目の動きで統合失調症判別 大阪大、早期発見に
【共同通信】 2014/11/07 5:15:28

物を見る目の動きから、統合失調症かどうかを判別できることを大阪大と京都大のチームが7日までに
発見した。チームの橋本亮太大阪大准教授(精神医学)は「早期診断法の開発につながる」としている。成果は
国際的な精神医学誌電子版に掲載された。

チームによると、精神疾患は検査などによる客観的な診断が難しく、医師により診断に違いが出たり、患者や
家族に具体的な検査数値を示して説明しにくかったりすることがある。

チームは統合失調症患者の目の動きに着目。画像や動画を自由に見てもらった場合、健常者に比べ、視線の
動きが極端に少ないことが分かった。

ソース: http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110701000556.html
画像: http://img.47news.jp/PN/201411/PN2014110701000701.-.-.CI0003.jpg
 (画像を自由に見たとき、視線の動き(画像上の線)が健常者(右)に比べ、統合失調症の患者は極端に少ない
 (大阪大提供))