【テンプレ27の2】 2018年3月30日改定

ひっそりとドコモがMVNO卸回線帯域の接続料金(仕入原価)を
2018年3月23日に改定したがたった18.00%の値下げの焼け石に水となった
しかも総務省肝入りでMVNO普及の為、大幅値下と息巻いていたのにだ。

10Mbpsの回線帯域が月額553,350円(税別)であるが。
これを何人でシェアすれば採算が取れるかよくわかるはず。
例えば最安SIM298円の内、200円を回線帯域費用に使ったとしても
553,350円÷200円≒2,767人が最低必要になる。
その2,767人が同時に負荷をかけると10Mbps÷2,767≒3.6kbps の激遅(笑)
1人に200kbps出すためには10Mbps÷200kbps≒50人で定員となり
553,350円÷50人≒1万1,067円も必要になりキャリア高速よりもバカ高くなる!
何と1人当たり200kbpsで1万1,067円も必要になるのは詐欺的なキャリアの都合で
いかにMVNOに不利な回線帯域貸し契約を押し付けているかがわかる。
0SIMの場合、500MB未満は完全無料なのでさらに厳しい現実が理解出来る。

この10年で回線帯域料は20分の1以下に下げても速度はまったく改善はしていない。
POIスループット=契約回線帯域(全国のスループット合計)
キャリア接続点(POI)は契約回線帯域によって制限される為、減速イメージ
としてキャリア接続点(POI)から全国の基地局へ水道管が繋がり共通の
蛇口という回線帯域で絞られるので全国どこの基地局でも速度の制限を受ける。
キャリアはキャリア接続点(POI)が全国の基地局に分散しており全国の
基地局の水道管は蛇口という回線帯域で絞られないので全国どこの基地局でも
仕様上のフルスピードとなるので平日昼混雑時でも平気で60Mbpsも出る。
これが現在のMVNOの宿命でこれを打破するには回線帯域料を下げても焼け石
に水で大きな改善は無理で回線帯域貸しではなく通信容量の従量で貸せば
速度はキャリと同等に改善するが自分の首を絞めるので当然拒否する。

キャリアにとって24時間使っても使わなくても回線帯域料が入るので
遊んでいる回線帯域で大金が入る訳でキャリアはウハウハが事実である。