小母さん達がどんなに影響力や人気があろうと、小母さんが5人いたら、5人の将来有望な若手・中堅が切磋琢磨の機会・営業上の自己PRの機会を奪われるという事実に変わりはない。
Pリーグはボウリング界の将来を担う若手ボウラーの発掘と、若いファン層の拡大を目的としたプロジェクト。
事実、Pリーグ発足記者会見で、姫路が
「小学生のなりたい職業第1位にプロボウラーやPリーガーと言ってもらえるよう、今、私達が出来る事を、全力で頑張りたい」
と宣言している。
小母さん達は既存のファンの繋ぎとめ役は務まっても、若手ボウラーの発掘と、若いファン層の拡大には何ら貢献できない。
だから中谷にしても、金城、谷川にしても、小母さんになってから降板していった。
大功労者の吉田にしても、遅きに失した感はあったが、惜しまれつつ降板した。
にもかわらず、44歳、41歳、40歳、39歳、36歳の小母さんが居座っている、その厚かましさと鈍感さはさっぱり理解できない。