2006年9月3日 信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20060903/mm060903sha4022.htm
JR手配ミスで臨時列車運休 諏訪の新作花火で計4本

 諏訪市の諏訪湖畔で2日開かれた全国新作花火競技大会に合わせて、JR東日本が
運行を計画していた臨時列車など計4本が、同社が車掌を手配しなかったミスの影響で
運休となった。乗客約700人に影響し、同社は「お客さまに迷惑を掛けて申し訳ない。
2度とこうしたミスがないよう、再発防止に努める」(八王子支社)としている。
 同支社などによると、臨時列車に使用するための回送列車(10両編成)が同日午前
11時47分に豊田駅(東京都日野市)を出発する予定だったが、車掌が現れないため
運転士が東京総合指令室に連絡。やがて車掌が現れ、約70分遅れで運行を始めた。
同支社は手配ミスの詳しい経緯を調べている。
 この回送列車は午後2時10分すぎに小淵沢駅に到着して上諏訪行きの臨時快速と
なる予定だったが、運行できなかった。この影響で、さらに松本発小淵沢行きと富士見
発松本行きの臨時列車各1本、松本発上諏訪行きの普通列車1本が運休した。