>>650
●封緘された白郵袋と赤郵袋を合納する場合
つまり速達書留の白又は書留の赤合納ですね。これは通常有証郵袋ですので看板は
649でいう@です。書留小郵袋が1本でも入れば何を合納しようが基本的に@。
Bはめったにありませんでした。東門、阪青の本線クラスでは、小郵袋だけで30〜
50本出る局は@で締めて他のものは合納しません。(速達無証が少量の場合は合納
もあり)また、大阪中央、京都中央など他種別のブツを合納をしてはならない局も
ありました。
●速達通常無証が入った白郵袋
速達は白郵袋のきんちゃくの口を結んだだけのものは定型は束、定型外とも原則は
合納できます。書留郵袋や書留小包が入らなければ通常無証、つまりAを付けます。
明石、相生、尾道あたりですと、受け、渡しともに小郵袋のみ有証で、普通通常と
速達を合納して無証で、というパターンが多かったです。
また、Bですが、速達を白きんちゃくに入れずそのまま郵袋に納めたもので、それ
だけの数量がある局、必ず速達のみで締めなければならない大阪、京都、神戸中郵
宛てで用いていました。合納してよい局に合納するか、それぞれ別々に締めるかに
ついては車内のブツの数量を見て受渡、速達、通常の各担務者が相談して決めてい
ました。
●定型外の納入
当時は束することなく、1通ごとにバラで郵袋に納入されていました。
ただ大阪中央の府下・市内分配では足踏み式ビニールひもくくり機では束して郵袋に
納入していたらしく、投げ込み作業がしやすいようにしていると中郵の人から聞かさ
れたことがあります。
●番号印
配達区分は全くありませんが、大阪へ向かう上り便に航空結束があるので番号印を1
〜5くらい標記したゴム印を看板と共に携行していました。何番を押すかは手元の航
空結束表を参照しながら慎重に押していたのですが、阪青上一なんか結束先が多数あ
って、ブツの出ものを見ながら、看板の色、無証であるか、何番かなどを間違えなく
するのは煩雑で米原⇒京都は神経が参ったものです。ゴム印はほかにも、大型、空印
年賀(季節限定)があり、赤鉛筆や黒の魔法えんぴつなども駆使して多種多様の看板
を車内で作ったものです。