212 :名無しでGO! [sage] :2008/10/29(水) 21:08:07 ID:EtDPYFkz0
個性派の関西私鉄・・・といわれるほど、関西大手民鉄はブームに流される事なく昔から特徴的な顔の車両が多いです。
しかもそれは従来からのデザインやカラーを崩す事なく伝統や個性を守り続けています。そんな考え方はベンツやBM
Wなど、まるで欧米のクルマメーカーのようです。そんな中でも従来の概念を捨て、ステンレス車も導入している南海
電鉄のみが関西大手民鉄の中では唯一関東的な考え方でしょう。

関西大手私鉄の車両の大きな特徴は、
@ヘッドライトが運転窓上部にある。
Aテールライトとフォグランプ(急行灯・通過灯)を運転窓下に設ける。
B前面貫通スタイル。
Cアルミ・ステンレス車体でも無塗装ボディーはやらない。
(大震災復旧用に製造された阪神9000系は例外)

とういう以上の4つの点。これらの概念は関西私鉄以外ではあまりないです。

なお関東では、京急600形以降の車両がこれに当てはまり、これらの条件を満たす「関西スタイル」です。
またBまでならば京成新3000形、北総7000形などが当てはまります。
不思議なことに、京急・京成・北総は関西私鉄に多い標準軌(1435cm)。逆に関西で唯一関東的なデザイ
ンの南海は、関東私鉄に多くJRと同じ狭軌(1067cm)なのです