2020年度開始の大学入学共通テストを巡り、
萩生田光一文部科学相は17日の閣議後記者会見で、
国語と数学への記述式問題導入を見送ると発表した。>>257
民間企業が担う採点でミスが起きる懸念や、
受験生による自己採点の精度が低くなる
といった課題への抜本的解決策を見いだせなかったと説明。
「受験生の不安を払拭し、安心して受験できる体制を早急に整えることは困難だと判断した」
と述べた。
 共通テストを巡っては既に、英語民間検定試験の導入見送りが決まっている。
現行のマークシート式の大学入試センター試験と大きく異なる
二つの目玉が消えることで、
大学入試改革そのものの意義が問われそうだ。
(出所:共通テ、国語・数学記述式見送り 採点ミス懸念克服できず 共同通信社 2019/12/17 10:36)