代ゼミ広島寮
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食堂入っていったらガン見してくる奴
マジでうざい
マジでキモいんですけど(笑) 次に目があったらヤっちゃうよ(笑)
チキンboy君。
>>15-17
こんな自演してまでスレを盛り上げたいのか?
皆平和にやってんだから煽んなよ てめえを断定した
また見てきた死
マジでキモいよ。
窓際族も痛いな(笑)
まぁまた6時にな童貞野郎が(笑) 7時に窓際にいるからガン見して目があった奴等からヤるから
7時に飯にこいよ ねぇやったろか
ドラえもん
声初めて聞いた時笑うのこらえるのにあばら骨二本やったワ このスレにはアホしか居らんのか?
グチならお友達に聞いてもらえ のお
皆はどうやって息抜きしてる?
勉強勉強でハゲそう
あ、もちろんボッチですお AKB48 全国握手会<広島> 11月7日(土) マリーナホップ
整理券配布:10:00 (14:00〜16:15)
http://www.kingrecords.co.jp/akb48/akushukai15.html >>41
授業が始まってから同じクラスの人と友達になれれば十分だよ。
寮ではしっかり勉強しないと寮に入った意味も半減するから。
師友塾スタフbQの湯原千枝はハイパーS
ブタの鳴き声そっくりのエンジン音のクルマ乗ってw 師友塾スタフbQの湯原千枝はハイパーS
ブタの鳴き声そっくりのエンジン音のクルマ乗ってw 五輪招致の広島 湯崎 英彦広島県知事の元での恐ろしい話.オリンピックが役人の私腹肥やしに使われてはなりません
以下は広島県知事が指示し、実際は広島市が行った事実である。
広島市に人権は、あるのか。オリンピックを招致する資格はあるだろうか
広島県知事の元での恐ろしい話。最高裁長官も関与した行政訴訟の実体とは、こんな物
今までの経過、調査士の証言、調査士の書いた図面、証拠の写真等
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/9584/
ところで広島県知事は、広島市職員を動員して調査の阻止を行った事は一切ないと否定していますが、
調査会社が多数の広島市職員の工事阻止のため調査できなかったと証言あり。
裁判官は事実が現れては都合が悪いのか調査させず。
国側の弁護士は検事であり、国民税金で養って貰っているのに、行政の都合の悪い真実を隠してか事実の調査に絶対反対
広島県職員、広島市職員は国民の税金でメシを食っているのに都合の悪い事実を隠すためか絶対反対
行政訴訟での、裁判所 国 行政は自分たちの失敗、利権を隠すための形式的なものと思われます。
このような広島県 広島市にオリンピックを誘致する資格があるでしょうか
官僚、業者の私腹を肥やすためだけで、残された負債に市民、県民は泣くだけと思います。
ご賛同いただける方は、このメールをお知り合いの方にお送りください。より良い日本を作るために
オリンピックが官僚の私腹を肥やす道具にされてはなりません。
メールご不要の方は下記までご連絡お願いいたします。
akuokiru@starline.ee 大学ランキング 九州版
SS 九州大学
================トップの壁===============================
S 九州歯科大学 熊本大学 九州工業大学
================超エリートの壁============================
A 長崎大学 鹿児島大学
=================エリートの壁=============================
B 宮崎大学 大分大学 佐賀大学 北九州市立 福岡教育
=================一流の壁======================================================
C+ 西南学院 熊本県立 福岡女子 長崎シーボルト 長崎県立大学 福岡歯科大学 琉球大学
C− 福岡県立 宮崎公立 立命館アジア太平洋 福岡大学
=================二流の壁=========================================================
D+ 日赤九州国際看護 沖縄県芸術 宮崎県立看護 大分県立看護科学 鹿屋体育
D− 長崎純心
=================三流の壁==========================================================
E+ 久留米 中村学園 長崎国際 九州栄養福祉 九州女子 西南女
E− 福岡女学院 西九州 活水女子 長崎外国語 九州看護福祉 九州ルーテル学院 熊本学園 熊本保健科学
九州産業 尚絅 崇城 九州保健福祉 南九州 志学館 鹿児島純心女子 沖縄国際 福岡工業
=================四流の壁====================================================
F 九州国際 九州情報 久留米工業 第一福祉 第一薬科 西日本工業
九州共立 聖マリア学院 福岡国際 長崎ウエスレヤン 長崎総合科学 九州東海 平成音楽 日本文理
別府 宮崎国際 宮崎産業経営 鹿児島国際 沖縄 沖縄キリスト教 名桜
=================F大学の壁====================================================
× 東和大学 日本経済(福岡経済) 第一工業
=================大学法人ではないの壁============================= 九大=九州の東大
熊大=九州の京大
九工大=九州の東工大
長崎大=九州の神戸大
鹿児島大=九州の北海道大
佐賀大=九州の群馬大
北九大=九州の首都大
福教大=九州の東京学芸大
福岡女子大=九州のお茶の水女子大
九州歯科大=九州の東京医科歯科大歯学部
西南=九州の慶應大
福大=九州のMARCH
APU=九州のICU
東和大学=九州のハーバード
日経大=九州のケンブリッジ
第一工業大=九州のMIT 九大:ヒエラルキーの頂点に君臨する九州内での王者、みんな頭が上がらない、遥か雲の上の存在と戦うエリート
熊大:永遠の二番手、特にコンプを抱くこともなくすんなりと就活を終える、オアシスクマー
九工大:影の実力者、県名駅弁に隠れがちだが大手内定をガッチリ取る、僕らの就活はM1からだ!
長大:経済がつよい子、リクがつきやすいとも言われるよ 造船万歳ちゃんぽんオイシス
鹿大:力はあるのに、環境に恵まれない子 外に目を向ければ世界はひろがってるよ
西南:煽られる子、なまじ実力がある分スレが荒れる原因となる 悪い子じゃないから虐めてあげないで!
福大:上の兄弟(OB,OG)が多い子、無駄に元気があるよ! 天下無敵の福大ブランドだ!!
北九:空気、たまに話題にでるとそれが煽りでも喜んじゃうドM、普段はドングリ食べてるよ 福大に煽られ西南を煽る
APU:よそから来た子、山奥で修行僧のような生活をして実力をつけて人里に下りてくるよ!!「APUが出たぞー!!!」
大分宮崎佐賀:背景 大企業(有力400社)への就職率ランキング
ttp://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3865.html
九州の大学では、九州大学(19位)、九州工業大学(9位)、西南学院大学(58位)がランクイン 寮長の弟のいきがってる感じがマジうっとーしいよな
寮長もうぜーけど 何で寮長って痩せないの?
デブに誇りでも持ってるのかな? >>66
病院行って見てもらった方が良いんじゃないか? 学校法人日通学園・流通経済大学が2013年度入学者から、画期的な入試制度を実施する。
その名も「奨学生選抜入試」。
http://www.rku.ac.jp/go/scholorship_s.html
具体的には・・・
一般入試で高得点を得て合格し、流通経済大学に入学を決めた人
及び
推薦・AO入試で合格し、「奨学生選抜試験」に合格した人
には
1.毎月6万円(年間72万円)の学費を大学が給付。毎年の学内審査で、
学年が変わっても成績優秀なら、4年間継続して月6万円を給付。
最高で年間72万×4年間=288万円を給付。
2.流通経済大学の特徴である「全員ゼミ」制度による通常のゼミの受講に加え、
1クラス10名以下の「特別ゼミ」にも所属して4年間継続履修する。
3.ゼミでは教員が学生に4年間のマンツーマン教育を実施し、学問だけでなく、
大学院進学や公務員試験受験、就職指導などトータルで指導する。
4.難関資格取得や海外留学を推奨し、高度な人材を養成する。
5.対象となるのは全ての学部学科。
ここって満室になる可能性ある?
代ゼミとまよってるんだけど ごめん 河合と間違えた
後期発表後はやっぱ増えるのかなぁ 増えるだろうねぇ
部屋はたくさんあるから大丈夫だとおもうが にちゃんで叩かれない程度に仲良く楽しく
合格できるようにまじめにやろーなー
どうせ一年同じとこ住むんだし おれ無表情で愛想なくてよくガン飛ばしてるっていわれるけど
仲良くなったら普通になるから
顔だけでにちゃんで叩かないでね
ほんとに、ほんとに頼む 明日申し込みに行くのですが、まだ空いてるでしょうか? 今日申し込んできた
あと10部屋くらいしか空きがないらしい 部屋出来るだけ上の階がよかったのにめっちゃ下なんだが >>96
ここの感想をどうぞ
あと規則面倒そうだけど実際はザルなのでしょうか?
あと外泊はやろうと思えば出来るのですか? とにかく飯の当たり外れが大きい
美味いときはいいんだが、たまに本当に食えないのが出たりもする。
そんなときは毎日出てくる味噌汁で我慢してメインの料理は全部流しに捨てるよ。
みんな捨ててるときは行列が出来てたな〜
規則って何のことかわからんけど、外泊は届け出すればできるよ
ただ、カギの有無で いる いない が管理されてるから無断外泊のチェックは絶対つく
寮の浪人成功率は1/4以下かな
そもそも勉強してる人が少ないのと、勉強したって伸びるとは限らないってのがね
してる人の中では伸びたっちゃ伸びたけどセンター失敗で第一志望は断念ってのが多かった 自習はじめてる人野球好きな人医学部受験する人どれでも当てはまる人仲良くしてくれ >>99
参考になりました、ありがとうございます
規則ってのはなんかケータイについてどーのこのーのとかいてあったので
まぁ、そんなにケータイを触るつもりはないのですが…
夕食は絶対食べないといけないんですか?
友人と夕食は外食なんてことが私はありそうなんですが…
門限さえ守れば大丈夫なのでしょうか? 携帯は何も干渉されない。
ワンセグ見まくる人は解約してたね。
夕食は食べなくてもいいよ 門限までに帰ってくれば。
最初の支払いに含まれてるから損ではあるけどね。
ちなみによっぽどの事情がない限り、食堂から自室へと夕食を持ち運ぶのは禁止されてる。
関係ないけど、
1年間、1回も話してるのを見たことない人も数人いた。
女子と食堂は共通なんだが、朝寝起きで朝食を食べにくる女の子を見るとめちゃくちゃ興奮する。
ゆるすぎて皆気抜き過ぎた結果、センター後は廊下でへたり込んでる人が多数。 郵便物の受け取りについて教えて下さい
通販等で何かを注文した場合はちゃんと受け取れますか?
中身について何か聞かれますか? 受け取れるし、何も聞かれない。
一旦、寮母が預かってから自分が寮に戻った時、カギと一緒に渡される。
オナホかー? >>105
ありがとうございます
中身は秘密です(笑) やったことないからわからないけど、大丈夫だと思うよ。
まあ、「実家に帰る」って書いておけば大丈夫だ。
外泊時は
用紙をもらう 記入+ハンコ 提出 するだけ
わかってるかもしれないけど、昼飯は出ないからカップ麺ぐらいは作れるように何か持っていってね。 ない。
事前予告ありで清掃が入るのと、仲良くなった友達が急にやってくるぐらい。
代ゼミ本館の自習室前は授業が始まると、勉強しないやつらの溜まり場になって動物園みたいになる。それに比べて寮の自習質は人もいないからとても静かだよ。 ノートパソコン持って行っても万が一ばれるってことない・・・? >>112
ノーパソ持っていっても回線どうするの?
ポケットwifiかテザリングかい?
もしそーなら回線使わせてくれお
自分親に携帯WILLCOMされそうなんだが 厚かましかったな、反省
恥ずかしい
忘れてください >>114
回線はテザリングだね
実は広島寮に入る者じゃないんだ、すまん
希望の寮のスレがなかったからこっちで質問させてもらいに来てた >>115
まじかー、まぁバレそうにはないな
誰かPocketwifiとか持ってきてくれないかなぁ
お金もだすぞー これ行ったら私このスレみてる人に絶対特定されるわ
恥ずかしい、死にたい >>118
おいw特定されたくねーんだよw
クラス晒したら特定されんだろwww
ゆーてこのスレみてんの寮生だけか?
寮生だけならもはやいい気もしてきた >>120
まぁそれなら…
LEだよ
私文ですわー
LEでWILLCOMもってたらおれや
親の機嫌悪くてWILLCOMすらなくなりそうだがな(。-_-。)
携帯もってなかったらそれもおれや >>123 わいは県外
入寮式ってなにするんだ?
自己紹介でもせないかんのか >>124
規則とかの説明じゃないのー?
自己紹介とかもあるかもね
県内おれ一人な気がするわー >>125
なるほどー
説明だけで終わらして欲しいわ(´Д`)
自己紹介とかかなり時間食う気がする >>126
まぁ、60〜70人ぐらいいるかもしれないしね
いちいち自己紹介は無意味だわ
ぼっちもいやだけど >>127
朝食と夕食ぐらいしか会わないから
割とぼっちでもいけるんではないかと思ってる(´・ω・`) >>128
一年間ひとりで朝晩食うの辛くないか?
しかもあの感じだと絶対相席になるとおもうで >>129
そんな気もするなー
相席になった人と
仲良くできれば一番いいんだが 今、国試に向けて勉強中だが、ふと思い出した‥この寮に昔お世話になりました。 >>1
■■ 東京工業大学陸上競技部は、名古屋工業大学、大阪工業大学と毎年開催している
三工大対校陸上競技定期戦(三工大戦)において総合の部で優勝いたしました。
この三工大戦は、今回で53回目を数え、1962年から半世紀以上にわたって続いている
由緒ある大会です
http://www.titech.ac.jp/news/2014/028631.html
■ 大阪工大は名門 三工大の一校
実際に学業での東工大・名工大との交流もある
大阪工大 建築学科から東工大 大学院に進学している者もいる
http://www.oit.ac.jp/archi/obog/290
名工大から大阪工大 ロボティクス&デザイン工学部に教授を招聘しているp
http://medical2018.tems-system.com/exhiSearch/ALL/eng/DetailsForAD?id=HFtmBF4jrmM%3D&type=3 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#236 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#237 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
238 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#239 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
240 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#241 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
242 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#243 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
2a4 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#245 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
246 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#247 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
248 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#249 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#250 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
251 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#252 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
253 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#254 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
2a5 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#256 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
257 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#258 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#259 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#260 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
261 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#262 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
263 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#264 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
265 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#2a6 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
269 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#268 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
269a 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#27@ 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
271 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#272 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
273 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#274 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
275 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#276 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
2a7 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#278 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#279 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#280 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
281 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#282 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
283 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#284 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
285 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
286 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#287 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
2a8 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#289 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#290 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#291 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
292 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#293 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
294 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#295 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
296 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#297 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
298 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#2a9 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#3b0 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#301 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
302 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#303 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
304 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#305 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
306 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#307 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
308 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#309 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#310 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
3b1 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#312 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
313 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#314 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
315 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#316 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
317 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#318 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#319 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#320 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
321 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#3b2 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
323 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#324 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
325 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#326 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
327 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#328 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#329 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#a 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
b 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#b 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
c 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#c 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
d 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
e 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
f 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#f 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#g 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#340 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
341 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#342 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
343 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#3b4 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
345 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#346 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
347 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#348 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#349 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#350 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
351 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#352 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
353 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#354 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
3b5 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#356 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
357 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#358 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#359 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#360 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
361 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#362 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
363 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#364 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
365 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
3b6 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#367 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
368 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#369 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#370 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#371 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
372 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#373 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
374 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
375 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#376 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
3b7 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#378 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#379 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#380 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
381 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#382 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
383 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#384 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
385 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#386 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
387 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#3b8 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#389 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#390 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
391 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#392 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
393 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#394 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
395 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#395 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
397 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#398 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#3b9 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#4c0 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
401 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#402 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
403 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#404 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
405 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
また強固なものになろうとしている。#406 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
407 中日・松坂大輔が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。
ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「広島の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。
球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。
平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。
「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか。続けていくつもりです」
この日、DeNA・後藤武敏の現役引退が発表された。広島高時代の98年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。
「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」
9日にはBCリーグ栃木・村田修一が正式に引退を発表。
★1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。
1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、5勝をマーク。復活を印象づけた。
さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。
そして松坂は12日、阪神戦の試合前練習後に今季限りでの現役引退を表明した巨人・杉内俊哉に感謝の思いを語った。
「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内というピッチャーがいたからこそ僕は頑張ってこれた」
盟友の言葉に刺激を受けた。松坂は記者会見前の杉内と電話したという。感謝とねぎらいの言葉を掛け「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると「あと5年は投げてくれ」と言われた。
エールを送られた松坂は「少しでも長く投げられるように頑張りたい」とあらためて現役続行へ意欲を見せた。
そして松坂は13日、今季公式戦初の屋外球場登板となる阪神戦(甲子園)に先発し、5回1失点。
12年ぶりに踏んだ甲子園のマウンドで38歳のバースデー白星を飾った。
同学年のプロ野球選手では栃木・村田、巨人・杉内らが今季限りでの引退を発表したが、同世代の中心人物である松坂はまだまだ奮闘。
思い出の甲子園でバースデー不敗神話も継続させた。
聖地へ凱旋だ。12年ぶりの甲子園。かつて「怪物」として日本中を熱狂させた場所で、松坂は水を得た魚のように躍動した。
「特別な球場であることには変わりない。甲子園という球場が力をくれたのかな」
途中までほぼ完璧な投球だった。「前回が悪すぎたので、天気も怪しかったし、序盤から飛ばしていこうと。ストレートも久しぶりに良かった」。
明らかに抜ける球は少なく、ストライクゾーンで勝負できた。カットボールと合わせて組み立て、失点は4回1死三塁で陽川の左越え適時二塁打による1点に抑えた。
直後にはヒヤリとした場面もあった。続くナバーロに2球目を投げバランスを崩した。「左足をひねったような感じになった」。
5回には2死から連打などで二、三塁のピンチにも大山に外角低めのスライダーを振らせた。珍しくガッツポーズを作り、ほえた。
左足が背中や肩肘に与える影響を考慮され、5回でマウンドを降りた。
ファンもまた高校野球のレジェンドを後押しした。この日の2回、バッターボックスに入った松坂に対して、中日の応援団は「ハッピーバースデー」の演奏で祝福。
阪神ファンで埋まるライトスタンドからも大きな拍手が起こった。
松坂世代という言葉を肯定的に捉えられるようになったのは30歳を超えてから。今では「松坂世代ですと言ってくれることが自分の励みになる」と思えるようになった。
そしてしのぎを削ってきた同世代が次々と引退を表明した。村田、杉内、後藤。「いつだって一緒に野球をやっていた同世代の仲間がユニホームを脱ぐと聞くと悲しくなる」。
報告を受けるたび、自らは野球を続ける思いを強くした。打倒・松坂を誓い腕を磨いたライバル、超えていった松坂。育ててもらった甲子園での熱投は世代を支える覚悟だった。
過渡期だからこそ、決意している。「今年はみんなでもう一度集まってもいいと考えている」としたのは、12年オフを最後に大々的なイベントは休止している「55年会」の復活だ。
「今年は日本全国でもいろいろな災害が起きた。声援を送り続けてくれている方たちに、みんなで何か恩返しできることはないか」と話す。
松坂を中心に広がった「世代の輪」は平成最後の年に、
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