キハ81
東北本線特急「はつかり」でデビューした時から上野〜青森間の長距離運用や「はつかり」電車化後も
「いなほ」や「ひたち」での共通運用による長距離運用も多く、また、太平洋や日本海沿岸部を走ることも多かったことや
寒冷地での雪害や塩害による車両の傷みも目立ち、「くろしお」に転用後も海岸沿いを走ることなどから、
車体の金属疲労による傷みや汚れがかなり目立っていた。
使いづらさもあり、1・2・4・6は昭和51年頃からキハ82に置き換えられて廃車となり、
晩年は3と5だけが紀勢本線電化まで残り、3は廃車後、交通科学館に保存された。