また、母親が同じ兄弟なら4.3倍のリスク、父親が同じなら2.9倍のリスクと言う事は、
発達障害に関して母親側の与える影響の方が父親の1.5倍と言う事を示している。
しかし、これは単純に遺伝の影響が1.5倍と言う事を意味するのではない。
子供に与える先天的な影響は、妊娠中の母体の状況などがあるし、父親より影響が大きいのは、
むしろこう言った要因のためと考えるのが自然だろう。
何が言いたいかというと、>>1のような高率で父系母系関係なく親族全部に伝播して行く
発達障害の遺伝みたいなものは、これまでの研究からは考えづらいんだよね。
障害が出ると祖父のように知能が低く、でない場合は次女のように知能が高くなると言った
具合に極端に振れるのは自閉症の遺伝の典型的パターンでもあるから、遺伝的背景も
あると思うけど、母親側が育ってきた環境によるストレスもエピジェネティックな機構を
通して影響を与えてそうな気がする。
祖父DVー祖母のストレス遺伝子onー相乗効果で母親毒親化ー兄DVとの相乗効果で1のストレス遺伝子on
みたいな感じで。1の旦那と1は子供にもっとまともな環境を与えているようだから、
次の世代では負の連鎖は止まるんでないかな。