工場死亡事故で立ち入り調査ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025446811.html?t=1393148003461
阿南市の鉄鋼メーカーの工場で、作業中の男性社員が熱せられた合金鉄を浴びて死亡した事故で、労働基準監督署
が23日、工場に立ち入り、事故の状況を調査しています。
22日午前5時半ごろ、阿南市にある「日本電工」徳島工場で、およそ1300度に熱せられた合金鉄が容器からこぼれ、
近くで作業をしていた社員の多田一輝さん(23歳)が合金鉄を浴びて死亡しました。
事故を受けて、阿南労働基準監督署は、23日午前9時半すぎから工場への立ち入り調査を行っています。
工場によりますと、合金鉄が入った容器は、炉からクレーンで運ばれた後、器具で台に固定する作業が行われていて、
多田さんは、容器から1点5メートルほど離れた場所で器具を動かすボタンを押す操作を行っていたということです。
労働基準監督署の監督官などは事故のあった工場の建物に入り、責任者から、容器の状態や多田さんと容器の
位置関係などを聞き取っていました。労働基準監督署は、調査をもとに、事故の原因の特定を進めることにしています。
02月23日 12時18分