富士山噴火で最も恐ろしいのは、火山灰。
火山灰は、灰とは名ばかりで実際はガラス繊維で出来ている。
↓のNHKに寄稿している東大教授の論文の地図によると、初期の爆発的な噴火だけでも、ファナックのある忍野村には2メートルから3メートルの火山灰が降灰する。

第7回  富士山宝永噴火のような爆発的噴火が現代に起こったら?
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20131014.html

しかも、初期の爆発的な噴火が収束しても、噴火自体が何十年も続き、噴火のたびに火山灰は降灰する。
桜島では小規模な噴火は2006年から続いている。
勿論、小規模な噴火だから、東京などには火山灰は到達しないけど、忍野村近辺には当然降り注ぐ。
昼なのに噴火のスモッグで、太陽光が閉ざされ真っ暗。
夜は、噴火の轟音と地響きで眠ることすらできない。
雨が降れば、ブラックレイン。
日干しもできず、窓を開けることもできず、閉じっぱなし。
密閉していても、隙間から入り込み部屋の中は火山灰だらけ。
外出すれば、服や髪にべっとり火山灰がへばり付き、帰宅するたびに服の洗濯と髪と体の洗浄をしないといけない。
車の中にも火山灰が入り込み、車内はざらざら。
火山灰は電気を通すから、送電線に降灰すれば漏電を起こして停電。
下水道設備も火山灰の流入により、処理不能となる。
しかも、火山灰は噴火のたびに降り注ぐわけであり、せっかく除去したところで、翌日火山灰が降灰すると、元の木阿弥。
経営的な被害も甚大で、スマホ・パソコン・テレビ・洗濯機などの中にまで入り込んで、修理ができないような故障を引き起こすから、
ファナックの製品である精密機械のロボットならなおさらで、ロボットを生産しようにも、ロボットを生産するためのロボットが故障している。
さらに、健康被害も甚大で、火山灰を慢性的に吸引することにより、一生涯残る白内障や喘息などの呼吸器障害は必至で、
さらに、火山灰はガラス繊維で出来ているから、アスベストみたいにガラス繊維が肺胞に突き刺ささり、じん肺になるのは不可避。
東京では通年で降灰しないから、職業性のじん肺のようにはならないが、慢性的にさらされるファナックマンはそうではない。
じん肺になったら、「買い物に行く」「部屋を掃除する」「オナニーする」「料理する」という日常生活を送るだけでも、
激しい息切れ・動悸・呼吸困難に襲われ、まともな日常生活を送ることすら出来なくなり、じん肺になったら酸素ボンベを吸引することになる。
現代の医学では肺胞は修復できないから、肺の移植手術しかない。
しかし、ファナックマンの従業員数のドナーがいるかどうかは別問題で、さらに拒絶反応を抑えるために免疫抑制剤を一生服用することになる。
しかも免疫抑制剤を服用すると、ウイルス性の癌の発症率が健常者の数倍まで跳ね上がる。