>>349
どういたしまして。

先程Wikiの桜木町事件の項を見たのですが、
63はよく燃える電車だったようです。

>被災した63系電車は、重要な安全部品を省略したり粗悪な代用品を使用した、
>いわゆる戦時設計により製造された車両であった。可燃性材料の多さについては
>戦前期の電車にも共通する部分があるものの、63系では可燃性の塗料や
>ベニヤ板の天井内張りなど燃焼性の高い材料が多用されており、不燃構造は戦前車よりも劣るものであった。

>さらに、63系は電気配線の絶縁の質が劣悪な設計(通常、絶縁皮膜と防護鋼管で覆われているべき室外配線を、
>碍子(がいし)支持の裸電線としていたり、一部の引き通し線を化粧板覆いもなく室内に露出させたりしていた)で、
>このような電流短絡事故の際に必要な保安機器の一部も省略されていた。そのために、
>車体に架線の電流が流れた場合に炎上し易い構造であった。それを示す事実として、
>本事故が発生する以前から、外的要因(本事故では架線切断)がなくとも、小規模な発煙・発火事故を日常的に起こし、
>ひどい場合は全焼して事故廃車となるものさえあった。

最後の事故廃車はソースが欲しいですねぇ。
設計については物が窮乏していたから、こうせざるを得なかったんでしょうが。
あとは中段固定の三段窓と、貫通路が内側に開く構造となっていたことも死者を増やした原因かと。

身延線の方は詳細な記事を見つけることが出来なかった。