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仁堀航路、知ってますよ。4回程乗ってます。
当時は1日3往復「瀬戸丸」という小さなフェリーが就航していました。
どちらも駅から徒歩で10分前後とそこそこ離れていて、列車との連絡も特別考慮されている訳ではなく、
駅に着いた時間で次の列車が“連絡列車”という感じでしたね。
桟橋へはふつうの港町の民家の間の路地を案内版に従って行くと桟橋に出ました。
とても「連絡船」という風情ではなく、その辺りの島へ往復するようなフェリーという感じでした。
晩年は「安芸丸」という若干大きくなったフェリーに変わり、1日2往復に減便されました。
なお、この「安芸丸」は後に宮島航路へ転用されていますね。

何でこの仁堀航路に乗ったかといえば、一応「国鉄全線完乗」ということもしていましたから、
当然鉄道ではなくても「国鉄」である以上無視はできなかった訳ですね。
あとは、いわゆる“一筆書き”のきっぷを作るに当って、四国をうまく回るには、
この仁堀航路を必然的に入れなくてはならなかった訳ですよ。
「西鹿児島→稚内」なんていうきっぷを作った時も、この航路は外せなかったですからね。
実際に乗らなくても、そういう都合でこの仁堀航路を利用した人は多かったと思います。