>>29
吊り掛け車の新製当初は、唸り音がしないことがメーカーや、
元国鉄整備などから証言がある。唸り音自体は共振と歯車の隙間で決まり、
低速歯車と高速歯車では低速車の方が音が大きなる傾向で、
尚且つ同じ主電動機で同じ歯車の車輌でも、車輌同士で音が違うことがあると。

明治大正期の電車は基本、600Vや750Vで50kWなど出力が低く、低速運行だから、
現在の路面電車と似たような音に近い。

ちなみに吊り掛け車で一番良い唸り音を出すと言われるのは、
定格出力150kWや142kWの20m大型車より、90kW〜100kW前後の主電動機を採用してる、
17m〜18m車輌の方が良い唸り音を出すと言われている。