まず、オンカジはイカサマだから
どんなにルックしたところで勝てない

イカサマがないなら
勝てる確率は五分五分だが、それはあくまでフラットベットでランダムに賭けた時の勝率ベースの収益率の話だろ?

チップの上げ下げをしながら、こういう時はこう賭けた方がいいという豊富な経験則に基づくアノマリーをしっかりと有し、乱数の必現としての連敗をいかに微傷で凌いでいくか、丁半博打とは総合的な戦略で配当率がプラスに振れたら勝ち逃げする、そういう性質のゲームなんだな。だから、十分なシミュレーションが必要だ。俺はこの道15年の、そこそこ古参だが、これだけは言える。経験の量は必要だけど、経験から学べなければ意味がない。つまり、経験は量よりも質だということだ

乱数の出目はどんな特徴があるのか、連敗はどのくらい起きるのか、平均連敗率は?連敗の頻度は?最長連敗数は?ルーレットの赤はどれくらい連続する?バカラのバンカーが一番連続するのは何回?勝負勘はそういう皮膚感覚になった確率傾向認識の集大成から生まれいづる。同じようなミスは何度もするよな。それをやらないようにするためには、なぜそのミスをいつもやらかすのか、深く掘り下げねばならないのだ

カジノゲームには決め打ちで勝てるような必勝法はないが、それがなくても勝つゲームなのだ。必勝法がなければ勝てないからやらないというのは、カジノゲームへの取り組み方、アプローチの仕方、切り口が違うんだな。正面からではなく斜めから入っていくもの。カジノギャンブルがセンスと言われるゆえんは、着眼点がすべてだからだよ。