1992年・・・。日本の鉄路にマイバッハが帰ってきた。それがDF200の初期型です。
国産では大出力ディーゼルエンジンの調達が見込めないと知ったJR貨物は、
新型ディーゼル機関車DF200のエンジンにMTUフリードリヒスハーフェン社製エンジンの採用を決定したのです。

そして、MTUフリードリヒスハーフェンは、DD54のエンジンを開発したマイバッハの後身企業です。

MTU社がマイバッハの直系企業であるとは、鉄道ヲタクでも知ってるものは少数です。
むしろ、今なおマイバッハ=故障しまくりの欠陥機関車DD54の悪印象を引きずっていたため、
JR貨物も、メーカーも、積極的にアピールしなかった、と言うほうが真実かもしれません。

DF200を見たらエンジンのサウンドを聴いてみて下さい。

運がよければメルセデスのブランド品ではない、
まぎれもないマイバッハ直系エンジンのエギゾーストが聴けるかもしれません。