>>825
荒削りですまん、こんな感じでいいか?


(前回の嘘から約30分経過…そろそろですかね)

バンッ

「メニャーニャ!聞いてくれ!」
「…気持ちいいくらい予想通りに動きますね先輩は」
「へ?」
「なんでもないです、今度は何ですか先輩。
 筋トレしてるこたつドラゴンさんでも見ましたか?」
「あ、そりゃ確かに見てみたい…って違う!
 おほん…実は私、シノブと付き合うことになったんだ」
「………は?」
「付き合うって言っても、フィールドワークに付き合うとかそういうオチじゃないぞ。
 男女の付き合いね。私達の場合女女だけど」

(え?男女の付き合いって…えぇー……)
「はぁ…先輩、すみません」
「お、なんだよいきなり謝るなんて。もしかしてショックを受けて…」
「今までみたいに騙されたふりをしてからかいたかったんですが…
 シノブ先輩巻き込んだ挙げ句そのレベルの嘘って…正直どん引きです」
「おーい!?」

ガチャッ

「もう、メニャーニャもあまりエステルをからかっちゃ駄目よ?」
「あれ、シノブ?」
「廊下を歩いていたら、2人に名前を呼ばれた気がしたから、ね」
「シノブ先輩からもなんとか言ってやってくださいよ。
 デーリッチさんレベルの嘘しかつけないこの先輩に」
「デーリッチにも私にも失礼だろその言い方!」
「あら、エステルは嘘なんて言ってないわよ?」

ギュッ

「お、おい…!しのb」
(……待てよ?これはシノブも協力してくれるってことだよな?
好都合だ、これならメニャーニャにも一泡吹かせられる!)