「国電」とあるからには、国鉄制式(国鉄時代以前に国鉄またはその前身の鉄道省〜運輸省により開発された車両)で、国鉄に籍ををおいた車両に限定される。

その中で「旧型」とは、釣り掛け式によって昭和33年までに新製された80台形式までの、車番が5桁(もしくは4桁)で表示された車両もしくはその改造車(一部を除く)に限定される。
ただし、交流・交直流両用試作電車などの一部に、架線電気種別や試作内容を明らかにする意味で、新型表記ながら旧型に該当する例外がある。

205系云々は、後の世代による勝手な解釈であり、正式なものではない。
ちなみに、部内の運転報(国鉄時代の局報)等では、もちろん正式な用法のみ通用する。

205系以前の車両と区別したいなら、たとえばVVVFインバータ制御かどうかなど、制御方式で区別すればよいわけで、正式なものと異なる勝手な解釈の押し売りは、公の場にはそぐわない。