1995年の「徹底チェック 特急全列車 西日本版」(中央書院。寺本光照・川島令三著)を古本屋で見つけ
現在のダイヤの所要時間と比較してみた

特急しなの
名古屋〜長野 2時間53分(4駅停車)→2時間53分(8駅停車)
南木曽にも停車する列車でも2時間53分走行だが、381系から383系に変わったことを考慮すると不満の残るスピード

特急ひだ
名古屋〜高山 2時間9分(2駅停車)→2時間17分(3駅停車)
美濃太田停車が増えただけで遅くなりすぎ

特急南紀
名古屋〜紀伊勝浦 3時間22分→3時間44分
停車駅の増加は不明だが遅くなりすぎ

スーパーくろしお
天王寺〜白浜 1時間55分→2時間4分
オーシャンアロー投入でも遅くなるとは。停車駅が増えたとはいえ、振り子機能のない新型特急は
ディーゼル特急時代並みのスピードで情けない。

特急北近畿・こうのとり
大阪〜福知山
1時間25分(3駅停車)→1時間37分(5駅停車)
事故があったので仕方ないか・。

スーパーやくも
岡山〜出雲市
2時間45分→3時間00分

しおかぜ
松山〜岡山
2時間30分→2時間34分

特急うすじお
高松〜徳島
1時間4分→58分
ここは振り子特急導入効果がある

特急かもめ
博多〜長崎 1時間55分→1時間53分
振り子特急導入効果がほとんどない。

特急にちりん・ソニック
博多〜大分 2時間09分→2時間01分
ここは1995年当時も振り子特急だったが珍しくスピードアップ

名鉄特急
新名古屋(名鉄名古屋)〜豊橋
48分(知立通過)→49分(知立停車)
対抗するJRの新快速が遅くなってるからスピードで対抗する必要はなくなってるけど優秀

近鉄特急
大阪難波〜名古屋
2時間4分(津通過)→2時間5分(津停車)
最速だけで比べると一見スピードを維持してるようには見えるが、名阪特急の多くは2時間10分近くかかり遅くなっている