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 2020年度から始まる大学入学共通テストをめぐり、
英語の民間試験の導入に反対する大学教授らが18日、
活用の中止などを求めて野党の衆参議員計11人に請願を提出した。
大学や高校の教員ら約8千人分の署名を添え、
「公平性や公正性の問題が解決できていない」と訴えた。
 共通テストの英語は「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測るため、
民間試験を活用することになっている。
20年度は英検やTOEICなど
8種類の民間試験の成績が活用される予定だ。
請願を提出後に会見した荒井克弘・大学入試センター名誉教授らは、
目的が異なる試験の結果を比較することはできないと指摘。
「このまま実施すれば、
多くの受験生がトラブルに巻き込まれる可能性が高い」として、
活用をやめるよう求めた。
 要請者代表で、
京都工芸繊維大で英語のスピーキングテストを開発した羽藤由美教授は、
「制度の問題点を訴えてきたが、
文部科学省などが方針を変えないまま、実施が迫っており、
とにかく動こうと請願した。
これを機会に、広く社会で議論してもらいたい」と話した。
同様の内容の要請書は、文科省側にも手渡した。(増谷文生)
(出所 朝日新聞社 2019/06/19 00:42 英語民間試験導入、中止に8千筆 大学教授ら野党に請願 )
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/juku/1474129913/839