EF72

国鉄が交流機のF級の標準版として登場し、青森機関区に配置。
機器はほとんどED75と共通であり見た目もED75のロング版みたいな感じであるが
歯車比は3.83で高速使用になっている。

客貨両用として登場したが、運用は専ら寝台特急ゆうづるメインで運用されていた。
国鉄末期、やはりED75の使い勝手の良さから運用を持て余し気味になり
一部が青函トンネル用に改造された500番台が出現。
民営化後はJR北海道とJR東日本の両会社に継承された。

JR東日本は96年3月、東北地区の電車化によって運用を離脱し
そのまま全機廃車となった。(1号機は利府に保存された)
JR北海道の500番台も2002年、快速海峡廃止を機に全機廃車となった。