>>156
あくまでも私見で恐縮ですが、156に一理あるものの、本質としてはやはり>>153にあるように、非常ドアコックや貫通扉といえると思います。
もちろん窓からの避難によって助かったはずの人もいたはずで、それができれば死者はおそらく半減ぐらいにはなったと思われますが…。
ただし、窓からの避難は女性(若い人の一部を除く)・子供・障害者・老人には、スムーズにはいかないものです。
パニック状態において、成人男性を基準に考えること自体、フェアーな見方ではないことは、危機管理の基本です。
逆にいえば、こだま型151系に始まる特急型電車で固定窓を採用したのは、それで問題ないまでの、別角度からの対策が打たれたからです。
新幹線などは、窓も二重の強化ガラスで、ここからの避難は現実的ではありませんが、客室ほぼ中央の窓下の非常口も含めて、より安全かつ容易に避難できます。

ただ、63〜72系にあってはまだ半鋼製の燃えやすい車体でしたし、確かに三段窓も死者が増えた一因ということで、中段窓も一段分だけ上昇可能に改造されたのは周知のとおりです。