野村克也の本に書いてあった話。
野球選手で同じぐらいの素質があるのに成功する人と、成功しない人がいるが、
その差はその選手の野球に対する真摯さ、さらにはその選手の人間性の差だそうだ。
普段から真剣に練習に取り組んでいるか否か、あるいは日常まわりの人たちに対してどう接しているか、
そういう姿はまわりの人間は日々見ているので、
野球人としても、ひとりの人間としても真摯に生きることによって、
まわりの人たちの中に「あいつを応援したい」「あいつと一緒に野球やりたい」
という気持ちが自然と芽生えていい方向へと向かう、とあった。
良くも悪くも結局は「自分」ということ。
自分の資質を生かすも、殺すも、最後は自分の振る舞いひとつ。