大阪発の夜行に乗ったのは、田舎の佐世保に行った時(1974年頃)の「あかつき」
がある。当時、福知山線の伊丹駅から大阪に向おうとしたのだが、伊丹駅で
大雪のため(12月の末頃だった)、汽車(当時DD54牽引の客車)が来ずあわてて
阪急で三宮へ向かった。どうにかぎりぎり間に合い、三宮の南側(外側)のホームに
「あかつき」のヘッドマークを付けたEF58が、すごい音を立て、突っ込むような感じで
入線する様は子供心に今でも怖い記憶がある。そして、30年以上たった今でも
初めて乗った寝台車の空気のにおいの記憶が今でもある。
翌朝、鳥栖で停車時間がしばらくあって、ホームで駅そばを食べた記憶がある。

2回目は中学の時、1980年ころ、友人と旅行に行った時に新大阪発博多行きの
583系明星に乗った。583系に乗ったのはこれが初めてで興奮して岡山まで起きて
いた。岡山駅に入るとき、東京方面に向かうBTが見えたのだが、それが何なのか
今はちょっとわからない。(0時近くか、過ぎてたかもしれない)。

3回目は大学受験(長崎大学を受けに)再び「あかつき」に。1988年だった。
なぜか座席車両がついてたので少しでも安いほうがいいと思って、寝台に
乗らず座席で行ったのが悪かったのか落ちてしまった。

この前、書店で時刻表立ち読みしたら、ほんと味気ないというか寂しいというか
夜行列車がないとつまらない気がした。