そこでも私は取り越し苦労扱いされ続けた。
「だってお子さん太ってないじゃないですか」
「四六時中とおっしゃいますけどお子さんさっきから一言も
お腹好いたって言ってないですよね?」

まるで私がおかしいといわんばかりだ。
相談機関から行政の担当者に連絡がいって私が育児ノイローゼじゃないかと心配された。

ええ、ええ。
育児ノイローゼだと思いますよ自分でも。
だって朝から晩までひたすらこの子の食欲と戦うこと24時間×3年半ですもの。キレるわいい加減。
でも、それは順序が逆なんじゃーーーー!
育児ノイローゼだから気にしてるんじゃなくて子の食欲が異常だからノイローゼになりそうなんだっつーの。

さて、悔しくてたまらないが現状での結論を言おう。
我が子4歳。
子供の発達に関する専門機関にて脳障害の可能性を指摘された。つい数日前の話。

そういう専門機関があることまで調べついてもそこで診てもらうのは容易じゃなかった。
一人当たりの診察時間を軽く1時間~1時間半はとるそこで診てもらうためにはどこかからの紹介状が必須。
それなのにどこの小児科医も一笑に付して紹介状を書いてくれなかった。
「そういうのは大学病院から紹介してもらわないと」と言いながら大学病院への紹介状もなかなか書いてもらえなかった。

プッシュしてプッシュしてプッシュしてもーーー本当に必死にプッシュしてその私のあまりの必死さに
「これは母親がおかしい」と判断されたことにより
「母親の安定のために」とかいう理由で私の精神科受診つきでようやく得られた専門医の受診機会だった。

そこへ行き着くまでに
「いるんですよねぇ、こう、なんていうかいろいろ調べてそうだと思い込んじゃう人」とか
「そんな珍しい症例もってこられてもpgr」とか
「そんな病気そうそうないですから」とか。
「お母さんが神経質になりすぎるからお子さんストレスなんじゃないですか」とか。

pgrされ続けながら必死に主張し続けてきた結果がコレですか。
脳への障害?
私の気のせいちゃうやんか!!!!

865に書いちゃったけどこないだやっと専門医に診てもらえた。
小児科医はね・・・最後まで「異常なし、気にしすぎ」って言ってたよ。
紹介状なしで大学病院受診もしてみたけどやっぱり「気にしすぎ」って。
結局あちこちで押し問答して行政の発達相談で涙ながらに訴えて「そこまで言うなら」ってことでやっと診てもらえることになったの。
奴らは明らかに母が精神疾患って決め付けてたっぽいけどね。

結局、専門医によるとそれは脳に特定の障害というか特性のある子にありがちな「こだわりの一種」だと。
この子はたまたま食にこだわったのでしょう、と。

ちなみに我が子は他に特筆すべきような異常はなかった。基本的には。
むしろ頭がいいとか、手先が器用とか、羨ましがられることが多かった。