0156鏡の向こうの名無しさん@転載は禁止
2015/12/18(金) 23:21:43.71ID:QECYtLXTブロンドのレディ 交差点みつめて
道端で新聞かかえた プエルトリコの
少年は ダイムを数える
君から届いたエアメイル
ながめて暮らしたこの街にも
なじみの笑顔がふえてきた
元気でいるか それが聞きたい
一日止まることのない 回転ドアに
行き交う 男たちの影
遠く離れたこの場所 他人の息づかい
さえ なつかしく思う
今頃 君は眠りについて 時計は別々の
時刻を指す 逢えないぶんだけ近くなる
目を閉じればすぐ隣りまで いくつもの出会いから ほんの少しの友達ができたよ うまく生きてゆくのは あいかわらず下手だけど