横山先生の悪いところでいうと、文法構文についての指導体系や経験をあまり持っていないということかな。
とはいっても安河内先生初めゴリゴリ暗記だし、その部分の体系指導を持っていない講師も多い。
福崎先生始め、駿台構文主義の洗礼を受けている人は重宝されるのは、この辺り。700選が必要かどうかは賛否両論だけど、「質のいい」暗唱例文が多ければ多いほど、有利であることは間違いない。

東進の神髄、永田達三先生は、独特だけど、基礎から応用まで指導体系を、持っていたことは間違いない。

横山先生と冨田先生は、お互いの足りない部分を補完し合っていたというのは、有名な話だね。
富田はミクロかつ暗記軽視。
横山はマクロかつ暗記重要。

富田先生で失敗する人の多くは暗記の軽視だからね。よく『100の原則』は偏差値60-65はないと使いこなせないとは、聞くけど、結構早い段階からだれでも入れるのが富田english。
西の基礎は基礎とはいうもののレベル高い。102点君みたいな人ががネタかどうかわからんけども、エッセンスは詰まってる分、そこまでカットが西先生の真骨頂。あれこそ頭良くないとしんどい。

富田英語はアホでも英語できるようになる。このアホでも言うこと聞けりゃできるようになるという意味では、横山先生も、近いものがある。
但し求める知識量のハードルがべらぼうに高いのが横山雅彦氏でもあるので、脱落率は最高レベルだった。