1/9 - 1/15 BRUTUS 七嶋ナオ
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今週の空模様

「『政策』という観念は、他者に自分たちの意向を強要する国家や統治機構の存在を前提とする。それは特権階級によってでっち上げられたもので、『人びとが自らの問題を解決する』という本来の政治とは相容れない。」──『くらしのアナキズム』松村圭一郎

今週、一番注目の天体運行は、13日に火星が順行に戻ることです。
ただし、逆行から順行に戻るとき、「ステーション(留)」と呼ばれる状態になります。

山伏が火渡りするときは足早に進み、立ち止まることはありません。
しかし、「火星のステーション」は、熾火の上で立ち止まっているかのようなイメージなのです。

ステーションの期間は13日をピークに前後3日間(9日〜16日)と、今週はまるっとステーション状態にはまっています。

この「火星のステーション」に対するアスペクト(他の天体が火星と作る角度)が重要になってきます。
基本的に、土星と火星はマレフィセント(凶)の性質を持ち合わせており、金星と木星はベネフィット(吉)の性質があるとされています。

マレフィセント(凶)な天体と他の天体との凶角度が起きる場合のイメージは、世界を揺るがす災いや事件。
ベネフィット(吉)な天体と他の天体との吉角度の場合、大きな転機、歴史的な発見、新技術の開発成功などがイメージできます。

また、このステーションする場所には、占星術上で大きな影響をもたらすといわれているロイヤルスター(王家の星)であるアルデバラン(恒星)がいます。
アルデバランが関わるとき、「誠実さや高潔さがあれば、天の助けを得ることができ、競り勝つ力が手に入る」といわれています。