続きだが、今回製作所は約1兆円の売上増となる買い物をした。つまり、売上の現状維持を図るとしても、1兆円規模までなら売上を失えるということ。
それとクラリオン売却、金属のアルミホイール事業、AMSのパワステ事業と立て続けに自動車関連事業を売却。 自動車ビジネスでも何でもかんでも持つのは放棄したということが鮮明になった。
ならば答えは簡単なのかもしれん。
不採算の自動車ビジネス関連製品の売却。
不採算の分だけな。
これしか無いだろう。
金属とウチを売却するのもありだろうが、製作所の幹部は少しでも高い値段で会社ごと売りたいのではないかと思う。
そこでやっぱり、2社にとっても主力ではない自動車ビジネス関連製品となりそうな気がする。
ウチだとやっぱりアレしか無いんと思うんだが、言わんとくわ。
それはそれとして、ウチだと他にはエネルギー、診断薬、再生医療は他とのシナジーが無いので本来はとても売りやすいはず。
ただ、どれも近年多額の買い物をし、これらを成長させると大見得を切っていたので、売るとしたら経営陣は総退陣だろ。 なかなか売れんだろうな。
となるとやっぱり自動車事業方面になってしまう訳だ。
オレもこんなシナリオはイヤな感じだなと思うが、これは避けられないような気がしてならない。