大阪地区の211系

113系の非冷房車、試作冷房車の淘汰を目指して、大阪局、天王寺局が86年に本社へ
上申。本社側も老朽具合の深刻さを認識していて、発注寸前まで行っていたが、分割
民営が決まり白紙になった。

当初は、87年度に奈良区に6連×3本、網干区に7連×4本の計画だった(86年9月大鉄
局車両課訪問時に、頂いた資料より)
同時に本線も205系を増備して、2年掛けて玉突きで103系追放する予定だったのだが。
ちなみに同時点では阪和205の投入話は一切なし。その代わり明石103系の玉突きと
東京地区転属車による阪和線の冷房化率向上話はあった。

ちなみに221系の誕生は、この211系計画が没になった代替もある。