金丸雄介
日米の柔道交流に長年、関わる中で言葉は問題ではないと思ってきた。実技や精神は言語が少なくても通じるからだ。だが今回は言葉の役割が
意外に大きいことを実感した。
全日本柔道の男子コーチの金丸雄介氏が3月中旬から2週間ほどワシントン地区を訪れた。ジョージタウン大学ワシントン柔道クラブと海軍士官学校
柔道部での指導のためだった。
金丸氏といえば、全日本体重別の73キロ級で優勝を重ね、各種の国際大会でもメダルを獲得した名選手だった。北京五輪に出た後、現役を引退したが、
今回の両クラブでは米側の巨漢の選手とも激しく闘い、見事に投げていた。
その金丸氏が指導の際、技や組み方を全て自分の英語で説明したのだ。最近の日米交流では日本の一流選手たちが来たが、指導での説明は通訳が
入る場合が多かった。それでも、なにしろ技術が優れているから米側からは感謝された。
ところが今回の米側の柔道家たちの金丸氏への反応が格段と熱っぽく密なのに驚かされた。共通の言語での直接の意思疎通が交流を一段と深めたのだ。
米側の受け手たちが私にそう告げていた。
金丸氏は英国での1年間の指導滞在中に英語を真剣に学んだのだという。柔道の国際交流でもやはり語学という要素は重要なようだ。
【外信コラム】ポトマック通信 柔道での英語の効用
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