元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が約1億円をだまし取られた事件に絡み、元横綱から回収を依頼された知人男性が、
貸金契約の連帯保証人となった柔道の私塾「講道学舎」会長の中山美恵子さんに1億1500万円の支払いを求めた訴訟の判決が1日、
東京地裁であった。小池あゆみ裁判官は連帯保証の有効性を認め、中山さんに全額支払いを命じた。
 判決によると、元横綱は2009年、中山さんに紹介された会社役員菊地武雄容疑者(77)=詐欺容疑で逮捕=に約1億円を融資した。
期限後も返済されないため、元横綱側は、菊地容疑者側が男性に1億1500万円を返済するとの貸金契約を改めて結び、中山さんが連帯保証人になった。
(2011/12/01-22:25)