合後、「組み手ではいける感触があったが、 小さなところで油断があった」と反省。父の直也からは試合前に「絶対に勝つ気持ちでいけ」とアドバイスされ、敗戦後は「これが 全日本の試合だ」と言葉をかけられたという。 対戦相手・七戸の父も、極真空手の元強豪・七戸康博氏で、ファンの間では2世対決の実現に注目が集まっていた。 小川ジュニア、8強入りも七戸に敗れる http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2016/04/29/0009036167.shtml 4月29日、日本武道館において体重無差別の全日本柔道選手権大会が行われ、小川直也の長男である小川雄勢(19歳=明治大学)が 初出場した。父直也は全日本選手権7回優勝、バルセロナ五輪銀メダリストで、総合格闘技にも参戦、現在はプロレスラー兼柔道の指導者だ。 風貌、身長は身長190cmでそっくりながら体重は135kgと父を凌ぐ。 その小川は今年4月の全日本選抜柔道体重別大会では一昨年の全日本王者の王子谷剛志(23歳=旭化成)に対し積極的に攻め指導1つの差で 優勢勝ちを収め大金星、大物の片鱗を見せる。準決勝で七戸龍(27歳=九州電力)と対戦したが、七戸が積極的に攻め指導1つの差で小川が 敗れている。この伸び盛りの小川がどこまで勝ち上がるか期待された。 小川直也も会場入りし長男・雄勢を応援。1回戦シードの小川は2回戦で支え釣り込み腰で相手を転がし、押さえ込んで一本勝ち、3回戦は 優勢勝ちで勝ち上がり準々決勝は昨年の準優勝者の七戸龍。 七戸の父は極真本部の怪物と言われ極真空手全日本重量級3連覇を成した七戸康博。父の実績だけを見ると格闘技ファンには極真vsプロレスと 言う見え方も重なる一戦となった。 4月の体重別のリベンジを果たすかのように小川は開始早々七戸の奥襟を取りパワーで惹きつけ積極的に攻めるが、七戸の大内刈りで転がされ 技あり、そのまま15秒押さえ込まれ1本負けとなった。 小川の順位は奇しくも1988年に父が全日本に初出場した成績と同じ5位となった。 今回の全日本大会で優勝を勝ち取ったのは4月に小川が勝った王子谷剛志に輝いた。 【柔道】小川直也の息子、全日本初出場は父と同じ5位 http://efight.jp/topics-20160429_237427 小川 「(初出場で)新鮮な感じ。相手はトップレベルなので自分が先手先手でいかないと負けると思った。(組んだ瞬間)いけると思ったけど。 いつもだったらできる小さな動作をしなくて、それが最後投げられるという形になった。一つの油断が今日の敗因。今日は七戸選手を 倒すという気持ちできていた思い切りいこうと思って、研究もしてきた。あと一歩。結果、小さなことが、自分の中でこのぐらいでいいだろう というところで結局最後一本で投げられた。少しのところが、細かいところを一つ一つ磨いていかないと。安易に下がらないとか釣り手引手争い。 組み手争いは始め自分の有利に進められたけど、変化したところに対応できなかった。一つ一つそういうところだと思う。(試合前父からのアドバイス) 絶対勝つという気持ちでいけと言われた。(試合後は)まだまだ。これが全日本なんだと。(4年後東京五輪へ目標)東京五輪あるけど、今日の 試合全然ダメだったし、五輪の前に来年再来年と力をつけて、次は優勝候補と言われるくらいに力をつけて戻ってきたい」 柔道部?小川が全日本無差別級初出場も七戸にリベンジならず/全日本選手権 http://www.meispo.net/news.php?news_id=9492 オイッス! 息子の応援で日本武道館に行ってきたけれど、原沢君が負けてしまったな。 これまで彼は七戸君を追う立場だったけど、今月頭の福岡の全日本選抜体重別で優勝して大きく差をつけた。 この大会が初めて追われる立場。それで受け身になって、体も硬くなってた。本当に福岡とは別人のようだったよ。顔も青ざめていたしな。 それでも、これまでの実績と勢いが評価されて代表に選ばれた。まあ、この大会は「五輪イコール」じゃないし、本番は(ロンドン五輪金メダルの) リネールがいるから追う立場に戻れるけれど、少々心配だなあ。 福岡と今回の落差が大きすぎて、現状では「2つの顔」があるっていう感じ。福岡の原沢君なら対リネールでも十分脈はあるけれど、今回の 原沢君じゃきついね。 本番でも、どっちの原沢が来るのか?っていう感じだから現状では安定性はない。何とか挑戦者の立場を思い出し、福岡の原沢君で 挑んでほしいね。 それと、オレの息子だけど、七戸君に思い切りやられちゃった。でも初出場でベスト8だから。これで満足しちゃいけないが、技はだいぶ 速くなっているし成長は感じられた。 目標は東京五輪だし、この悔しさをバネにまた頑張ってほしいね。 小川直也「暴走☆レッドゾーン」 http://www.tokyo-sports.co.jp/blogtalent-ogawa/ 小川が世に出る一戦となった正力国際でのベリチェフ戦では思い切り相手の顔にフック入れてるな 当初から大物じみていたようだ オイッス! 西山将士君(ロンドン五輪・柔道男子90キロ級)が銅メダルか。まあ、自分の力を出していたし、こんなところだろう。この階級には 日本に加藤博剛(26=千葉県警)という今年の全日本選手権で優勝した強い選手がいる。はっきり言って、西山より強い。世界ランクの関係で 五輪には出られなかったんだけど、加藤が出ない時点で金メダルは無理だったんだよ。 女子の田知本さん(女子70キロ級)も淡々と試合し過ぎ。金メダル取りたいなら、もうちょっとバクチにいかないと。2人とも、なんだか無難 に試合をして、それで終わっていたな。 柔道5日目が終わって金メダル1個か。どのクラスも競った試合が続くが、勝ち上がれない。そろそろ日本の強化のあり方から変えないと いけないんじゃないかな。 オレは今、少年柔道に携わっているけれど、小学生、中学生の試合と、五輪の舞台の試合ではルールが違うんだ。奥襟を持っちゃダメとか 関節技禁止とかね。安全上の問題とかいろいろ理由があるが、子供たちは自分がやっている柔道と五輪の柔道が明らかに違うから戸惑っている。 海外勢はそのへん、小さいころからすくい投げや隅返しをやって慣れているから、20歳くらいで金メダルを取っちゃう。日本から見れば「ひどい柔道」 かもしれないが、そのひどい柔道に勝てないんだから。現在の強化では金メダルに遠回りしている気がするんだ。そのあたりの世代の強化から 根本的に変えていかないと、日本の柔道はジリ貧だと思うね。 海外の「ひどい柔道」に打ち勝つ強化を http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/27540/ 柔道部?筑波大に敗れまたもベスト8の壁を破れず/全日本学生優勝大会 Rio 2016 Olympic Judo: Everything you need to know - Kokakids - Junior Judo Magazine http://www.kokakids.co.uk/rio-2016-olympic-judo 柔道のグランドスラム・チュメニ大会は17日、ロシアのチュメニで行われ、女子は70キロ級の新井千鶴、78キロ級の高山莉加、 78キロ超級の稲森奈見(いずれも三井住友海上)が優勝し、16日の4階級と合わせ全7階級を制した。 男子は100キロ超級の小川雄勢(明大)が2位。準決勝で4月の全日本選手権を制した王子谷剛志(旭化成)に優勢勝ちした。 81キロ級の佐藤正大(国士舘大)は2位、90キロ級の長沢憲大(パーク24)は3位。 日本女子、全階級を制覇=柔道GS http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071700257 女子で78キロ超級の稲森奈見、78キロ級の高山莉加、70キロ級の新井千鶴(以上三井住友海上)がそれぞれ優勝した。 男子は、100キロ超級の小川雄勢(明大)が準決勝で全日本選手権覇者の王子谷剛志(旭化成)を破って準優勝。 81キロ級の佐藤正大(国士舘大)も準優勝だった。 稲森奈見、高山莉加ら女子3階級で優勝 柔道 http://www.nikkansports.com/sports/news/1680176.html ニッポン柔道は復活するのか。前回のロンドン五輪では男子が金メダルゼロ、女子が金1個で歴史的な大惨敗を喫した。リオデジャネイロ五輪では 柔道母国の威信をかけての大勝負になるが、5大会連続で本紙の解説コラムを担当する暴走王・小川直也(48)が金の行方を徹底予想だ。 日本の前に立ちはだかるのは渦中の“あの国”だというが、果たして…。 オイッス! いよいよリオ五輪が始まるね。柔道はまあ、前回がああいう成績だったから、それを上回ってもらわないと困る。ということで、金メダルは男子2個、 女子2個と見ている。内訳は男子が73キロ級の大野(将平)くん、81キロ級の永瀬(貴規)くん、女子は57キロ級の松本(薫)さん、それと48キロ級の 近藤(亜美)さんか52キロ級の中村(美里)さんのどちらか…というところかな。 大野、永瀬の2人は金メダルで堅いね。2人とも安定しているし、大崩れするイメージがない。決勝までは確実にいくだろうし、外国人に強いのがいいね。 女子は初日の近藤さん次第じゃないかな。彼女はいい時と悪い時がハッキリしている。いい時の近藤亜美が出れば金メダルで、中村、松本と続いて一気に 3個というのもあるよ。中村、松本の2人はベテランで「力が落ちている」という声もあるようだけど、この階級は世代交代がほとんどないままなんだよね。 同じメンバーなら経験が力になるだろうし、心配いらないよ。 逆に海老沼(匡)のクラス(66キロ級)は世代交代が激しくて、若くて生きのいいのがいるんだよね。何とか明大の後輩の海老沼には、頑張ってもらいたいけれどな。 重いクラスでは男子はベイカー(茉秋=90キロ級)、羽賀(龍之介=100キロ級)にチャンスありそうだけど、女子はどうかな? 正直、ロンドンからの4年間では 例の不祥事もあって再建の途中だから。2020年東京五輪に向けて、きっかけをつかんでほしいよね。 ただ、オレが今回一番怖いのは、ロシアの“逆襲”だよ。国ぐるみのドーピング不正が問題になって参加できるかわからない状況から、IOC(国際オリンピック 委員会)が国際競技連盟の判断にゆだねた。それで、国際柔道連盟(IJF)はロシアの参加を認めたようだからね(26日にIJFのビゼール会長がエントリーした 11人全員が出場できると明言)。 断崖絶壁からいきなりチャンスをもらったんだから、ロシア選手のモチベーションは半端じゃないはず。「無実を証明してやる!」と躍起になっているんじゃないの。 現実にロンドンでは男子が金3個取っているし、オレのころから柔道大国だった。オレの息子(小川雄勢)も先日のグランドスラム大会(ロシア)の決勝で ロシア選手にやられて優勝を逃したんだよね…とにかく、強いのがわんさかいるんだよ。 本番でも有段者のプーチン大統領から号令がかかって、それこそ国ぐるみで金を取りにくるよ。日本にとっては、厄介な展開になったよね。 小川がリオ五輪ニッポン柔道を大予想 http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/571308/ オイッス! 原沢久喜くん(24=日本中央競馬会)はリオ五輪柔道男子100キロ超級で銀メダルか。決勝はみなさん「惜しかった」と見られたと思うけれど、 オレの目には「完敗」と映ったね。 あとでビデオを見直したんだけど、テディ・リネール(27=フランス)は4度技を仕掛けていた。これに対して原沢くんはゼロ。まったく組ませてもらえなかった とはいえ、それじゃ勝てないよ。 逆にリネールはさすがだね。初対戦の原沢くんに慎重にいって、勝負に徹していた。観衆のブーイングもリネールへの期待の裏返しだからね〜。あえて 厳しいことを言うけれど、原沢くん自身が何もできなくて一番悔しかったんじゃないかな。 ただ、原沢くんが決勝まで行ったことは評価したい。男子は全階級メダルとなって上出来。目標の東京五輪へ向けて若いメンバーで臨んでこの結果だから、 期待が持てるね。井上監督の手腕は評価されていいよ。 逆に女子は心配。山部佳苗さん(25=ミキハウス)は惜しかった(女子78キロ超級銅メダル)けど、東京に向けては…という面では厳しいね。正直、 メンバーにはベテランも多かったから東京への見通しは立たなかったな。まあ、女子は新体制で再建途中ということもあるから、あえて若い選手を 使ってもよかったんじゃないかな。 さて、これでリオ五輪の柔道は終わり。次は東京五輪だけど…4年後は巨大化したリネールを誰かが倒さなきゃいかん。オレは息子(小川雄勢=20、明大)に 会うたびに「リネールを倒せ!」と言ってるんだ。東スポの読者にしか言わないけれど、ぜひ期待して、応援してやってください! 小川直也「暴走☆レッドゾーン」 http://www.tokyo-sports.co.jp/blogtalent-ogawa/ 本人みてると、人間的に弱そうなんだよね。 未熟者というか。 学生相手には組み手で優位に立てるけど、技が出ないと世界は厳しい 柔道五輪銀メダリストの小川直也氏が道場長を務める神奈川県茅ケ崎市の小川道場で、退会した男子小学生の両親が「道場で暴力などの不適切な 指導があった」と主張していた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。阿部潤裁判長は「暴力があったという裏付けはない」として、両親の控訴を退けた。 この訴訟は、道場が両親に対し、未払いの指導料95万円を求めて起こしていた。一審・横浜地裁判決は道場の訴えを認めて全額の支払いを命じたため、 両親が控訴していた。 判決によると、男子小学生は2012年に道場の強化クラスに入門。中学3年まで続ければ月5万円の指導料が免除されるとされたが、男子小学生は 翌年11月に退会。両親は「指導料の請求は退会へのペナルティに過ぎず、無効だ」として支払いを拒否していた。 判決は、男子小学生が「道場で暴力があった」などと話したことについて、「提訴された後に述べたもので、経緯や内容が不自然だ」と指摘。 退会した他の生徒の保護者などが暴力について述べた陳述書についても、その内容が伝聞だったり、それを否定する証拠があったりすることから、 「裏付けがない」とした。 メダリストの道場で暴力「裏付けなし」 東京高裁判決 http://www.asahi.com/articles/ASJBW51Q7JBWUTIL021.html Riner pulls opponent's head down (shido for opponent); Riner cross grips without attacking (no shido for Riner); Riner pulls opponent's head down again (shido for opponent); Riner steps outside mat area (no shido for Riner); Riner pulls opponent's head down again (shido for opponent); Riner runs away (no shido for Riner); 小川ジュニアが負けた。10月の全日本学生体重別選手権で2連覇を達成し、バロセロナ五輪柔道男子100キロ超級で銀メダルを獲得した、小川直也氏の 長男雄勢(20=明大)が3回戦で敗退した。 佐藤和哉(21=日大)の左奥袖をつかみ、相手を引きつけて攻める。直也氏の現役時代をほうふつとさせる柔道スタイルの雄勢は、延長戦の末、 指導を取られ敗れた。「自分にとって勉強になりました。相手も研究している中で負けてしまった。また、来年頑張ります」。試合後、淡々と言葉少なく、 自身にいらだっている様子を見せて、ミックスゾーン(取材エリア)を後にした。 身長190センチ、体重135キロの体格は父親譲り。父と同じ道で世界を目指すために、同じ明大へ進学した。昨年の世界ジュニア選手権で銅メダルを 獲得するなど、才能の片りんを見せ、今大会も期待されていた。20年東京五輪での「金メダル獲得」を目標とし、父親超えを目指している。 小川直也氏の長男、雄勢が3回戦敗退 柔道 http://www.nikkansports.com/sports/news/1737657.html 柔道のグランプリ大会は20日、中国の青島で行われ、男子100キロ超級で小川雄勢(明大)、女子78キロ級で高山莉加(三井住友海上)が優勝した。 小川は、1992年バルセロナ五輪銀メダリストの直也さんの長男。 小川、高山が優勝=柔道 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000234 柔道のグランプリ大会は20日、中国の青島で行われ、男子100キロ超級の小川雄勢(明大)と女子78キロ級で高山莉加(三井住友海上)が優勝した。 小川直也氏の長男、雄勢らV グランプリ大会/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20161120/jud16112020430002-n1.html 柔道のグランプリ・青島大会で、暴走王・小川直也(48)の長男で男子100キロ超級の小川雄勢(20=明大)が優勝。雄勢にとっては念願の国際大会初Vとなった。 初戦で韓国、準決勝でモンゴル、決勝ではロシアの強豪を撃破。13日の講道館杯(千葉)では3回戦敗退だったが、2020年東京五輪へ向け出直しとなる 大会で結果を出した。 小川も息子のサポートと応援のため現地に駆けつけており「精神的にたくましくなったかな。(講道館杯で)負けてから1週間でよく立て直したよ」と目を 細めていた。 【柔道】小川ジュニア 雄勢が念願の国際大会初V http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/619371/ このレベルの大会まで親父が現地まで一緒についていくって 相当な親ばかだな Secretariat Belmont Stakes 1973 https://www.youtube.com/watch?v=cS4f6wiQJh4 【ベルモントS】アメリカンファラオが3冠達成!アメリカ競馬の歴史が遂に動く 2015.6.6、1978年のアファームド以来、37年間誕生することがなかったアメリカ3冠馬。 長い間止まったままだったその時計の針を、アメリカンファラオAmerican Pharoahは遂に動かしてみせたのだ。 http://bajisouron.com/2015belmont-stakes_win_american-pharoah/ American Pharoah vs. Secretariat: Who Would Win? https://www.youtube.com/watch?v=eT50hQINVrI 体重無差別で争う柔道の全日本選手権(4月29日・日本武道館)予選を兼ねた東京都選手権は5日、東京都足立区の東京武道館で行われ、20歳の 小川雄勢(明大)が初優勝し、2年連続の本戦出場を決めた。 小川の父は1992年バルセロナ五輪銀メダリストで、全日本で5連覇を含む優勝7度を誇る小川直也氏。激戦区を勝ち抜き「スタミナがついたと思う。 自信になる。全日本は優勝を目指す」と力強く語った。試合を見守った直也氏は「自分になかった下半身の柔らかさを持っている。もっと強くなれる」と 飛躍を期待した。 2月のグランドスラム(GS)パリ大会で100キロ級を制覇した期待の18歳、飯田健太郎(東京・国士舘高)は4回戦で敗退し、上位9人に与えられる 出場権を逃した。 小川直也氏の息子・雄勢が初優勝 父も飛躍期待「もっと強くなれる」/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20170305/jud17030517340002-n1.html 柔道日本一を決める全日本選手権(4月29日、東京・日本武道館)の予選を兼ねた東京都選手権が5日、東京・足立区の東京武道館で行われ、 男子は元世界王者でプロ格闘家としても活躍している小川直也(48)の長男・雄勢(ゆうせい、20)=明大=が初優勝を果たした。父も1989年に 優勝しており、父子制覇となった。 2回戦から登場した小川は、途中で右手親指を突き指するアクシデントがあったものの、勝ち進み、決勝では香川大吾(東海大)に優勢勝ち (旗判定)した。「本戦出場が目標だったので、しっかりできてよかった。(突き指など)内容的にはいろいろとありましたが、優勝という結果がついて きたのは自信につながります」。父を上回る135キロの20歳は、一語一語に力を込めて振り返った。試合を見守った父・直也は「(優勝は)オレより 1年早い。去年に比べると格段に強くなっている。右手を痛めたけど、『出場するからには最後までやる』と、一生懸命にやってくれた。まだまだ 体も大きくなるだろうし、“のりしろ”もあるので、オレも協力していきたい」と目を細めた。 今年の大きな目標は全日本選手権と今夏の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)。「父もここで優勝して本戦でも勝った。ハードルは高いけど、 優勝しかない。父を超えられるよう頑張ります」。まずは世界代表がかかる全日本選抜体重別(4月1、2日・福岡)に向けて調整を進めていく。 小川雄勢が東京都柔道選手権V 父・直也も89年優勝 http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20170305-OHT1T50189.html 体重無差別で日本一を争う柔道男子の全日本選手権(4月29日、東京・日本武道館)の予選を兼ねた東京都選手権が5日、足立区の東京武道館 で行われ、小川雄勢(明大)が初優勝した。8強入りで昨年に続く本戦出場を決めたが、右手親指を負傷しながら勝ち抜き、「けががあっても やり切れた」と胸を張った。 父で1992年バルセロナ五輪銀メダルの直也さんは、全日本選手権で5連覇を含む7度の優勝を誇る。本戦ではリオデジャネイロ五輪銀メダルの 原沢久喜(日本中央競馬会)ら同じ100キロ超級の強敵に挑む雄勢は「優勝以外はない」。親子での日本一へ気合を入れ直した。 小川、父に続く日本一を=柔道 http://www.jiji.com/jc/article?k=2017030500402 柔道の全日本選手権(4月29日、東京・日本武道館)東京予選を兼ねた東京都選手権(5日、東京武道館)は、小川雄勢(20=明大)が 初優勝した。決勝では香川大吾(20=東海大)に旗判定3―0で優勢勝ち。同大会は父の暴走王・小川直也(48)も1989年に勝っており、 親子制覇となった。 これで雄勢は世界選手権(8〜9月、ハンガリー)代表の可能性を残した。4月の全日本選抜体重別選手権(1、2日、福岡国際センター)、 全日本選手権と連覇すれば逆転での代表入りは十分見えてくる。リオ五輪後、若手の台頭が著しい柔道界にまた一人新戦力が加われば、 東京五輪に向けて明るい材料になる。 ただ、雄勢は2大会の連勝を目標とした上で「世界選手権は正直、そこまで考えていない。ボクはヨーロッパの大会もグランドスラム東京も 出てない。(全日本選抜と全日本選手権に)優勝したら(名前が)挙がるでしょうけど、意識せず、自分のために頑張りたい」と慎重な姿勢を示した。 焦りが一切ないのは父も同じで「あわてることはない」。世界選手権が五輪への通過点になるのは百も承知。ただ、雄勢はまだ日本一の称号を 手にしていない。功名心にかられて大風呂敷を広げれば、地力の向上もおろそかになるという。さらに、父が気にするのは時期だ。「マークも 厳しくなるからね」。東京までまだ3年半もある。今から目立つ舞台で活躍しては世界中のライバルから研究対象にされ、丸裸にされる危険性もある。 もちろん、そうしたマークをはね返していくことも成長につながるが、五輪へ向けた本当の勝負をかけるのは来年以降ということ。雄勢は 「世界選手権とは別に、来年を考えていくと、いかに勝っていくかが大事」と力を込めた。 暴走王ジュニア・雄勢が東京都選手権初V 小川親子の五輪戦略 http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/659184/ 柔道部小川が全7戦中6戦で一本勝ちの圧巻V 全日本選手権へ弾み/東京都選手権…明大スポーツWEB 明大スポーツ-明治大学のスポーツ新聞 http://www.meispo.net/news.php?news_id=10412 体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権(29日、東京・日本武道館)で、暴走王・小川直也(49)の長男で100キロ超級のホープ、小川雄勢(20=明大)は3回戦で敗れ、 今大会も親子優勝はならなかった。 昨年は初出場でベスト8進出。大きな期待を背負った雄勢は初戦の2回戦で、春山友紀(26=自衛隊体育学校)にゴールデンスコア形式の延長戦で内股を決めて 豪快に一本勝ち。順調なスタートに見えたが、3回戦では垣田恭兵(29=旭化成)に大苦戦する。 ベテランに組み手争いで優位に立てず、隙をつかれては足技をくらい、危ない場面が続いた。それでも強引に内股を放ったが、惜しくも決まらず。指導1つを 取られたままでゴールデンスコア形式の延長戦へ。ここでもなかなか本来の形で組めず、最後は微妙な判定ながら偽装攻撃の反則を取られて敗れ去った。 試合後は「悔しさ? 特にないです…。優勝を狙っていたので、納得いかない」と答え、仏頂面のままでミックスゾーンを後にした。父の暴走王も「やっかみが あったのかな」と判定に不満の様子で「なんともつまらない試合だった」と表情は険しかった。 暴走王ジュニア・小川雄勢「偽装攻撃」反則取られ敗北 http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/680378/ 3回戦の延長で指導を受け敗退した小川雄勢(明大)について、父で格闘家の小川直也 「(判定は)腑に落ちねーな。相手は全然技をかけてない。でも(雄勢は)まだ20歳。 俺も20歳のころはこんなもんだった」 王子谷、世界選手権初切符!桂治以来12年ぶり流血連覇/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20170430/jud17043005030002-n1.html 史上2位の優勝16度を誇る明大は9年ぶりの決勝進出を決め、古豪復活へ一歩踏み出した。ただ東海大には一人も勝てずに完敗。猿渡監督は 「東海大は層が厚い。また新しいチームづくりをしなければ」と王者との大きな差を痛感した。 ポイントゲッターで100キロ超級の大器、次鋒の小川が太田に優勢で敗れて計算が狂った。試合巧者の相手に主導権を渡し、じりじりと差を広げられた。 3年の小川は「4年生の最後の大会だったのに、流れをつくれなかった」と重い口調で悔しさをにじませた。 明大、王者との差を痛感…次鋒・小川が敗れ計算狂う/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20170625/jud17062517570004-n1.html オイッス! 女子48キロ級で優勝した渡名喜風南(となき・ふうな=22、帝京大)さんは修徳高(東京)でオレの息子(小川雄勢)の1コ先輩なんだ。 だから、オレも道場で練習を見ているはずなんだけど…あんまり覚えていないんだよ。というか、高校時代はそんなに目立たない存在だったね。 それが帝京大に行って素質が花開いた感じ。彼女の良さは本当に粘っこいところだ。相手をしっかり研究してきているのはよくわかるし、体幹の 強さはしっかりした練習で培ったもの。身長148センチと女子最軽量のこのクラスでも低いほうだけど、現状ではそれがいい方向に働いているね。 ただ、正直言えばここからがスタート。今回は海外選手のマークはリオ五輪銅の近藤さんに集中していたし、渡名喜さんはノーマークに近かった。 それに準決勝の相手だったカザフスタン選手、決勝で戦ったモンゴル選手、この2人は相当強いよ〜。今回は勝ったけれど、この敗戦を機に徹底的 に渡名喜さんを研究してくるだろう。3年後に向けて、国内で近藤亜美(22=三井住友海上)さんと切磋琢磨しながらさらにレベルアップしていって ほしいね。 逆に男子60キロ級の高藤直寿(24=パーク24)くんは「お見事」のひと言。4年前に世界選手権を制して世界中から徹底的に研究され尽くしたなかで、 この優勝は本当に大きい。落ち着いていたし、リオ五輪の時と全然違った。成長が感じとれたよ。まさに「価値ある勝利」だったな。 彼の場合、遅刻したりといろいろ私生活のほうにも課題があったようだけど、この優勝でまた一つ大きくなった。師匠でもある井上監督が誰より うれしいんじゃない? 【世界柔道】小川直也「渡名喜さんはここからがスタート 高藤くんは“お見事”のひと言」 http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/748548/ オイッス! あまりの強さに脱帽だよ〜。柔道の世界選手権2日目、男子66キロ級で優勝した阿部一二三くん(20=日体大)の試合ぶりは ほぼ100%、パーフェクトと言っていい。久しぶりにこんな圧勝劇を見たよ。ついにニッポン柔道にも世間が反応するスターが現れたようだね。 彼のすごいところはいろんな投げるパターンがあること。独特の両袖を持って投げる技に、海外選手は全く対応できていなかった。両袖を 持ってから体落とし、袖釣り込み腰、大外刈りと技も多彩。もちろんオーソドックスに襟とヒジを持って組んでも、背負い投げ、小内刈りで 投げられるからね。野球で言えば、球種をたくさん持っている投手で“柔道の七変化”といったところかな。 いろんな技があるから対応できず、わかっているのに投げられちゃうんだよね。まあ、今回の優勝を機に海外選手も徹底的に研究してくるだろうけど、 どうなんだろ? オレが相手だったら「あんなに技あって、どんだけ研究すればいいんだよ…」となるよな〜。それに阿部くんはまだ20歳。3年後は さらに成長しているから、研究したって追いつけないよなあ…。東京五輪の金メダルはカタいよ。 これまでは雑な部分もあってたまに取りこぼしもあったけれど、今回は集中力が違った。彼の言う「五輪4連覇」の目標も、決してできないことじゃない… そう思わせる柔道だったよ。 女子52キロ級で優勝した志々目(愛)さんはハートの強さが伝わってきた。この階級は寝技が強い選手が多かったけれど、彼女は投げでの 力強い柔道で今後も楽しみだね。 【世界柔道】小川直也 阿部一二三の多彩な投げパターンは“柔道の七変化” http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/750147/ オイッス! 男子73キロ級の橋本壮市くん(26=パーク24)は厳しい試合をよく勝ったなあ。決勝は内容的にギリギリの戦いだったかもしれないけれど、 この階級は強い選手が多かったからね。 特に決勝のアゼルバイジャンの選手、ルスタム・オルジョイ(25=アゼルバイジャン)は強かった。彼は昨年のリオ五輪決勝で大野くんに一本負け。 完敗を喫しているけれど、当時からひと回り成長している。この1年間でだいぶ強くなっていた。そんな相手に勝って優勝なんだから価値はあるよね。 今後は大野将平くん(25=旭化成)とのシ烈な争いになると思うけれど、オルジョイを見てもわかるように世界も確実にレベルアップしている。 橋本くんも大野くんも東京五輪へ向けて、改めて気を引き締めてほしいよね。 これで男子は3階級すべてで優勝。この結果もすごいけれど、3人の王者は全員、東京五輪を目標に戦っている。オレはそこを評価したいね。 あとはこのモチベーションを3年後まで維持できるか。そこが勝負になるんじゃないかな。 女子57キロ級で銀の芳田司さん(21=コマツ)は惜しかったね〜。というより不運だった。決勝で何度も投げて、ポイントがあっておかしく なかったけれど、取ってもらえなかった。ただ、内容はあったよ。確かに3日目までで、ただ一人優勝できなかったが、今後に向けて十分チャンスはある。 チャレンジャーの気持ちを忘れずにいけば、まだまだ東京への道は広がっている。そんな柔道だったね。 【世界柔道】小川直也 橋本が成長中のオルジョイに勝った価値大きい http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/751095/ オイッス! 永瀬くんは心配だね〜。試合中にケガをしてよく最後まで戦ったと思うけれど、どのみち決勝まではもたない。あの状態でやることは 不可能だし、本当に痛いケガだったね。 オレ自身も柔道のころはヒザの故障に苦しんだからさ。永瀬くんもヒザのどこを痛めたか、だよね。その前に内側靱帯をやっていたようだけど、 今回仮に十字靱帯も痛めていたら、柔道家としては致命傷にもつながる。そうじゃないことを祈りたいね。 そもそも、ヒザを痛めていたのになぜ今大会に出てきたのか?ということもあるよね。なんたって男子81キロ級で世界で勝てそうなのは 永瀬くんしかいない。73キロ級とかは今大会優勝した橋本(壮市)くん、リオ五輪金の大野(将平)くんとトップ級が複数いるけれど、この階級は 永瀬くんの代わりがいないんだよ。 そうした状況で無理をして出る必要があったのかということ。もちろんいろんな事情があるから、簡単に「出ない」とならないのはわかる。でも、 永瀬くんクラスだったら、そういう選択肢もアリな気がするよ。 大ケガをした後に言うのは結果論かもしれないけれど、ゴールは3年後の東京五輪だからね。「休む勇気」も必要な気がするよ。 【世界柔道】「休む勇気」も必要な気がするよ http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/752532/ オイッス! 女子70キロ級の新井千鶴(23=三井住友海上)さんは強かったね〜。この1年ですごく成長したよ。やっぱり去年、同じ階級の 田知本さんがリオで金メダリストになったことが、刺激になったんだろうね。 何より、彼女の表情に「自分もやれる」という自信がみなぎっていたよ。寝技はだいぶスムーズだったし、ひと皮むけた印象だね。代表1人派遣の 階級で優勝したんだから価値があるし、自信を持っていい。これをきっかけにさらに変わっていければいいし、彼女ならまだまだ成長できるだろうね。 まあ、本番まで3年。彼女だけに言えることではないけれど、この成長曲線を3年間維持するのは難しい。必ずつまずきがあると思うので、 そこでどう向かっていくか。東京五輪へのカギはそこになるよね。 女子78キロ級の梅木さんは初戦から「つえぇ」と見てたんだけど、決勝で「弱点」が出てしまったね。自分より大きな相手に奥襟をつかまれたら、 動けなくなった。相手のアギアル(ブラジル)は強い選手だけど、それをわかっていて、徹底的に組み手で優位に立った。これを見た海外選手は みんな同じことをやってくるはず。3年後へ早急な対策が必要だね。 【世界柔道】新井千鶴の課題は「3年の成長曲線を描く難しさ」 http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/753423/ オイッス! 団体戦での日本は強かったね〜。まあ、勝因はズバリ「慣れ」だな。 日本の柔道では子供のころから団体戦に出る機会が多いし、中軽量級の選手も試合のレベルは別にして経験は豊富。でも、海外の選手に 団体戦に出るチャンスはそうないし、柔道は個人戦と捉えているから。これに勝って世界ランキングが上がるわけではないので、モチベーション的にも 上がらないんだろうね。 それに日本は団体戦の“言いだしっぺ”なんで、負けるわけにはいかないからな。まあ、選手としても五輪でメダルを取るチャンスが一つ 増えたんだから、いいこと。もちろん他国は、今回は様子見…という面もあったと思うので、これから団体戦にも本腰を入れて変わってくるはず。 フランス、ロシアの2国は必ず(強化を)やってくるだろうから、東京五輪では日本も今回のようには、まず勝てない。気を抜かずに行ってもらいたいね。 それで、昨年のリオ五輪後、初めての世界選手権は、団体戦を含めて金メダル8個。銀4、銅1でメダル全体も13個と上々の数字だ。リオで メダルを量産したいい流れに乗っているね。海外勢のレベルもランキング上位者が出ているので、五輪と変わらないくらいだったから、東京五輪に 向けては良かったんじゃないのかな。 ただ…オレ的には、どうしても男子100キロ超級のことが気がかり。この階級で勝った選手が「世界で一番強い」と言われる柔道の頂上決戦なのに、 初戦敗退の原沢(久喜)くん、3回戦敗退の王子谷(剛志)くんは、ちょっと厳しい結果だよね。 2人とも気持ちの部分で乗っていなかった感じ。良く言えば空回り、悪く言えば「ふがいない」のひと言だよ。彼ら2人が実績のない若手で大舞台 に初挑戦なら分かるけれど、リオの銀メダリストと全日本(選手権)のチャンピオンだからね。 それに今大会で8連覇したフランスの(テディ)リネールはリオから1年間の休み明け。1年休んで、いきなり世界選手権を復帰戦に選ぶところ も驚きだけど、それで優勝しちゃうんだから。これから、さらに上げていって3年後に金メダル。リネールは、そう計算して一試合一試合を戦っている。 こんな“化け物”に勝つのは本当に大変だよ。 しかも、他の国も何とかリネールに勝とうと研究をしていて、階級全体でさらにレベルアップしている。日本の2人はリネール対策を綿密にやってきた ようだけど、リネール以外も強くなっているから、これからは、さらに厳しい戦いになるよ。 じゃあ日本は、どうすればいいか。まだ3年あるんだから、もっと若手が出てきて上の2人を脅かさないと。リネールどうこうの前に、国内で切磋琢磨して 日本の重量級全体でレベルを上げないと、世界で勝てない。厳しいことを言うけれど、これが日本の「世界最強」の現実だよ。 【世界柔道】小川直也「日本の重量級全体でレベルを上げないと世界で勝てない」 http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/754686/ 来年の世界選手権(バクー)代表第1次選考会となる柔道の講道館杯全日本体重別選手権最終日は12日、千葉ポートアリーナで男女計7階級が 行われ、女子52キロ級は世界ジュニア選手権覇者で17歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)が決勝で立川莉奈(福岡大)に延長の末に優勢勝ちし、初優勝した。 女子48キロ級は昨年3位の遠藤宏美(ALSOK)が初制覇。57キロ級は山本杏(パーク24)が5年ぶりの頂点に立ち、63キロ級は土井雅子 (環太平洋大)が初めて制した。 男子は100キロ超級決勝で、五輪銀メダリストの直也氏を父に持つ小川雄勢(明大)が2012年ロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)に 一本勝ちして初優勝。100キロ級は昨年2位の飯田健太郎(国士舘大)、90キロ級は向翔一郎(日大)がともに初めて制した。 井上康生・男子日本代表監督の話 「2020年世代の選手たちが出てきたのは明るい材料。階級ごとの層を厚くするためのさらなる努力を続けていかないといけない」 増地克之・女子日本代表監督の話 「阿部はこの1年ですごく成長した。以前のような組み負ける場面が見られず、最後まで投げにいく心の強さを感じた」 山本杏の話 「ここに来るまで本当に遠回りをした。勝つことを目指して諦めないでやってきて良かった。まだ23歳で若いし、力もついてきている。 積み重ねていきたい」 遠藤宏美の話 「結果を出さないといけなかったので、うれしい。あまり深く考えず、いつも通りやることを考えた。投げる技術を確立しないと上には上がっていけない」 向翔一郎の話 「狙っていたところで(技ありとなった)背負い投げが入った。90キロ級は誰が世界に出てもおかしくない。いいアピールをするのに必死だった」 土井雅子の話 「(決勝はリオデジャネイロ五輪代表の田代が相手で)自分の知らない舞台に立っているので緊張した。これまでやってきたことを思い出すと、 体が自然と動いた」 女子52キロ級で17歳阿部が初優勝 男子100超は小川が制す/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20171112/jud17111219260002-n1.html 全日本柔道連盟は12日、グランドスラム(GS)東京大会(12月2〜3日・東京体育館)の男女代表計56選手を発表し、リオデジャネイロ五輪 男子73キロ級優勝後は国際大会から離れている大野将平(旭化成)らが選ばれた。 日本代表は各階級4人。リオ五輪男子100キロ超級銀メダルで世界無差別級選手権を辞退した原沢久喜(日本中央競馬会)も名を連ねた。 講道館杯全日本体重別選手権覇者では男子100キロ超級の小川雄勢(明大)、100キロ級の飯田健太郎(国士舘大)、女子52キロ級の 阿部詩(兵庫・夙川学院高)らが選出された。 男子66キロ級の阿部一二三(日体大)、100キロ級のウルフ・アロン(東海大)ら世界選手権金メダリストも代表に決まった。リオ五輪男子 90キロ級金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)は右肩の故障のため選ばれなかった。 大野らがGS東京大会代表に選出 小川、阿部兄妹も/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20171112/jud17111220530005-n1.html 柔道の講道館杯全日本体重別選手権最終日は12日、千葉ポートアリーナで男女計7階級が行われ、男子100キロ超級は小川雄勢(明大)が 決勝で上川大樹(京葉ガス)に一本勝ちし、初優勝を果たした。小川は1992年バルセロナ五輪男子95キロ超級銀メダリストの小川直也さんの長男。 七戸龍(九州電力)は4回戦で一本負けし、3位決定戦でも敗れた。 女子の52キロ級は、兵庫・夙川学院高2年の阿部詩が初制覇した。63キロ級は土井雅子(環太平洋大)が決勝でリオデジャネイロ五輪代表の 田代未来(コマツ)に延長の末、優勢勝ち。57キロ級は山本杏(パーク24)が制した。 男子100キロ級は飯田健太郎(国士舘大)が初優勝した。 小川、男子100キロ超級制す=女子52キロ級は高校生阿部−講道館杯柔道 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111200366 栄光の柔道人生を歩んだ父直也さんも立った表彰台の中央で、小川が喜びをかみしめた。男子100キロ超級を制し「おやじにはまだまだと言われる と思うが、ここで何としても優勝したい気持ちだった」と実感を込めた。 「一つ一つ目の前の相手を倒すつもりでいけ」という父の助言を胸に戦った。7分38秒の消耗戦となった準決勝は辛勝。決勝では、明大の先輩に 当たるベテラン上川と頂点を争った。 相手は世界選手権の無差別級で優勝経験があり、2012年ロンドン五輪代表にもなった実力者。「稽古でもやっていて分が悪いとは思ったが、 チャンスに思い切りいくつもりだった」と勝機を探った。序盤から圧力をかけられながら、しっかり受けた。2分すぎ、攻めに転じ左大内刈り。鮮やかな 一本を奪った。 同じ階級には、昨年のリオデジャネイロ五輪銀メダリストの原沢久喜(日本中央競馬会)ら乗り越えなければならない存在がいる。「これまでは差を 広げられるばかりだった」と自覚。まずは12月のグランドスラム東京で、強豪たちに再び挑む。 小川、先輩倒し初の頂点=偉大な父の助言胸に−講道館杯柔道 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111200410 決勝では明大柔道部の先輩・上川大樹(28=京葉ガス)と対戦。「胸を借りるつもりだった」と挑戦者の気持ちで試合に臨み、大内刈りを決めてみせた。 「この1年はライバルと差がついて苦しかった。優勝したいと思っていた」という中で勝ち取った栄光だが「これはチャンスだと思う。今年1年どれだけ頑張れるか」 と慢心はない。 父も1995年大会の95キロ超級で優勝を飾っているが「“まだまだ”と言われる。だから、まだ頑張る」と気を引き締めた。 小川直也長男・雄勢が講道館杯初制覇「優勝したいと思っていた」 https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/826042/ 男子は100キロ超級決勝で、五輪銀メダリストの直也を父に持つ小川雄勢(明大)が2012年ロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)に一本勝ちして初優勝。 男子100キロ超級は小川が初優勝。1992年バルセロナ五輪銀メダリストで95年大会の95キロ超級を制した父直也との「親子優勝」となった。 決勝では「憧れている」という大学の先輩の上川と対戦。何度も練習でぶつかり、分が悪い相手だったが、思い切りが奏功。2分すぎに大内刈りを 仕掛け、豪快に倒して一本勝ちし「胸を借りるつもりでいった。一発にかけるつもりで狙っていた」と笑顔を見せた。ホープとして期待されながら、 このところ成績が振るわなかった息子の闘いぶりに、観戦した直也は「びっくりした。あっぱれだね」と、目を細めた。 小川直也、息子・雄勢のVに「びっくりした。あっぱれだね」/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20171112/jud17111220240003-n1.html 最近あまりよくなかったけど、今回結果残したことで次につながった 超級の代表争いも混沌としてきたのでチャンスはそれなりに出てきたけど、 巻き込みに頼らない柔道ができるようになればチャンスも出てくるな 男子100キロ超級で暴走王・小川直也(49)の長男・小川雄勢(21=明大)が決勝で圧巻の一本勝ち。12月のグランドスラム(GS)東京大会(2〜3日、 東京体育館)で世界選手権代表と国内最強の座を争うが、ここまでの道のりと、陣営が描く今後の戦略とは――。 ロンドン五輪代表で2010年世界選手権無差別級王者の上川大樹(28=京葉ガス)との決勝。雄勢は頭を下げられた苦しい状態から、起死回生の 大内刈りで豪快に一本勝ちした。「一発思い切ってやってみた。相手は強い選手だから自信になる」(雄勢)。観戦していた父の小川や、明大の先輩に あたるバルセロナ五輪金メダルの吉田秀彦氏(48=パーク24総監督)が揃って「びっくりした」と第一声を発するほどのインパクトだった。 1年前、この大会で敗れた雄勢は下り坂を転がり落ちた。ふがいない試合が続き、学生の大会でも結果を出せなかった。一時は「腐りかけた」 (小川)ほど。9月には明大の猿渡琢海監督(41)から「こんなんじゃ講道館杯も勝てないし、オヤジも超えられないぞ」と部員の前で猛ゲキを飛ばされた。 雄勢は「心に響きました」と目の色を変えた。 来年は勝負の年となる。これまで国際大会への派遣に慎重だった暴走王も、ついにGOサインを出した。「世界選手権を目標にしてやってもらいたい。 本人もそれを念頭にやっている。目指せる権利をもらった」 来年9月の世界選手権アゼルバイジャン大会出場はGS東京大会で勝つことから始まる。今大会に出場していなかった今夏の世界選手権代表を 迎え撃つからだ。全日本男子の井上康生監督(39)は「本人も20年(東京五輪)を目指すなかで、この大会の重要性を感じていた」と雄勢を 評価しつつも、スタートラインに立ったにすぎないことを強調した。 もちろん雄勢も分かっている。「まだまだ地力をつけていきたい。優勝を目標に頑張りたい」。父は五輪2大会に出場したが、金メダルには届かなかった。 親子2代の夢へ向けて、いよいよ動きだすことになる。 【柔道 講道館杯】小川直也の長男・雄勢が男子100キロ超級V https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/826354/ 男子100キロ超級で、元世界王者で92年バルセロナ五輪銀メダルの小川直也氏(49)の長男、雄勢(21)=明大3年=が初優勝した。決勝で 10年世界選手権無差別級覇者の上川大樹(28)=京葉ガス=に大内刈りで一本勝ち。大会後に発表されたグランドスラム(GS)東京大会 (12月2、3日)代表入りを果たし、最重量級での20年東京五輪出場争いに名乗りを上げた。 大一番で才能が目覚めた。決勝の残り1分55秒、劣勢の小川は「狙っていた」大内刈りで、上川を倒した。手の内を知られ、稽古で何度も畳に転がされた 明大の先輩を一本でリベンジ。「何とか優勝したかった」。シニアの国内大会初タイトル、さらに世界の強豪に挑戦する権利を手に入れた。 父と同じ奥襟を持って圧力をかけるスタイル。期待されながら昨年は3回戦で敗れ、世界選手権の代表争いから外れた。100キロ超級は リオ五輪銀メダルの原沢久喜(25)=日本中央競馬会=、世界無差別級選手権(モロッコ)出場の王子谷剛志(25)=旭化成=、影浦心(21)= 東海大4年=ら強豪が並ぶ。「1年でどんどん差が開く状況」に耐えた。上半身で相手を振り回す力を付け、父譲りの技が花開いた。 世界では五輪2連覇、世界選手権8連覇のテディ・リネール(28)=フランス=が君臨。日本勢は08年2月にこの階級で棟田康幸、10年9月に 無差別級で上川が勝った以外は20戦18敗。絶対王者は左組みを嫌がる傾向があり「誰も勝てていないのはチャンス」と考えている。男子日本代表の 井上康生監督(39)も「重量級の核となってほしい」と期待する。 GS東京は来年9月の世界選手権(アゼルバイジャン)の選考に影響し、東京五輪にも関わるため「優勝だけを狙っていく」と宣言した。 幼い頃クラシックバレエを習っていた変わり種。「技が切れるわけでもセンスがあるわけでもない。地道にやるスタイル」と自己分析する新星が、 父が立った五輪の舞台を目指す。 会場で観戦した95年大会95キロ超級覇者の父・直也氏は雄勢に「アッパレ」を贈った。上川を倒した大内刈りは「ここしかない、というタイミングでいった。 あんな技、練習はしているけど試合で見たのは初めて」という。普段は辛口だが「ビックリして拍手しちゃった」と目尻を下げた。96年アトランタ五輪で5位に 終わり引退を決意した日に体重2800グラムで誕生した息子に、自身の力強いスタイルを継承しようと自身の道場1期生として教え続けた。技術が点に なり、年齢と共に線となって結果に結びついた。今後挑んでいく世界を知るだけに「まだ(世界選手権の)1次選考だから。これからが大変」と厳しさも 忘れていなかった。 親子五輪へ、小川雄勢が全日本体重別初優勝…父・直也氏「アッパレ」 http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20171112-OHT1T50357.html リネールには棟田と上川以外に片渕と高井も勝ってるだろう その程度のことはきっちり調べておけよ 五輪メダリストを父に持つ柔道界の逸材が大器の片りんをみせた。1992年バルセロナ五輪銀メダリストの小川直也さんの長男で21歳の 雄勢(明大)が、12日の講道館杯全日本体重別選手権100キロ超級で初優勝。今夏の世界選手権でメダルを逃し、不振が目立つ 日本の最重量級に久々に明るい話題となった。 2012年ロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)との決勝。試合開始2分過ぎ、奥襟を持ってコントロールすると、大内刈りできれいに 相手を畳に沈めた。7歳上の大学の先輩相手に「胸を借りるつもりで思い切っていった」という会心の一本勝ち。優勝を決めると、小川は 「どうしても優勝したかったのでうれしかった」と笑顔を見せた。 190センチ、137キロと恵まれた体格で、大学1年だった15年の講道館杯で3位に入るなど、早くから実績を残していたが、昨年の講道館杯は 3回戦で敗れるなど、伸び悩んだ。相手を力で押して指導を与えて勝つ試合が多く、決定力のある得意技がなかったのが要因だった。 変化の兆しはあった。練習を定期的に見る直也さんは1カ月前から「体が使えるようになってきた。今まで教えてきた点と点が線になりつつある」と 感じていた。小川も「技が切れる選手でもなく、センスがあるわけでもない」と自覚し、地道に努力を続けてきた成果が表れた。直也さんは決勝の 大内刈りを「練習でも見たことがない。思わず拍手した」とたたえた。 代表に選ばれた12月のグランドスラム東京では昨夏のリオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(日本中央競馬会)、今夏の世界選手権代表の 王子谷剛志(旭化成)との勝負になる。「今は誰も(国際大会で)勝てていないのは僕にとってチャンス。優勝だけを狙って頑張る」と意欲を燃やしている。 <柔道>小川、最重量級の光 メダリストの父も拍手の技でV https://mainichi.jp/articles/20171121/dde/007/050/039000c 柔道ファンの皆さん、目を覚ましてください−。そう言わんばかりの強烈なインパクトを与えた。11月に行われた柔道の講道館杯で最も印象に残ったのは、 男子100キロ超級で初優勝した21歳の小川雄勢(明大)だった。 1992年バルセロナ五輪銀メダリストの小川直也氏(49)を父に持つホープは、ベテランの七戸龍(九州電力)や若手の太田彪雅(東海大)ら 実力者33人が参加したサバイバル戦を勝ち抜いた。 特に圧巻だったのが決勝戦。ロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)相手に序盤は劣勢になりながらも粘り続け、2分過ぎに抜群のタイミングで 大内刈りに入ると、釣り手と引き手でうまくコントロールしながら背中を畳にたたきつけた。文句のつけようがない見事な「一本」で、大器の覚醒を予感させた。 “柔道王”の遺伝子を持ち、小学生時代から父の指導を受けてきた小川は、190センチ、140キロという恵まれた体格。高校時代に全日本ジュニア王者に 輝くなど期待は大きかったが、近年、シニアではなかなか殻を破れなかった。 先月、学生の団体戦でも精彩を欠いていたが、急成長を見せた要因について父・直也氏は「ここ1カ月で大人の力がついてきて、体の力を利用できるように なった。小さい頃から教えてきた点と点が徐々に線になってきた」と説明。上川からの一本勝ちについても「ビックリしたよ。あんな技は初めて見た。 俺も思わず拍手していたよ」と目尻を下げていた。 今夏の世界代表を逃し、全日本選手権2連覇中の王子谷剛志(旭化成)らに大きく後れを取っていたものの、この優勝で残り1枠だった12月の グランドスラム東京大会の出場権を獲得。小川は「やっと同じ舞台に立てる。世界に出ている選手を倒して優勝だけを狙う」と声を弾ませた。 小川への期待が高まる背景には、日本男子重量級の“台所事情”にある。リオデジャネイロ五輪で金2つを含む全7階級でメダルを獲得した日本男子だが、 井上康生監督の次なる課題は最重量級の復活だ。 男子100キロ超級は唯一、体重の上限がない。したがって、体格の劣る者が巨大な相手に勝つというダイナミックさを体現できる、柔道の花形とも言える 階級だ。しかし、近年では五輪、世界選手権を通じて2008年北京五輪の石井慧を最後に金メダルを獲れておらず、絶対王者のテディ・リネール(フランス) に五輪2連覇、世界選手権8連覇を許す状況となっている。 今月モロッコで行われた世界無差別選手権においても、リネールは他を寄せ付けず優勝。日本から出陣した王子谷、影浦心(東海大)の2人は決勝までに 敗退し、絶対王者に挑戦することさえできなかった。日本にとっては危機的な状況だが、小川は「誰も世界で勝てていないのは僕にとってチャンス」と 逆転の好機と捉えている。 井上監督は「われわれが見ているのは国内(の競争)ではなく世界で勝つこと」とした上で、その挑戦権を得た小川について「近年は結果を出せて いなかったが、講道館杯の優勝は自信になったのではないか」と評価。「世界で勝つためにはどうしなければいけないかを考えて、重量級の核になる 選手になってほしい」と期待を込めた。 世界選手権を制した直也氏でも届かなかった五輪の金メダルをつかみ取るという、父子2代の夢。3年後に迫った東京五輪に向けて、また楽しみな 話題が増えた。 【スポーツ】小川ジュニア ついに見えた世界への道 https://www.daily.co.jp/opinion-d/2017/11/24/0010757998.shtml そのレジェンドファイターとは暴走柔道王こと小川直也。前回「柔道場にK-1ファイターなんていねえ!」と激昂。スタッフに門前払いを食らわせたが、 なんと小川本人から「もしもし、小川だけど。おい!この間のアホなディレクターいねぇか?」と直接電話が…。「この間、お前ら帰したけど、 あれから良い選手1人みっけたんだよ。だからアイツにすぐに来いと言っとけ!」とまさかの心温まるメッセージが! 小川道場に向かうと、小倉拓実という柔道選手を推薦。小川曰く「軽量級で中学、高校と勝ち続けている」と太鼓判。柔道エリートが打撃だけの K-1参戦という茨の道を選んだ理由を小倉に聞くと「てっぺん目指して成り上がりたい、有名人になりたい」とモチベーション高い回答。 理由を実直に答える小倉に小川が「お前ふざけたこと聞くんじゃえよ!ぐらい言ってやれ!」というプロレス仕込みのレクチャーが飛ぶ! 「この男で本当に大丈夫なのか?」というクエスチョンもありつつも、あっという間に総合格闘技のエッセンスを吸収した小川直也仕込みの地獄の トレーニングがスタートする。柔道が打撃で勝つことができるのか? “暴走柔道王”小川直也、恐怖の呼び出し電話「アホなディレクターいるか?すぐ来い」 https://fight.abematimes.com/posts/3299132 小川直也、殴り込み!推薦選手がK-1を挑発「柔道の方が早い」「選手が強そうじゃない」 https://fight.abematimes.com/posts/3308188 「積み上げてきたものが全部崩れてしまうんじゃないか。」今年彼の中では葛藤が繰り返されていた。思うような成績が出せなかったこの一年間。 それまでの実績から注目されるがゆえ、相手には研究され尽くされていた。 そんな中でも「自分の弱い部分を認めることができなかった。」現実から目をそらし続けた。それまで積み重ねてきたものへの自負。しかし今年6月の 全日本学生優勝大会。団体戦の準決勝、さらに決勝戦で黒星。「みんなの足を引っ張って申し訳ない気持ちが大きくて…。」 「負けている場合じゃない。」この日以来くすぶっていたものが吹っ切れた21歳は、11月の講道館杯で初優勝。長いトンネルを抜け、 復調のきっかけをつかんだ。五輪に出ることの大変さは誰よりも分かっている。92年バルセロナ五輪銀メダリストの父・直也さんは多くは語らないものの、 その背中で勝負の厳しさを示してきたという。 「まずは目の前の相手に集中。一戦一戦が大事。」“偉大な存在”からの言葉を胸に、まずはグランドスラム東京での優勝。その先に夢の五輪 金メダルが見えてくる。 小川雄勢「父は五輪銀メダリスト。偉大な存在からの言葉を胸に目指すは優勝」 http://www.tv-tokyo.co.jp/judogs2017/news/45/ 柔道のグランドスラム東京最終日は3日、東京体育館で男女計7階級が行われ、男子100キロ超級は小川雄勢(明大)が決勝でリオデジャネイロ 五輪100キロ級金メダルのルカシュ・クルパレク(チェコ)を延長戦の末に破り、初優勝を遂げた。小川は1992年バルセロナ五輪男子95キロ超級 銀メダリストの小川直也さんの長男。 男子90キロ級は決勝で長沢憲大(パーク24)が小林悠輔(旭化成)に一本勝ちし、初優勝した。 女子78キロ超級は、今夏の世界選手権銀メダルの朝比奈沙羅(東海大)が素根輝(福岡・南筑高)を下して連覇。同70キロ級は大野陽子(コマツ)が 決勝で世界女王の新井千鶴(三井住友海上)を破って初優勝し、同78キロ級の浜田尚里(自衛隊)も初めて制した。 日本勢は今大会、男女計14階級のうち12階級で優勝した。 小川、男子100キロ超級制す=朝比奈は連覇−柔道GS東京 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120300403 柔道の国際大会、グランドスラム東京は大会最終日、女子78キロを超えるクラスでは世界選手権銀メダルの朝比奈沙羅選手が大会2連覇を 果たしました。 グランドスラム東京は来年の世界選手権の日本代表選考に向けた重要な大会で、国内のトップ選手や海外の強豪が出場し、東京・渋谷区の 東京体育館で3日まで2日間の日程で行われました。 最終日の3日は男女合わせて7つの階級が行われ、女子78キロを超えるクラスにはことしの世界選手権で銀メダルを獲得した朝比奈選手が 出場しました。 朝比奈選手は準決勝では4分の試合時間の終了間際に「払い巻き込み」で技ありを奪って優勢勝ちし、決勝に進みました。 決勝は世界ジュニア選手権を制した高校2年生の新鋭、素根輝選手との日本選手どうしの対戦となり、手の内を知る両選手ともなかなか技が 出せない展開となりました。 最後はより消極的だった素根選手が3つ目の指導を受けて反則負けとなり、朝比奈選手が大会2連覇を果たしました。 朝比奈選手は「相手に研究もされていたし、調整もうまくできず、40点くらいのできだった」と振り返り、今後に向けては「2020年の 東京オリンピックまで3年を切ったので覚悟を持って突き進んでいきたい」と話しました。 男子100キロを超えるクラスでは、バルセロナオリンピックの銀メダリスト、小川直也さんの長男の小川雄勢選手が決勝で試合時間14分を 超える延長戦を制して初優勝し、来年の世界選手権の代表争いに名乗りをあげました。 柔道グランドスラム東京 朝比奈沙羅2連覇 78キロ超級 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171203/k10011245241000.html 柔道のグランドスラム東京大会最終日は3日、東京体育館で男女計7階級が行われ、男子100キロ超級は五輪銀メダリストの直也氏を父に持つ 小川雄勢(明大)が決勝でリオデジャネイロ五輪100キロ級覇者のルカシュ・クルパレク(チェコ)を破り、初優勝した。 女子2階級は日本勢同士の決勝となり、78キロ超級は朝比奈沙羅(東海大)が素根輝(福岡・南筑高)を下して2連覇を果たし、70キロ級は 大野陽子(コマツ)が世界女王の新井千鶴(三井住友海上)に勝って初優勝を決めた。78キロ級は浜田尚里(自衛隊)が初めて制し、 世界選手権代表の佐藤瑠香(コマツ)は3位だった。 男子90キロ級は長沢憲大(パーク24)が優勝し、小林悠輔(旭化成)が2位となった。 【柔道】小川雄勢が初V、朝比奈沙羅2連覇 柔道GS東京大会最終日 http://www.sankei.com/sports/news/171203/spo1712030045-n1.html 小川雄勢(21)=明大=が、リオデジャネイロ五輪100キロ級金メダルのルカシュ・クルパレク(27)=チェコ=にゴールデンスコア方式の延長戦の末、 優勢勝ちし初優勝を飾った。 小川はこれまでに2014年世界ジュニア選手権団体(米フロリダ州フォートローダーデール)金メダル、15年世界ジュニア選手権(アブダビ)銅メダル、 16年グランドスラム(ロシア・チュメニ)銀メダル獲得など実力を発揮し、早くからホープとして期待された。 小川Jr.雄勢、リオ金メダリスト破り初V/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20171203/jud17120318230005-n1.html 柔道のグランドスラム東京大会最終日(3日、東京体育館)、男子100キロ超級は暴走王・小川直也(49)の長男・雄勢(21=明大)が 初出場初優勝を飾った。 決勝の相手はリオ五輪100キロ級金メダリストで今回、階級を上げてきたルカシュ・クルパレク(27=チェコ)。指導を1つずつ奪い合うと、 延長戦に突入する。 一度、雄勢に技ありの判定が下った場面もあったが、取り消しとなり、その後は壮絶な消耗戦へ。会場中が異様なムードになる中、 雄勢は最後まで勝負を諦めない。 そして14分1秒、ついに相手に指導がいき決着した。 試合後はバックステージで酸欠状態に陥り「疲れましたね」と疲労困ぱい。それでも激戦を制した喜びで、自然と笑みを浮かべると「初めてです」と 人生最長試合だったことを明かした。勝因については「気持ちとスタミナの部分」と分析。「最後は気持ちの勝負だと思った。まだ走り始めたばかり。 これがゴールじゃない」と今後の飛躍を誓った。 小川も珍しく顔を紅潮させながら「ボンボンがよく頑張ったね。最後の最後まで諦めない気持ち、強い気持ちを教えていた。この1年、本当に成長した」と 息子をたたえた。 100キロ超級はリオ五輪銀メダルの原沢久喜(25=日本中央競馬会)が欠場するなどエースが不在。雄勢は新星の誕生をアピールし、来年の 世界選手権代表、そして東京五輪に向け、大きな弾みをつけた。 【グランドスラム】小川雄勢100キロ超級V 父・直也「本当に成長した」 https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/847063/ 男子100キロ超級が行われ、バルセロナ五輪銀メダリストの小川直也氏を父に持つ、明大3年の小川雄勢(21)が初優勝した。決勝では、 リオデジャネイロ五輪100キロ級金メダリストのルーカス・クルパレク(チェコ)と試合時間14分を超える死闘の末、指導差で優勢勝ちした。 五輪王者との決勝は、両者ポイントがないままゴールデンスコア方式の延長戦にもつれ込み、互いに一歩も引かない展開に。小川は 先に支え釣り込み足で技ありを奪い、「決まったと思った」とガッツポーズ。しかし、勝負あったかと思いきや、すぐに取り消しとなった。 一度は勝利を確信したが、その後も奥襟を持って攻め手を緩めない。「(11月の講道館杯を制して)せっかくつかんだチャンスなので、 優勝しなきゃ意味がないと思ってあきらめずに戦った」。最後は根負けした相手に指導が入り、今度こそ頂点に立った。 意地の張り合いを制した小川は「疲れました。(こんなに長い試合は)初めて。互いに疲れていたが、譲ってはいけないと思った」と大粒の汗。 父の直也氏は、息子の14分超えの死闘について「俺も経験がないよ。11分が最高だね」と話し、「技ありが取り消しになっても心を折らず、 よく立て直した。成長したな」と目尻を下げた。 試合が終わって30分ほど経過した後に、親子2ショットでテレビインタビューを受けていたが、雄勢は言葉少な。すると、直也氏は「14分も 戦ったから(雄勢は)酸欠で頭が真っ白だよ。終わり終わり」と宣言し、取材は途中で“強制終了”となった。 柔道小川ジュニアGS東京初制覇 14分の死闘、代表選考でも最有力候補に https://www.daily.co.jp/general/2017/12/03/0010786368.shtml 一度は決着がついたかに思われた。男子100キロ超級決勝。小川は延長早々、リオデジャネイロ五輪100キロ級金メダルのクルパレクを支え釣り込み足で倒した。 主審は「技あり」。だが、直後に取り消された。「何で?」。正直にそう思った。 ここで集中力が切れなかったところに成長が見て取れる。以降は長い我慢比べ。両者組み合って仕掛けるが、ともに決め手がない。 「疲れているのはお互い同じ。勝つことに意味がある」。圧力をかけ続けると、息切れした相手に指導が言い渡されて終了。延長だけで10分1秒、 計14分あまりの闘いだった。 早くから期待されながら、組み手に苦しむなど伸び悩んでいた。先月の講道館杯で優勝し、来年の世界選手権につながり得る今大会の出場権を 手にすると意識が変わった。「やっとつかんだチャンス。絶対に譲らない」。その思いが支えだった。 「勝ち続けることが大事。トップレベルに食い込みたい」。1階級下の100キロ級とはいえ、五輪覇者を倒した意味は大きい。自信を深める勝利となった。 14分の闘いに成長の跡=小川、手放さなかったチャンス−柔道グランドスラム東京 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120300426 グランドスラム東京大会最終日(3日、東京体育館)男女計7階級が行われ、男子100キロ超級は1992年バルセロナ五輪95キロ超級銀メダリストで 格闘家の直也氏を父に持つ小川雄勢(21)=明大=が決勝でリオデジャネイロ五輪100キロ級覇者のルカシュ・クルパレク(27)=チェコ=を破り、初優勝した。 会場で長男の優勝を見届けた小川直也氏(49)は「手に汗を握ったね。一回、勝ったと思ったところからのやり直しは、結構つらい。よくコントロールして戦い続けた」と 精神的な成長をたたえた。東京五輪代表の座が少し見えてきた雄勢に「父としては一戦一戦、頑張ってほしい。柔道家としては、日の丸を背負う以上、勝ってほしいよ」と 期待を表した。 小川直也氏、初Vの長男・雄勢たたえる「よくコントロールして戦い続けた」/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20171204/jud17120405010002-n1.html 「柔道王2世」が覚醒した。男子100キロ超級の小川雄勢(21=明大)は順調に勝ち上がり、決勝でリオ五輪100キロ級金メダルのクルパレク(チェコ)と対戦。 延長も含めて14分1秒の激闘の末、相手の指導2で初優勝を決めた。全日本選手権を7回制した父直也氏(49)の長男として高校時代から注目されたが、 東京五輪を視野に入れて急成長。最重量級の代表争いに名乗りをあげた。 相手の消極的な柔道に指導が出た瞬間、小川は緊張から解き放たれた。「やっと終わった…」。4分の試合時間で決着がつかず、延長に突入。合計14分1秒も戦った。 「相手も自分も疲れていた。でも、我慢比べなら負けないという自信はあった」と振り返った。 東京・修徳高時代は「小川2世」と注目されたが、明大入学後はシニアの大会で結果が出なかった。変わったのは今年9月。「考えていなかった」東京五輪を意識するようになった。 父の陰に苦しんだ。組み手争いを制し、投げるスタイルは父譲り。「切れる技も、センスもない」という自己評価に体格や身のこなしも似ている。しかし、パワーが足りなかった。 審判は父と比べ、物足りなさから「指導」を出す。「かわいそうだけど、仕方ない。力をつければ大丈夫と言い続けてきた」と直也氏。ここ1年でパワーがつき、ようやく父の呪縛が解けた。 「オレに近づいた? まだ30%。でも、伸びしろはある。いつか、小川直也の息子ではなく、小川雄勢の父と言われたいね」。偉大な父が成長を楽しみにする21歳。「手にしたチャンスを生 かせた。ここから勝っていきたい」。小川は来年の世界選手権、3年後の東京五輪を目指して言った 小川直也氏「いつか雄勢の父と言われたい」長男初V - 柔道 https://www.nikkansports.com/sports/news/201712040000188.html 小川雄勢(21)=明大=が決勝でリオデジャネイロ五輪100キロ級覇者のルカシュ・クルパレク(27)=チェコ=を破り、初優勝した。女子78キロ超級は朝比奈沙羅(21)= 東海大=が、素根輝(あきら、17)=福岡・南筑高=を下して2連覇を果たした。 歴史的な死闘だった。互いに死力を尽くした14分が過ぎ、最後は消極的姿勢による指導を誘って決着をつけた。五輪王者から勝利をもぎ取ると、小川雄勢は父の 「ハッスルポーズ」のようなガッツポーズで喜びを表した。 「疲れました。こんなに長い試合は初めて。絶対に勝つという気持ちでした」 互いに決め手がないまま正規の4分が過ぎ、延長に入った決勝。その1分10秒過ぎだ。小川の支え釣り込み足でクルパレクが畳に落ち、主審は「技あり」を宣告。 会場が沸いたが、ビデオ判定で取り消された。 「勝ったと確信していたので、『何で』と思った」と雄勢。それでも「我慢比べだと思ってやっていた」。スタミナを利して圧力をかけ、後半の3分過ぎに決めることが 多かった父のように、徐々に相手を押していった。 東京・修徳高時代から東京五輪を目標としていたが、「まだ早いと思っていた」と父。それが昨年11月のグランプリ青島大会に同行し、投げ込みの相手をして力が 伸びているのを感じたという。 その大会でワールドツアー初優勝。今年4月の選抜体重別、全日本選手権で敗れて世界選手権代表争いには届かなかったが、先月の講道館杯を初制覇し、 「チャンスをつかむところに立てた。ここで勝たなきゃ意味がない」と、雄勢は意を決して今大会に臨んでいた。 “絶対王者”テディ・リネール(フランス)が君臨する最重量級で、王座奪還を目指す日本の期待の星になれるか。「自信が付いたのでは」とする井上康生・男子監督は 「世界には強豪がゴロゴロいる。やるべきことは多い」と、いっそうの成長を求める。 「まだトップに食い込んだというだけ。これから勝ち続けることが大事」と雄勢。「勢いよく頑張ってほしい」という父の願いがこもった名のように、ここから勢いに乗る。 男子90キロ級を制した長沢憲大(パーク24) 「世界選手権に出たい。その一歩となる優勝にしたい」 女子70キロ級決勝で世界選手権優勝の新井に指導3つの反則勝ちした大野陽子(コマツ) 「相手が誰でも目の前の敵を倒すだけだった」 女子78キロ級決勝でオランダ選手を相手に、立ち技から寝技へのコンビネーションで一本勝ちした浜田尚里(自衛隊) 「練習してきた技だった。寝技は外国人に決まりやすい」 死闘14分1秒!小川Jr.雄勢、リオ金メダリスト撃破し初V/柔道 http://www.sanspo.com/sports/news/20171204/jud17120405030001-n1.html 男子100キロ超級は小川雄勢(21=明大)が初優勝を果たした。決勝ではゴールデンスコアの延長戦で技あり判定を取り消される不運に見舞われながら、計14分を超える死闘を 制した。92年バルセロナ五輪銀メダリストの直也氏(49)を父に持つサラブレッドが、11月の講道館杯に続く連勝で、20年東京五輪の本命候補になりつつある。 決勝2度目のガッツポーズは、くしくも暴走王の父をほうふつさせるハッスルポーズだった。相手はリオデジャネイロ五輪100キロ級金メダルの実力者。両者決め手がない まま延長戦に突入すると、1分すぎの支え釣り込み足が技ありと判定され、右手で小さくガッツポーズした。が、検証の結果取り消し。「何でだよと思ったけど、ここで勝つことに 意味があった」と再び気持ちを奮い立たせ、最後は相手への指導を引き出した。「ハッスル(ポーズ)ではなく安堵(あんど)です」と照れくさそうに笑った小川に、直也氏も 「気持ち(の勝利)。最後まで諦めない気持ち、強い気持ちをずっと教えてきた」と目を細めた。男子日本代表の井上康生監督も「講道館杯に優勝して一回り成長した」と 認めたが、5戦して技のポイントによる勝利は準決勝1試合だけ。東京五輪代表への選考レースは、まだ向正面に差し掛かったばかり。小川も「投げられるようになりたい」 と飽き足りない様子だった。 小川Jr リオ五輪金クルバレクに勝利 GS東京初優勝 https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/12/04/kiji/20171204s00006000013000c.html 男子100キロ超級は暴走王・小川直也(49)の長男・雄勢(21=明大)が初出場Vの快挙を達成した。リオ五輪100キロ級金メダリストで階級を上げてきた 強豪ルカシュ・クルパレク(27=チェコ)を14分1秒の死闘の末、指導の差による優勢で撃破。小川は「2世という色眼鏡が一瞬なくなった」と評価し、今後への 手応えを示した。暴走王ジュニアがいよいよ本格化だ。 諦めなかった。いや、諦めるわけにはいかなかった。クルパレクとの延長戦は息詰まる攻防が続いた。本戦で互いに指導を1枚ずつもらい、もう1枚もらえば後がない。 前に出るしかない。気力と体力の極限の勝負だった。勝利の女神は雄勢にほほ笑んだ。 「疲れているなって感じはあったんですけど、ボクも疲れていた。同じなら譲っちゃいけないと思った」。最後は気持ちで勝った。 クルパレクは準決勝で影浦心(21=東海大)、準々決勝で王子谷剛志(25=旭化成)を下した。「日本人が2人やられてる。オマエ、3タテだけは許されねーぞ」。試合前、 強烈なゲキを飛ばしていた小川も息子の成長に相好を崩した。 特に終盤の攻防は、何より見ている人の心をつかんだ。雄勢が攻めるたびに、会場が一体となり、大歓声が上がった。そして、いつの間にかあの“フィルター”も なくなっていた。小川は「2世、息子という色眼鏡が一瞬なくなった。心と心の戦いをしていたから。ひと皮むけたね」。観客の賛辞は「小川直也の息子」ではなく 「小川雄勢」という柔道家に対するものだった。それが、小川もうれしかった。 一方、課題も見えた。雄勢は「投げられなかったけど、投げてない。1回戦からこんな試合だったら次の試合は無理」と話す。指導でこそ上回ったものの、 五輪金メダリストのような強豪には生半可な技では通用しないことを体で教わった。 しかし、悲観はしていない。雄勢は支え釣り込み足と大内刈りを軸に技のバリエーションを増やしていくという。また、小川は有効な技が出なかったことを逆にプラスに捉えた。 「外国人は雄勢の技は全く分からない。今のところ研究のしようがない。どこまで増やしていけるか。一歩一歩、着実にやっていくのが外国人にとってもライバルにとっても嫌」 2回戦ではリオ五輪100キロ超級銅メダルのオル・サッソン(27=イスラエル)にも反則勝ち。大舞台で相次ぎメダリストを破ったことは雄勢にとって貴重な経験となった。 来年の世界選手権代表に近づく大金星。「相手も折れない。五輪チャンピオンは強いなと思いました」 東京五輪に向け、父は「2020年の金メダルはまだまだ見えていない。きっかけはつかめたが、あと2年でどこまで伸びるか。ここからようやくスタートだよ」と強調するが、 男子最重量級の未来に光が差した。 【グランドスラム】小川雄勢 初出場初Vの凄み https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/847546/ 男子100キロ超級で、元世界王者で92年バルセロナ五輪銀メダルの小川直也氏(49)の長男、雄勢(21)=明大3年=が初優勝した。決勝では16年リオ五輪 100キロ級金メダルで世界ランク9位のルカシュ・クルパレク(27)=チェコ=と対戦。同72位の雄勢は大会最長14分1秒の死闘の末に優勢勝ちを決めた。 日本勢は女子が7階級で金メダルを独占。男子は81キロ級、100キロ級を除き5階級を制した。 雄勢は腰の近くで両拳を振り、小さなガッツポーズを作った。まるで父・直也氏のプロレスラー時代の代名詞「ハッスルポーズ」だ。雄勢は「いや〜ハッスルでなく、 やっと終わったという安堵(あんど)の方で」と笑いながら、心の中でハッスルした。 リオ五輪金メダリストの心を「負けたことがない我慢比べ」で折った。本戦4分で決着がつかず延長に突入。電光掲示板のタイムは10分1秒、計14分を超える死闘だ。 「一度は勝利を確信した」という足技で得た技ありが取り消しになったが、心は折れなかった。「気持ちとスタミナで勝った。力で押し切る、我慢比べの勝負」 全日本王者の王子谷剛志(旭化成)、影浦心(東海大4年)がクルパレクに完敗。決勝前に父から「日本人で3タテ(連敗)はないぞ。ましてや100キロ級から転向した 相手だ。胸に日の丸をつけているんだからな!」と闘魂を注入された。 身長差で10センチ高い相手との奥襟のたたき合いで譲らず、雄勢が左内股を仕掛ければ相手は隅返しで応戦。ともえ投げを何度も食らい、背中をつけられそうになったが、 押し切った。父は「雄勢は心をへし折った。大人の力がついてきた」とたたえた。 11月の講道館杯を初制覇して手にした出場切符で、最重量級での20年東京五輪出場争いに割って入った。男子の井上康生監督(39)も「この勢いに乗ってほしい」と 期待した。来年は1月の欧州遠征、4月の全日本選抜体重別、全日本選手権など名前を売るチャンスが目白押し。「勢い良く頑張ってほしいという思いで雄勢と名付けた。 勢い良く宇宙まで飛んでいってほしい」と父。闘魂を受け継いだ息子は「1回優勝しただけ。勝ち続けることが大事」と20年東京へ暴れまくるつもりだ。 小川ジュニア雄勢、リオ「金」撃破!死闘14分「我慢比べの勝負」で100キロ超級制す http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20171203-OHT1T50283.html 試合後、小川直也は安堵の表情を浮かべながら開口一番こんな感想を漏らした。 「手に汗を握りましたね」 その言葉には素直にうなずかざるを得なかった。「GRAND SLAM TOKYO2017」2日目(12月3日・東京体育館)。100キロ超級決勝戦は、 小川雄勢(明治大)とクルパレク(チェコ)の間で争われ、のべ14分1秒に渡る粘闘となったからだ。 雄勢は、かつて全日本選手権で通算7度も優勝し、バルセロナ五輪では銀メダルを獲得した小川直也の長男だ。 身長190センチ、体重135キロと父に勝るとも劣らぬ恵まれた体格を武器に、リオデジャネイロ五輪後は日本の重量級の新星としての活躍が期待されていた。 しかし、なかなか結果を残せない。昨年11月のグランプリ青島では決勝でロシアの選手を下してIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾り、今年3月の全日本選手権の 東京予選も制したが、その後はサッパリだった。 誰もが父・直也と息子・雄勢を重ね合わせる。同じ超重量級で、風貌も似ている。さらに相手の奥襟をつかんで頭を下げさせ、スタミナを削ってから勝負に出るスタイルも 同じなのだから無理もない。 雄勢にとっては辛抱しなければならない時間が長く続いた。父も黙って耐えた。 「勝ったら称賛されるし、負けたら当たりが強くなる。やり通すしかなかった」 再び上昇気流に乗るきっかけとなったのは、11月の講道館杯だった。尊敬する大学の先輩・上川大樹を大内刈りで破って初優勝を飾ったのだ。父は、今年の9月 あたりから心身ともに少しずつ変化があったと感じている。 「講道館杯は頑張れば手が届く。(昨年は3回戦まで進み)全く手が届かない位置にいるわけではなかった。今年の講道館杯で、ああいう勝ち方をして『大きな自信』が ついたんだろうね」 大会の準決勝では再び上川と当たった。上川の投げをすかすや、そのまま上四方固めに持ち込んで一本勝ちを収め、決勝進出の切符を手にした。 決勝戦の最初のクライマックスは、ゴールデンスコア方式の延長戦(時間無制限)に突入してから1分後に起こった。クルパレクがわずかにバランスを崩した瞬間を見逃さず、 小川は自分の体重を浴びせるように押し倒した。 勝負ありだと思った。場内からは大きな拍手が湧き起こった。果たして一度は技ありが宣告されたが、すぐ取り消しとなってしまう。「エ?ッ」。場内には失意の声が漏れた。 「本人が勝ったというところからのやり直し。経験者だったら分かると思うけど、あれは結構辛いんだよね。よく(気持ちを)コントロールして、戦い続けることができたと思う」(父) 延長戦の2分過ぎ、クルパレクが裏投げを狙ってきたところで雄勢が体重を預けるようにして浴びせ倒す場面もあったが、これも取ってもらえなかった。 その後も技を掛け合うも決まらない展開が続く。雄勢が内股を仕掛けると、クルパレクは裏投げを狙う。死力を尽くした削り合い。いったいいつになったら決着がつくのか。 時間がたつにつれ、東京体育館には何とも言えぬムードが漂い始めていた。雄勢は誰かに試されているのではないか。そんな気持ちすら抱かせる流れになりつつあった。 その一方で、時間がたつにつれ会場は雄勢に対する応援ムード一色に。小川直也の息子ではなく、日本の最重量級を背負って立つ“個”として声援を集めているような 気がしてならなかった。雄勢も、それが味方になったと思い返す。 「後半は本当にきついという思いがあったけど、応援による後押しがあったので頑張ろうという気持ちが出てきました」 最後は失速したクルパレクが指導をとられ、歴史に残る粘闘に終止符を打った。 「これから勝ち続けることが大事」 長時間息を整えてからインタビュースペースに現れた雄勢は優勝した実感を問われると、「疲れました」と本音を漏らした。 「ここまで長い試合は初めてです。(途中から)相手が疲れているという感じはあったけど、僕も疲れていたので、譲ってはいけないと思いました」 優勝できた最大の要因は? 「2017年はきつい内容(の大会)ばかりだったけど、講道館杯に勝ってやっとチャンスをモノにした。チャンスをつかむところに立てたら、優勝しなければ意味はない。 だからこそ最後まで諦めずに闘えたと思う」 今回の優勝で雄勢は日本最重量級のトップの一角に食い込んだが、トンネルに入っていた期間が長かっただけに慢心はない。 「これが(他の国際大会より上位に位置づけられている5大グランドスラム大会では)一回目の優勝だし、これから勝ち続けることが大事。また頑張りたいと思う」 100キロ超級には世界選手権で8連覇中の“絶対王者”リネール(フランス)がいる。男子代表の井上康生監督も「リネール選手以外にも強豪選手はゴロゴロいる。 今大会に彼らが全部出そろっているわけではない」とぬか喜びしてはいけないことを強調した。 「その中で勝ち抜いていくためにはまだまだやらなければいけないことがたくさんある」 東京五輪に照準を定めた大器はどこまで強くなるか。 最重量級トップに食い込んだ小川雄勢 「小川直也の息子」から日本柔道の新星へ https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201712040005-spnavi 14分1秒の決勝戦 リオデジャネイロ五輪(柔道)100kg級の金メダリストで階級を上げてきたL.KRPALEK(チェコ)と対戦し、14分1秒の激闘の末、指導差による優勢で勝利。 疲れましたね。ここまで長い戦いをしたのは、初めてです。4分間の試合では決着が付かず、GS(延長戦)へ。GS序盤に一度は仕掛けた足技で「技あり」を 奪いましたが、判定が覆る難しい展開となりました。 (技ありを)取ったときは、自分のポイントだと思いましたね。判定が覆ったとき、「何でだよ」っていう気持ちもありましたが、時間が進むにつれて、ここで負けたら 意味が無い。勝つことに意味があるんだと。 相手が疲れているなぁって感じはありましたが、自分も疲れていたので。お互いにそこは同じなら(勝利を)譲ってはいけないと思い、気持ちで戦いました。 海外選手への対策 隅返の受けを、大会前から練習していたので、この受けに関しては自信がありました。今回の決勝に向けてではなく、色々な外国人選手が隅返を得意技 としているための対策です。なので、外国人相手に特に不安は無かったですね。 ですが、今日は二人のメダリストと対戦をして、相手も絶対に折れない我慢強さがあるのを感じました。五輪のメダリストは、やはり強いなという印象です。 今後に向けて このような大舞台で優勝をしなくては意味がないと思いますし、今年一年自分にとって苦しいこと、きつい内容があったからこそ、今日は最後まで諦めずに終われたと 思います。 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で勝利して、やっとチャンスを掴み、今大会でも優勝という結果を残せました。しかし、トップに食い込んだだけだと思いますし、 まだ1回の優勝です。これからも勝ち続けることが大事だと思っています。 今日のような決勝・GSみたいにならないように、相手を投げられるようにしたいですね。 優勝選手インタビュー 男子100kg超級 小川雄勢 http://www.judo-ch.jp/result/gs_tokyo/2017/winner_interview/men_100ov/ 男子100キロ超級は日本柔道の看板階級である。 柔道が五輪種目に正式採用されたのはご存知1964年の東京五輪。当時の最強階級は無差別級で、これをオランダのヘーシンクに制せられ、 日本柔道は惨敗したというイメージがある。が、実はそれ以外の3階級全てで日本は金を得ていた。かように、最重量級は“重い”ということだ。 その後の五輪は、76年に上村春樹、84年に山下泰裕が金を獲得。無差別級が廃止され95キロ超級が最重量となった88年には斉藤仁が金に輝いた。 92年の超級代表は小川直也。だが彼は銀メダル止まりだった。2000年100キロ超級の篠原信一も誤審とはいえ銀。04年の鈴木桂治、08年の 石井慧と2大会連続で金メダルを獲得したが、12年、16年はフランスのリネール(28)に連覇を許した。 そんななか、ついに“新星”が現れた。 小川雄勢。明治大学在学中の21歳。何を隠そう、あの小川直也の長男だ。 「11月の講道館杯で、10年世界選手権金の上川大樹(28)に一本勝ちして優勝し、一躍注目を集めました」 と大手紙柔道担当記者。 その雄勢が12月3日、グランドスラム東京に出場。16年リオ五輪100キロ級金メダリスト・クルパレクとの決勝は延長戦に突入し、14分を超える熱戦の末に優勢勝ち。 初優勝を飾った。 100キロ超級は現在、リオ銀の原沢久喜(25)と今年の世界無差別選手権銅の王子谷剛志(25)、今年のユニバーシアード金の影浦心(22)が鎬(しのぎ)を削る。 ただ、原沢は心身に慢性的な疲労を感じるオーバートレーニング症候群で離脱中。王子谷は海外勢相手だと不安があるという。今回の雄勢の優勝も、 「国際大会とはいえ、東京での開催ゆえ日本人選手が比較的多く、地の利もあるので差し引いて考える必要がありますね」 さて、今後の展望は? 「冬季の欧州遠征に参加し、グランドスラム・パリで国内1、2番手に定着したい。そうすれば来年の国内選考を経て世界選手権、やがては東京五輪へとつながる」 ゴールは、64年大会と親父のリベンジで“金”! 「小川直也Jr.」東京五輪への道 100キロ超級でグランドスラム初優勝 http://news.livedoor.com/article/detail/14021053/ 小川道場(茅ヶ崎市東海岸北)OBの小川雄勢さん(明治大学3年)が12月3日に決勝が行われた「グランドスラム東京2017」の100kg超級で 初優勝を果たした。9日には茅ヶ崎へ凱旋し、道場支援会の忘年会に参加。父・直也さんとともに喜びを報告した。 茅ヶ崎小学校から第一中学校1年までを茅ヶ崎で過ごし、同時期に小川道場で柔道の稽古に励んだ雄勢さん。2015年に世界ジュニアで3位、 16年にはロシアのチュメニで行われたグランドスラムで2位になるなど着実に力をつけてきた。 東京体育館で開かれたグランドスラムではトーナメントを勝ち上がり、決勝でリオ五輪100kg級金メダリストで階級を上げてきた強豪 ルカシュ・クルパレク(チェコ)と対戦。延長戦となり、のべ14分1秒に及ぶ一進一退の攻防を制して初優勝の快挙を成し遂げた。 9日、雄勢さんは小川道場を訪れた後、スペインクラブで20人ほどの支援者を前に「皆さんの応援のおかげで14分もの闘いに勝つことができた。 今後も世界を見据え戦っていきたい」と挨拶。直也さんは「雄勢が強くなる前から地元の方々に応援して頂き、とても感謝している。次の舞台となる グランドスラムパリに向けて、皆さんの力が必要になる」と呼びかけた。 さらに雄勢さんは「小さい頃に茅ヶ崎の小川道場で積んだ練習が、今回実ったと思う。今伸び悩んでいる子どもたちも、自分のように諦めず前を 見据えてほしい」と語った。 柔道小川雄勢さん 初優勝で茅ヶ崎へ凱旋 グランドスラムの快挙報告 http://www.townnews.co.jp/0603/2017/12/15/411400.html なかなか終わらぬ熱戦を見ながら、ルール適用のあり方を考えさせられた。 12月2、3日に開催された柔道のグランドスラム(GS)東京大会。2日間の大会の最後に行われたのが、男子100キロ超級決勝だった。 講道館杯を制して勢いに乗っていた小川雄勢(明大)と、リオデジャネイロ五輪100キロ級金メダリストで今年から階級を上げているクルパレク(チェコ)との 対戦は、4分間で決着が付かずにゴールデンスコアの延長戦に突入。1分過ぎ、小川の支え釣り込み足が一度は技あり判定されたものの、数秒間のビデオ検証の結果、 取り消しに。結局、延長10分1秒、クルパレクに2つ目の指導が飛び、小川が優勢勝ちで初優勝。トータル14分1秒という死闘の後、延々と続くメディア対応に追われた 愛息を見かねた父の直也氏が「今は酸欠で言葉が出てこないので」と強制終了させるほど疲弊した姿が印象的だった。 両者の名誉のために言えば、10分間に及んだ延長戦は決して凡戦ではなかった。互いにディフェンス重視ではあったが攻める姿勢が見え、息が上がっても意地と 意地がぶつけ合っていた。だからこそ、東京体育館のスタンドは沸き、「待て」が掛かった際には「試合終了か?」と息をのむ静けさが会場を包み、試合が再開されると 拍手喝采だった。 ただ、延長10分1秒で決着する前にも、何度か試合が終わるべきタイミングがあったのは事実だ。技によるポイントが付くような場面はなかったが、小川に、あるいは クルパレクに、指導が来るだろうとみられたシーンが何度かあった。そして問題に感じるのは、その試合を裁いた審判に試合を決着させる指導を判定させる意思が 見られなかったことだ。 今年適用された新ルールの下、通常の4分間を含めて指導が飛ぶタイミングは格段に早まった。そんな中で行われた14分1秒間の死闘だが、指導の判断基準が 大会全試合を通じて平等ならばいい。しかし実際にはそうではなかった。序盤戦ではあっさり指導3累積による反則負けがあった。他の階級の決勝を見ても、今夏の 世界選手権覇者の新井千鶴(三井住友海上)が敗れた女子70キロ級は、3分44秒で新井に3つ目の指導が飛んで反則負け。小川―クルパレク戦の熱闘を認めるところで、 人間である審判の判定基準にばらつきが生じることをある程度は甘受しつつも、あまりにあっさりと決着が付いてしまった印象だった。 全日本柔道連盟の山下泰裕会長は「国際柔道連盟(IJF)の執行部には、大事な試合を指導差で決着させたくないという思いがあるのでは」と内実を明かす。 大会最後の試合が大熱戦で締めくくられてほしいという願いは理解できる。とはいえスポーツである以上、ルールや判定基準は均等、均質に適用されるべき。 このジレンマが解消されない限り、柔道界は今後もルール変更を繰り返すことになるのではないだろうか 小川Jr・雄勢14分1秒の死闘に思う…判定基準は均等に適用を https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/12/20/kiji/20171220s00006000094000c.html プロレスラーの蝶野正洋(54)が4日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜・後9時)に出演し、小川直也(49)の息子・雄勢(21)に 助言した。 番組では“父子鷹 小川「いつか雄勢の父といわれたい」”の話題に触れ、蝶野は「ちょっと試合見ましたけど。まだ、お父さんの方が現役のころキレ がありましたよ。でも、息子さんは、どんどん強くなってくると思います」と分析した。 さらに「お父さんは結構いろいろ細かい。いろいろなことに対して。ある意味クレーマーみたいな体質。そこはお父さんのまねをしない方がいい」と笑いを 交えながらアドバイスを送った。 蝶野正洋、小川直也は「クレーマー」息子・雄勢にアドバイス http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171204-OHT1T50229.html オイッス! 12日は息子の応援で講道館杯に行ってきたよ。で、息子の雄勢は100キロ超級で優勝しました!まずは良かった。 まあ、実際、決勝ではビックリしたよ。相手の上川はオレには明大の後輩でもあるけれど、この日はめちゃくちゃ絶好調。実業団大会からずっと調子良くて、 この日も一本勝ちの連続。上川の試合を見ていたら正直、「今日は上川が勝つだろうな」と思ったよ。そんな相手に大内刈りで投げて一本勝ちしちゃうから、驚いたねえ。 まあ、夏を過ぎてから全体的に体の力がついてきたかな。地力がついてきたよね。 ここのところ、判定負けとか、もやもやする試合が多かったけど。明大の猿渡監督らみんながいろいろアドバイスしてくれた。オレも助言はしてきたつもりだけど、 そういうことの積み重ねでようやく点と点がつながり、線になってきたかな、という感じだね。やっと目覚めてくれたかな。 今回優勝できて、グランドスラム東京への切符をつかんだ。ここまでの過程は本人も自分の中で納得しているんじゃないかな。 五輪まであと3年を切って、形になりつつあるってところかね。ただ、勝負はこれから。さらに線を伸ばしていって、オレの目をもっと細めさせてほしいね! ということで、また次回〜! やっと目覚めてくれた雄勢…ただ、勝負はこれから! https://www.tokyo-sports.co.jp/blogtalent-ogawa/892/ オイッス! 息子の雄勢がグランドスラム東京で優勝しました! いや〜、オレが見ててもドキドキして倒れそうだったよ。自分なんか長くて10分しか経験したことないから。 14分なんてない。よく耐えた。 相手はリオ五輪100キロ級の金メダリスト。息子は何回も投げたけど、審判は取ってくれなかった。正直、厳しいなと思ったよ。延長戦で技ありを奪って取り消しに なったけど、オレから見れば技ありだった。関節も立って極めていた。終わっているのに差し戻し。オレの気持ちのほうが萎えてた。あそこからよく流れを戻したよ。 最後は攻めたところ、やっと試合ストップみたいになった。相手も不満はあるだろうけど、半分認めてくれた感じ。それがすべてだね。 試合後、明大柔道部の大先輩で講道館の上村館長も興奮されていたよ。小さいころから応援してもらっている。「折れない心」を育てるのがオレのモットー。 世界レベルはそこがすべてだからね。もつれる試合は絶対出てくる。心技体の「心」っていう部分で評価された。会場の声援もありがたかったよ。いつもアウエーの 雰囲気だけど、ホームだから温かく後押ししてもらったのが大きかった。ああいうのは何より励みになる。 息子は高校時代から大舞台を経験させてもらっている。オレはプロのリングだったけど、彼は柔道の試合場で生き生きしている。オレよりはるかに柔道家に なっていけるかな〜。もちろん、この優勝は通過点。彼にとっては2020年も最終目標じゃない。完成しないのが柔道。ディズニーランドみたいなもんだよね! ということで、また次回〜! 雄勢の「心」が評価された、声援もありがたかった https://www.tokyo-sports.co.jp/blogtalent-ogawa/904/ 柔道五輪銀メダリストの小川直也氏を父に持つ男子100キロ超級の小川雄勢(21)=明大=が7日、グランドスラム(GS)パリ大会(10〜11日)への出発前に 羽田空港で取材に応じ、「世界選手権に向けた大事な一戦になる。僕のおやじ(直也氏)も優勝している大会だし、とても楽しみ」と意気込んだ。 直也氏はアトランタ五輪前の96年2月に行われたパリ大会で優勝。雄勢は同年の7月に生まれたが、「(当時は母の)おなかの中にいた」と“22年ぶり”の土地での 親子Vに思いをはせた。 偉大な父の背中を追い、昨年11月の講道館杯、12月のGS東京と続けて制覇。世界選手権(9月、バクー)の代表入りに一気に名乗りを上げ、「(代表争いは) 今までになかったことなので楽しみ。気持ちも上向きにできている。大学でテストもあって大変だったが、外国選手の動きへの対処やGS東京で学んだことを 反復練習してきた」と気合は十分だ。 選考大会は4月の全日本選抜体重別選手権(福岡)、全日本選手権(日本武道館)まで続くが、まずはトップレベルの国際大会で大暴れし猛アピールする。 柔道・小川ジュニア“22年ぶり”パリで大暴れ誓う「おやじも優勝した大会で楽しみ」 https://www.daily.co.jp/general/2018/02/07/0010964538.shtml 柔道のグランドスラム・パリ(10〜11日、フランス)男子100キロ超級代表で暴走王・小川直也(49)の長男・雄勢(21=明大)ら日本代表の選手たちが7日、 羽田空港を出発した。 昨年12月にグランドスラム東京で優勝した雄勢だが「まだ東京で勝っただけ。一つひとつ倒していくしかない」。出国を前に「上向きの気持ちで練習を積めている」と 充実した表情を見せた。 1996年の同大会を制した父からの「チャレンジャーだから思い切りやってこい」という激励を胸に日本をあとにした。 同100キロ級の飯田健太郎(19=国士舘大)は「引く力がないと世界と戦えない」という考えからウエートトレーニングを行い背中を重点的に強化。昨年を振り返り 「勝ったり負けたりしたが、自分の力は確実に強くなっている」と成長を自負。前回優勝した大会を前に「また新しい浮上のきっかけにする。いいスタートを切る」と連覇を誓った。 同じ便で日本をたった女子代表の増地克之監督(47)は52キロ級の阿部詩(17=兵庫・夙川学院高)、78キロ超級の素根輝(17=福岡・南筑高)の成長に期待する。 「レベルの高い大会でどう戦えるか力を見る。思い切るのではなく、世界大会を見据えて力をつけてほしい」とさらなる飛躍を望んだ。 【グランドスラム】小川雄勢パリ大会へ出発 父・直也は「思い切りやってこい」とエール https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/910198/ 柔道のグランドスラム(GS)・パリ大会(10、11日)で男子100キロ超級に出場する小川雄勢(21=明大)が、父・暴走王の“御前”で優勝を誓った。 雄勢ら男子の日本代表が7日、羽田空港からフランスへ出発。昨年12月の東京大会でGSを初制覇し「自信を持って戦う」と今年の初戦に臨む。今回は父の暴走王・ 小川直也(49)も現地に駆けつける。「チャレンジャーだから思い切りやってこい」と激励を受け「日本代表の一員としての自覚を持って戦う」と目の前で優勝を見せつけるつもりだ。 父は1996年の同大会(フランス国際)で優勝。「その時はかみさんも一緒にパリに行ったんだけど、かみさんのおなかには雄勢がいたんだよ。何か感慨深いね〜。 手伝えることがあれば手伝いたい」と、現地で息子の尻を叩く。 この大会で優勝すれば9月の世界選手権(アゼルバイジャン)代表入りへ前進する。2年後の東京五輪を大目標とする雄勢は「自分はただ勝ちたいだけ。内容よりも 結果が大事」と力強かった。 【柔道グランドスラム】小川雄勢“今度は自分が父にV見せる” https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/911488/ read.cgi ver 07.5.0 2024/04/24 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる