備考 (天中殺)

私の勝手な見解ですが、「天」は、宇宙万物・自然をあらわし、
その活動は決して停滞することなく健やかに創造変化してゆく。 
「天行は健なり」(易−象伝)といいまして、
非常にスムーズに極まることなく変化してゆくものである。 
また、「中」は、相対立するものの間にある矛盾を解消し、
統一・融合させて一歩高みに進化することをいう。 
それが上手く発展できないと中毒ということになる。

天中は、絶えることなく創造発展が非常に健やかに化してゆく。 
それが殺となる、
すなわち、今まで非常に健やかに変化していたものがスムーズに変化しなくなる。 
ギスギスして、滑らかな変化が及ぼされない、ギスギスとした、或いは極端な変化となる。
 ゆえに、トラブルも多くなる。 天中殺になると、未来に向って健やかに変化しない、
ならば後ろを振り返り、今まで創造してきたものを整理整頓するのがよい。