>>92
簡単に言うと、ご存知のように有毛細胞は約2万個(生誕時約3万個)あるのに対し、人工内耳ではたったの20個の電極で補っているため能力の限界がかなり低い。
肉声でも声の調子で誰の声なのか、男か女か、また若い人なのか年配なのかも非常にわかりにくくなる。

人工内耳の目的は音を取り戻して会話がスムーズに出来るようにすることですから音楽は二の次でした。
しかし「音楽を再び聴きたい」という声が多いので、今は音楽にも特化した人工内耳が開発され、一部で実用化されている(日本では未承認)
それでも音楽を100%楽しむことなど不可能なのですから。