初代ビスタカー10000系と同期の名古屋線用特急車6431系 
派手で一時は近鉄一番の最優秀車として君臨したが、変化著しい時代の規格化(座席定員)
の過程で弾かれ異例の短命に終わった10000系と地味ながら端正ではあるが、そう遠くない
将来降格する定めを、生まれたときから以ていたが、落ちぶれた後地味ながら普通に天寿を
全うした6431系 どちらが、機械しては幸せだったのだろうか?

養老線の木造車鋼体化車5000系が南大阪線から同じ木造車鋼体化車の5800系に取って代
わられたのは、各部の痛みより収容力と車体のデザインの古臭さが災いしたかからだろうか?