前スレにレッスンプロについての記述があったので、PGAの「ティーチングプロ」資格取得までの経緯を皆様にお伝えします。

今はどうなっているか分かりませんが、私の時代(パーシモンヘッドに糸巻きボールの時代。ツーピースボールとメタルヘッドが出始めた頃)は
研修会入会テスト(77までが合格)を経て
年間8回の研修会の平均スコアが77,0以内を
5年間キープすることにより、各地区ゴルフ場支配人会からの推薦が得られます。

そこから東京でPGA役員と面接。

合格すれば実技試験。

全国から140名余りが実技試験に挑みます。

時期は3月だったから、雪国から来る人間には
不利だった覚えがあります。

確か70位迄が合格。タイの場合はカウントバックだったかな。

はい、ここからが大変で、1年間内に東京、大阪、静岡2回の座学試験と実技試験があります。

東京、大阪は座学で、朝9時から夜9時まで、ゴルフ原論(主にルール)、運動生理学、物理学、救命医学、栄養学などを学びます。

その後、レポート提出があり、そこでも振い落されます。

静岡は2回。実技を学びます。まずは基本的な動作の説明。その他バンカー、ショートゲーム、インテンショナルスライス、フック。
ボールの高低の打ち分け、これらを皆の前でわかり易く簡潔に言う試験があります。

晴れて合格すれば、PGA入会金30万円を振込んでPGA会員になる訳です。

旅費、宿泊費含めて180万円程の費用がかかります。

当時の平均スコア77を5年間キープするのは大変だった。

プロゴルファーになりたいと、ゴルフ場に勤務した、述べ100人に一人がティーチングプロに、500人に一人がツアープロになる事ができたように思います。

今ほど、少子時代ではありませんでした。

だからこそ、あの「前倒し」には違和感を覚えざるを得ません。

それからYouTubeのあの還暦間際のオッサンとはYouTubeを通して何度か会話しています。

「お前」呼ばわりされましたね。

スクショしてあるので公開します。

あのオッサン、都合の悪い投稿は削除してます。