日食→JD東海(現JRCP)にいた人によると新幹線の食堂車は部門単体(非車内販売)では
博多開業前の営業開始から2000年の営業終了まで一度も黒字になることがなかったという。
繁盛列車の黒字よりも一部閑散列車の赤字がすべてを食いつぶすパターンだったものの
営業トータルでは車販の黒字で賄えたので大して気にならなかったとのこと。
ただ1980年代に入ったあたりから要員(職員定着)難が加速していたため
東阪間用への非営業列車(G編成)の導入は渡りに船だったようだ。

なお当初の計画では2000年代半ばまでは100系による食堂車営業を続ける見込みだったが
阪神大震災をきっかけにJRに終了の前倒しを要請することになったそうだ。