石川遼君は4番ホールのティショトをひっかけて、左の下り山林斜面に落とした。
カート道路から数メートルだったが運悪く、大木の根元のコースの裏側に転がり落ち、木の根が多数浮いていて、誰が見てもアンプレヤブルの状況だった。

多くのギャラリーがボールを取り巻きどうするか待ったら、彼は競技委員を呼んだ。
程なく競技委員長の山本千秋氏がマーシャルカーでやってきて、アンプレヤブルの救済措置を指で示しながら指示した。

どうするか見ていたら、止まっていたボールの位置と、そこからドラーバーで1クラブ分を離し、それぞれティペッグを挿し、球をプレースせよと指示した。

昔からアンプレヤブルは2クラブで、ドロップが基本ではないか。今度の新規則でも本質は変わっていない。
こんな有様ではお金を払って見に来ているお客に失礼であろう。大変興ざめし残念だった。