3月前半 青山五行

(全体)
春の陽気を感じる3月になりました。
3月は大きな天空のイベントがあります。

先ずは、3月7日に土星が数年ぶりに星座を変えます。
水瓶座から魚座へと移動して行き2026年の2月13日までの滞在となります。(途中で一旦は牡羊座に入りますが逆行のため魚座に戻ります)

そしてメインイベントは3月24日の冥王星の水瓶座移動です。
こちらの解説は3月後半の概況に譲ることにして、ここでは土星の魚座移行を中心に進めてゆきます。

1日 牡羊座にて金星と木星が重なり3月が始まりますので、何となく心弾む春のスタートといった雰囲気であります。

3日の桃の節句には、魚座の太陽と蟹座の月が調和してしっとりとした雛祭となります。
同日、水星が魚座に入り太陽と同一星座、インスピレーションなどが湧き易い時です。

6日 正午過ぎに月は乙女座へと入り、魚座の太陽と星座的対峙となって、満月域を形成します。

7日 20時頃に土星が魚座へと入ってきます。
そして21時40分には満月も形成され、何となく心に感じるものがあるようなときとなるでしょう。

「トランスサタニアン=土星以遠の大惑星」が星座を変えるときには何らかの社会的変容が起こるとされております。
大きな時間の流れから見れば、冥王星が24日に山羊座から出て水瓶座に入るのも、何かしらの変動の始まりとも言えるのです。

魚座とは精神の先にある「魂」といったものを表します。
宗教的なものや人智の外にあるものを意味しますので、心の奥底で表面には出ないまでも、ゆっくり大きな変容が始まるという暗示なのです。

この時点で魚座には太陽、水星、土星、海王星と並んでおります。
海王星は魚座の守護星であり2026年1月26日まで魚座に滞在します。

その間に一旦は牡羊座へ入って、また戻るといった逆行があります。