ボルトは今回が引退レースであり、優勝して陸上界を去りたいという思いがあるようですが、実際はかなり不安要素が多いと思います。
かつては圧倒的な強さを誇ったボルトですが、世界記録である9秒58を出したのは8年前であり、その後もオリンピックで優勝をしていますが、近年では僅差での勝利が多くなっています。
また、今期のタイムは7月21日に記録した9秒95が最速であり、全盛期のような飛び抜けた強さは感じません。
(9秒95のタイムでこの時は優勝していますが、2位とのタイム差は僅か0.03秒であり、楽勝だったので流したということはありません。)
今回は200m走には調整不足で出場しないことになっており、やはり万全の体制ではないのでしょう。
他の選手にも大いにチャンスがあると思います。